NICOS cup GT All Star Race
11.17sun at Central Circuit


| CENTRAL Circuit - 2.804km | 曇り Cloud | Course Condition : ドライ Dry | Start Time 09:30〜 |



白熱のワンラップ・アタック!
セントラルの初レコードは鈴木利男が刻む


GTオールスター戦のレースディの朝は、非常に冷え込んだ。雨の心配はなさそうだが、空は一面雲がかかっている。
8時20分から20分間行われたフリー走行では、スカイライン勢が好調だった。No.3ユニシアジェックススカイラインは田中哲也がドライブし、1分16秒238の好タイムを記録。走行終盤までトップに立っていたが、最後にNo.2 ZEXELスカイラインの鈴木亜久里が1分15秒935とただ1台15秒台に入れて逆転。このまま走行時間を終えた。これで、No.2、No.3、そして3番手にはNo.556 KURE R33の鈴木利男と上位をスカイラインが独占した。

練習走行で好調だったNo.25 FEDEX 300ZS-GTSは、フリー走行でコースインした直後にミッションからオイル漏れが発生し、1周もせずにピットイン。その後も走ることができなかった。また、このフリー走行でGT300クラスのトップタイムを出したNo.26 タイサンスターカードRSRも終了直前にミッションを壊した。この2台はこのトラブルの修理のために予選には出走できなかった。




 予選は通常のシリーズ戦とは違う『トップ・クオリファイ』方式で、9時30分から行われた。このトップ・クオリファイ方式は、チームの代表ドライバーのドライブで1台づつコースに入り、3周のウォームアップの後の4周目にタイムアタックを行うというもの。

 定時にNo.1カルソニックスカイラインから順にタイムアタックを行った。3台目にアタックを行ったNo.556 KURE R33の鈴木利男が1分15秒231と15秒前半の好タイムを記録。これが後続の目標となった。続くNo.36カストロール・トムス・スープラの関谷正徳はわずかに16秒を切れなかった。5番手にアタックに入ったNo.2 ZEXELスカイラインの鈴木亜久里も果敢に攻めて1分15秒795をたたき出す。続くNo.3ユニシアジェックススカイラインの田中哲也も1分15秒822を記録するが、No.3利男のタイムには届かなかった。

 予選の間は12度前後と気温が低く、タイヤが暖まりにくい状況で各車トラクション不足で苦労してようだ。また、No.1カルソニックスカイラインのアタック時に信号装置の故障があり、通常のタイムアタックが行えなかったということで、全車予選終了後に再度のアタックを行った。

 GT300クラスではNo.7 RE雨宮SuperG RX7の山路慎一が1分20秒958でトップに立つ。続くNo.70外国屋アドバンドリブポルシェの星野薫はなんと周回数を勘違いしてしまい、アタックラップにピットし、タイムを無効にしてしまった。最後にアタックしたNo.910ナインテンポルシェもNo.7には届かず、No.7山路がクラス・トップタイムとなった。

 16日の練習走行で好調だったNo.25 FEDEX 300ZS-GTSは、フリー走行でコースインした直後にミッションからオイル漏れが発生し、予選を走ることができなかった(このあとの決勝も欠場となった)。また、このフリー走行でGT300クラスのトップタイムを出したNo.26タイサンスターカードRSRも終了直前にミッションを壊した。この2台はこのトラブルの修理ために予選には出走できなかった。



Pole Position Interview


No.556 KURE R33
Toshio SUZUKI


鈴木利男(GT500クラス予選1位):「初めてのサーキットを走るのは好きなんだ。カートをやっている時から、初めてのサーキットに行った時は5周以内に自分のベストタイムを出すように、と思っていた。ここでポールが取れてうれしく思っている。公式戦ならもっとうれしいけどね...。でも1分14秒台は行けたと思う」


No.7 RE AMAMIYA
Shinichi YAMAJI

山路慎一(GT300クラス予選1位):「思いどおりのタイムが出ました。昨日21秒台が出ていたんで、今日はうまくいけば20秒台までいけるかなと思っていましたから。タイヤは、フロントはまあまあ温まっていたんですが、リアはちょっと温まりきっていなかったんですけどね。タイサンが走りませんでしたけど、昨日からウチがずっとトップでしたから、予選でもトップ取れる自信はありました。今年は1回も勝っていませんから1回くらい勝ちたいですね」

決勝レース(72Laps)は14時スタート予定。





No.C-PosDriverMachineTimeBehind
1556GT500-1鈴木 利男KURE R331'15.231
22GT500-2鈴木亜久里ZEXELスカイライン(R33)1'15.7950'00.564
33GT500-3田中 哲也ユニシアジェックススカイライン1'15.8220'00.591
437GT500-4E.コマスカストロール・セルモ・スープラ1'16.0950'00.864
536GT500-5関谷 正徳カストロール・トムス・スープラ1'16.2110'00.980
61GT500-6影山 正彦カルソニックスカイライン(R33)1'16.5460'01.315
7100GT500-7土屋 圭市ADVAN BP NSX1'16.6450'01.414
834GT500-8松田 秀士STP タイサン ポルシェGT21'16.9360'01.705
939GT500-9O.グルイヤールサードスープラGT1'17.5930'02.362
1030GT500-10山田 洋二総合警備 PORSCHE1'17.9160'02.685
117GT300-1山路 慎一RE雨宮SuperG RX7(FD3S)1'20.9580'05.727
12910GT300-2袖山 誠一ナインテン ポルシェ1'22.0570'06.826
以上予選通過
1370GT300星野 薫外国屋アドバンドリブポルシェ計測不可
26GT300新田 守男タイサンスターカードRSR出走せず
25GT500影山 正美FEDEX 300ZX-GTS出走せず

予選通過基準タイム(総合130%):1'38.301 (GT500 110%:1'23.178 / GT300 110%:1'29.658)
参加台数15台 出走台数13台