GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round6 CP MINE GT RACE


No.4



10.1 sun. - Race


決勝スタート直前情報(10月1日 13時30分現在)

■天候:晴 路面状況:ドライ 気温:31℃ 路面温度:40℃
■入場者数:決勝日(10日)3万2,900人(予選日 9,600人)





リタイア(GTインサイドレポート班調べ)
No マシン 原因 周回数
2 カストロール・ニスモGT-R クラッシュ 0L
8 ARTA NSX クラッシュ 0L
30 綜警McLaren GTR クラッシュ 0L
36 カストロール・トムス・スープラ クラッシュ 0L
64 Mobil 1 NSX クラッシュ 0L
32 cdmaOneセルモスープラ 右フロントサス折損 14L
11 アビリティ・マリオポルシェ エンジントラブル 23L
35 マツモトキヨシ・トムススープラ クラッシュ 30L
100 RAYBRIG NSX 右リアサス折損 32L






決勝レース終了後のコメント

No.12 カルソニックスカイライン(GT500優勝:レース中のコメント)
星野一義「最初の1コーナー勝負だと思っていたので、本気で入っていった。そうしたら目の前で白いクルマ(No.64)が回って、こっちもそれを避けてダートに飛び出してしまった。もうだめかと思ったよ。でも、クルマはなんともなかった」


No.18 TAKATA童夢NSX(GT500 2位)
脇阪寿一「まあしょうがないです。クルマが、カルソニック(No.12)のほうがぜんぜん速かったんで…。1周目のアクシデントは、ドミニク(No.64)が寄せてきて、ダートだから行き場がなくて当たってしまったんです。今日(の結果)はしょうがないです」
金石勝智「もういっぱいいっぱい。本山(No.12)にぶつけられてからハンドルが曲がっちゃって、まっすぐ走るのに苦労した。まあ接触はしゃあないけど、クルマはいままででいちばんきつかったですね」


No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-R(GT500 3位)
エリック・コマス「選手権でトップに出たわけで、これは目標どおりだったわけだけど、次戦では70kgのウェイトハンディが課せられるからきびしい戦いになる。3位というのは今日の状況では最良のポジションだと思う。40kgというウェイトはかなりきびしいものがあるからね。いずれにしても選手権でトップは最高のポジションだからね」
影山正美「タイヤチョイスがちょっと…。ボクのほうはハードでいったので。(上位2台を)ぜんぜん追えなかった。タイヤだけではなく、トータルで目いっぱいでした。最終戦はたいへんですけど、みんな条件は同じですからね」


No.16 Castrol無限NSX(GT500 4位)
道上 龍「立川(No.38)を抜くときに当たってしまって、立川にはちょっと悪いことをしました。向こうはもうよれよれになっていて、ブレーキが早くなっていました。こっちはブレーキはよかったんだけど、ストレートではスープラのほうが速いから抜くことができなくて、インフィールドで抜くしかなかったんです。次はもっとエンジン速くしてもらわないと(笑)。朝からの流れ(ミッショントラブル)を考えたら上できでしょう」
光貞秀俊「道上はがんばってくれたね。最後にセルモを抜いたのはようがんばったと思う。最初のクラッシュのときは大丈夫だったけれど、コマスに抜かれるときに当って、それからアンダーなクルマに変わってしまった。周回遅れを抜くときに、あまり空けてくれなくて当たりそうになって、アクセルを抜いたとたんにスピンしてしまった。メカニックもピット作業でがんばってくれた。最終戦を前に逆転されて、逆にやる気まんまん。ボクらもコミュニケーションとって、道上ともっと仲よくします(笑)」


No.6 エッソウルトロンタイガースープラ(GT500 5位)
野田秀樹「1周目は、NSXをスローダウンしてよけたら、後ろから竹内(浩典)に当てられて回ってしまった。クルマは大丈夫だったけれど、そのおかげで最後尾まで下がってしまった。スタートうまくいかなきゃよかった(笑)。スタートでセルモ(No.38)とトムス(No.36)を抜いたばっかりにこんなことになっちゃった。結果をみればもっといけたかと悔しいね」


