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2001-05-26 |
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■公式予選 1回目レビュー
No.36 カストロール・トムス・スープラが暫定ポールをゲット!
GT300はNo.71 シグマMR-Sがクラスリーダーに
予選1回目はGT500占有、GT300占有、両クラス混走を20分ずつ行う。まずはGT500の占有走行がスタートしたが、No.39 デンソーサードスープラGTとNo.30 綜警McLaren GTR、No.21 イエローコーンマクラーレンGTRの3台がコースインするものの、ほとんどのマシンがすぐに走行を始めない。この中で、No.39 デンソーサードが1分20秒480を記録して早くもコースレコードタイム（1分20秒296/2000R3/No.18 TAKATA童夢NSX/脇阪寿一)に迫る。
そしてGT500占有時間も残り5分となった時点で、各車続々とコースインを始めた。まずはNo.23 ペンズオイルゼクセルGT-Rが1分20秒139とレコードタイムを記録するが、すぐにNo.18 TAKATA童夢NSXが1分19秒917と初の19秒台に入れてトップが入れ替わる。
そして残り3分でNo.36 カストロール・トムス・スープラが1分19秒452という最速タイムを叩き出し、NSX、スカイラインを飛び越えてリーダーとなった。これにNo.37 マツキヨZENTトムススープラが19秒832、No.8 ARTA NSXも19秒567までタイムを刻むがNo.36 カストロールには届かない。
これでGT500占有セッションは終了し、その後の混走セッションでも上位陣のタイム更新はなく、暫定ポールはNo.36 カストロール・トムス・スープラのものとなった。
GT300クラスは、占有セッション序盤にNo.71 シグマMR-Sが1分26秒707を出して、トップに立つ。これにNo.7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7が27秒339、No.900 MT900Rが27秒366で続く。このGT300占有セッションは、20分の時間中にコースアウトしたマシンの処理のために2回もの走行中断があり、各車のペースが上がってこない。その中で占有走行終了直前にNo.3 ユニシアジェックスシルビアが1分27秒250を出すが、トップのNo.71 シグマには及ばず2番手。
結局、その後の混走セッションにも1回の中断があり、予選は30分遅れで終了。GT300も上位陣にはタイム更新がなく、クラスの暫定ポールはNo.71 シグマMR-Sが手にした。2、3番手はNo.3 ユニシアジェックスシルビア、No.7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7。4番手には今季からJGTCにチャレンジしているNo.900 MT900Rが入った。
☆GT500暫定ポールポジション
No.36 カストロール・トムス・スープラ
土屋武士「1回目のタイムアタックは80％ぐらいの出来でした。クルマの限界の80％ぐらいしか引き出せていないと思います。計測1周目も引っ掛かっていますし、ベストタイムが出た計測2周目も、引っ掛かっています。クルマは特に何もイジっていませんし、いつもと変わらないです。タイヤのパフォーマンスが良くなったのが、トップタイムにつながったと思いますね。2回目はクルマのパフォーマンスを100％引き出したいです。2回目は涼しくなるでしょうし、タイム的には18秒台に入るんじゃないでしょうか？」
☆GT300暫定ポールポジション
No.71 シグマMR-S
田嶋栄一「出ていった周に前に3台いて、一番前に出れたんで（暫定ポールが取れたと思います）シェイクダウンみたいな形でのレースなんで作戦も立てようがないんです。行き当たりばったりで考えるしかないんですけれど。MR-Sもクルマ的にはスイートスポットが出てないし、新田君達（No.31 ARTA・アッペクスMR-S）も良いところ出てない試行錯誤の状態です」
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