■公式予選レビュー 開幕戦ポールポジションは絶好調Mobil 1 NSXの手に! FK/マッシモADVANスープラが4位と大健闘!! GT300も好調ARTAアペックスMR-Sが決めた
予選第1回目は定刻どおり午前10時に、GT500クラスから走行が開始された。序盤はまずスープラ勢が先行。スカイライン勢が続く。NSX勢は開始から5分を過ぎてようやくピットアウトをはじめるという、スロースタートとなった。まずターゲットタイムを出したのはNo.22ザナヴィニスモGT-Rで、3周目に1分25秒974、翌周には1分25秒705まで縮める。これにNo.39デンソーサードスープラGTが続く。13分過ぎ、No.25 FK/マッシモADVANスープラが1分25秒619で従来のレコードを更新。これを機に各チーム動きが激しくなり、No.16無限NSX、No.18 TAKATA童夢NSX、No.64 Mobil 1 NSXなどが次々トップタイムを更新していく。このクラスの走行が終了する20分ちょうど、No.64が1分25秒111を出し、これがこのセッションのトップタイムとなった。2番手はNo.18、3番手はNo.16とトップ3はNSX勢が占めた。No.25が4番手でスープラ勢のトップ。5番手のNo.22ザナヴィ ニスモGT-Rがスカイライン勢のトップだった。 GT300クラスは開始5分後に冷却水を撒いたクルマがあり、これに乗った数台がスピン。赤旗中断となる。12分後に再開。再開後、まずNo.24 EndlessタイサンアドバンGT3Rがトップを占めるが、数分後にNo.77クスコスバルインプレッサが1分34秒642を出し、新車の好調をアピールする。これを逆転したのは事前テストから好調だったNo.31 ARTAアペックスMR-Sで、6周目に1分33秒019と従来のレコードを更新した。No.31はその翌周には1分32秒999までタイムアップ。最終的には1分32秒430をマークし、2番手を0.9秒以上引き離してトップを奪った。2番手は終盤にタイムを出してきたNo.3ユニシアジェックスシルビア、3番手はNo.71シグマMR-S、4番手No.77、5番手No.24で、ここまでが従来のレコードを上回った。 混走セッションでは大きくタイムアップするクルマはなかった。終了5分前にふたたび赤旗中断し、数分後に再開されるが、目立った動きはなくそのまま終了した。
混走の時間帯に上位を占めたのはNo.64 Mobil 1 NSX、No.18 TAKATA童夢NSXなどNSX勢。これにNo.1 auセルモスープラ、No.39デンソーサードスープラGT、No.6エッソウルトラフロー スープラなどスープラ勢が続くが、この時間帯にアタックをかけるチームは少なく、午前中よりタイムアップしたクルマはほとんどなかった。タイムはNo.64の1分26秒205がベスト。2番手はNo.1、3番手はNo.39だが、タイムはともに1分27秒台にとどまる。以下はすべて1分28秒を切れなかった。 この後、GT300専有のセッションがスタート。ここではNo.24 EndlessタイサンアドバンGT3Rがいきなり1分32秒862までタイムアップ。午前、午後の両セッション総合で2番手に飛び込んでくる。午前中アタック中にスピンし、タイムを出せなかったNo.81ダイシンADVANシルビアもアタックを敢行。まずは1分33秒862、次の周に1分33秒436と立て続けにタイムアップ。このセッションでの4番手につける。その後は路面が荒れてきたためかスピン、コースアウトするクルマが続出。黄旗にはばまれてどのクルマもタイムを詰めることはできなかった。 最後の20分間はGT500のセッション。混走セッションでもトップだったNo.64 Mobil 1 NSXが引き続き好調を維持し、トップを奪う。最終的には1分25秒285のタイムを出している。これに続いたのはNo.76イエローコーンマクラーレンGTR。1分27秒台から26秒台のタイムを連発してみせた。さらにNo.1 auセルモスープラがポジションアップのため猛アタック。最終的に1分25秒840までタイムを詰め、このセッションの2番手のポジションを奪った。No.6エッソウルトラフロー スープラも残り3分を切ったところで最後のアタックを行うが、惜しくもコースアウト。タイムアップはならなかった。 このセッションは全般にコースコンディションが悪く、午前中よりタイムアップしたクルマは少数にとどまった。 この結果、Mobil 1 NSXのファーマンによる午前のタイムが予選ベストとなった。2002 AUTOBACS JGTC開幕戦のポールポジションは、Mobil 1 NSXで、ファーマンにとってはJGTC初ポールとなる。GT300は昨年の開幕戦TIに続き、ARTAアペックスMR-S(タイムは新田守男)が手にした。
向かって左から、ラルフファーマン、松田次生、新田守男、高木眞一
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