No.38 FK/マッシモセルモスープラ(GT500 6位)
立川祐路「ピットインが早めだったんで、残り20周くらいからタイヤがきつくなっていた。ウェイトハンディが重かったこともあって、予想以上にきつかったですね。(No.16に抜かれたのは)しょうがないですね。ボクもけっこう抑えてましたから」


No.910 ナインテンウェディングアドバンポルシェ(GT300クラス2位)
余郷 敦「いろいろあったけど、勝てたレースという感じがしますね。バイパー(No.55)もうまくパスできたし、途中まではうまくいってた。でも、便所裏コーナーの立ち上がりで、明らかにスピード差があってこっちが前に出ていたのにセリカ(No.19)にぶつけられた。いろいろあったなかで完走できたんでよしとしたいです。タイサン(No.26)と同ポイントで鈴鹿決戦になるんで、観てるほうにはおもしろいかもね。次は、勝ってシリーズ決めたいですよ」
和田 久「須賀さん(No.28)の前に真ちゃん(No.31高木真一)がいて、スッと入ったら真ちゃんとからんで後れてしまった。あれがなければ勝てたかもしれないですね。あの1コーナーが悔やまれます。クルマは、途中でもちょっと接触があって、ちょっと苦労しました。これで同点になっちゃったんで、鈴鹿ではとにかくタイサン(No.26)より前でゴールしないと。幸い、ここのところクルマの仕上がりはウチのほうがいいみたいなんで、なんとか次勝てるようがんばります」


No.28 RDタイサンBP GT3R(GT300クラス3位)
柴原真介「ボクができるかぎり長く走るということで、序盤は満タンで後ろとの差を見ながらゆっくり走っていました。2位と30秒差をつけてバトンを渡しています。勝てるレースを落として残念です。ポールポジションもとれたし、オレはちゃんと仕事しましたよ。完璧な週末でした」
須賀宏明「ボク以外は完璧だったんだけど…。あんまりいい表彰台とはいえません。反省をもう1回します」


No.30 綜警McLaren GTR
岡田秀樹「1コーナーに入っていったときに前のほうで寿一(No.18)がドミニク(No.64)に接触して、ドミニクがスピンした。こっちも避けきれなくてぶつかってしまった。レーシングアクシデントだからしかたがないけど、調子がよかっただけに残念です」


No.64 Mobil 1 NSX
ドミニク・シュワガー「1コーナーでリスクを冒さずに抜いたんだ。容易に抜くことができた。ところがその後、突然大きな衝撃があってスピンしてしまった。それで後ろからみんなが来て、自分はどうすることもできなかった。ブレーキングの場所じゃない、加速しているときだよ、脇阪(寿一)選手がボクの右リアにヒットしたのは。まったくばかげている。ブレーキング中のことならありうるけど、あそこはアクシデントが起きる場所ではない。今日は絶対勝てると思っていたのに。これで選手権も失ってしまった。クルマのダメージもすごく大きい。ボクらのクルマだけではなくほかのクルマも…」


No.100 RAYBRIG NSX
服部尚貴「1周目のアクシデントでは、目の前に星野さん(No.12)がいたんでそれを避けようとして草の上でブレーキをかけたら、クルマがよれてガードレールに当たってしまった。たぶん、このときサスペンションにクラックが入ったんだと思う。最後はサスアームが折れてスピンしてしまった」


No.19 ウェッズスポーツセリカ
坂東正明監督「(No.910との接触は)まあ、しゃあねえな。こっちもかなりリスクを背負っていった状態だったから。左リアをアップライトからダンパーまで全部交換して最後まで走らせた。チャンピオンはなくなったけど、最終戦はドライバーにはいけるだけいかせる。最終戦もセリカ。セリカの最後のレースだけど、きついねぇ。まあやるだけやりますよ」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S
新田守男「入ってくる2周前ぐらいからバイブレーションが出始めて、ブレーキングが不安定になってきた。おかしいと思って入ったんだけど、そのときはルーティン作業だけで、タイヤを換えてようすを見ることにした。(高木)真一がやっぱりバイブレーションがひどくて入ってきたとき、トウロッドのボルトがゆるんでいることがわかった」








PREV | 1 - 2 - 3 - 4 | NEXT