ARTA NSXが後半戦へ、巻き返しのトップタイム! V6搭載GT-Rも午後のセッションで2番手だ!! GT300はEndlessタイサンアドバンGT3Rが最上位に 2002 AUTOBUCS JGTC第5戦JAPAN SPECIAL GT CUPを週末に控えた7月25日、富士スピードウェイでJGTC合同テストディが開催された。この日は、午前中に2時間、午後に2時間のセッションが行われた。合同テストとしては、この日1日のみで、明日の直前テスト走行日を経て、土曜日から第5戦の公式日程となる。
午前10時少し前からは日射しも強くなり、気温は30度を超え路温は45度に達する。 残り20分ではNo.8 ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智組)が1分26秒011でトップタイムをマークする。この後、セッション終了までARTA NSXのタイムを更新するものは現れず、セッションの1位を獲得した。2番手は序盤にタイムを出したNo.39 デンソーサード、3番手はNo.76 イエローコーンマクラーレンGTR(服部尚貴/田嶋栄一組)が26秒094とした。
開始から10分経過しようとする頃では、No.18 TAKATA童夢NSXが1分38秒577をマークしていた。開始1時間過ぎにNo.71シグマMR-Sがクラッシュし、このため走行が中断。さらに残り30分となった15時頃コースアウトしたNo.88 ノマドディアブロJGT-1の回収のために再度中断した。 残り15分でセッションは再開。この段階では、No.16 無限NSX(道上龍/伊藤大輔組)が1分26秒570でトップタイムとしていた。残り8分でNo.18 TAKATA童夢NSXが26秒281でセッショントップを無限から奪う。 そして残り5分に、このレースからV6エンジンとなったNo.23 カストロールピットワークGT-Rが26秒422としたが、TAKATA童夢には届かず。カストロールGT-Rはセッション2番手で終えた。 JGTC開幕前のレースで負傷し、これまで欠場していた道上龍も元気にNSXをドライブ。道上の無限NSXは午前中の4番手のタイムを出している。 また、第5戦から参戦するニューカマーが、このテストから登場。久々に2台目となるRX-7、No.66 ORC with REVOLUTION RX7(清水哲也/阿部伸次組)がお披露目となった。
2002.7.25 | 天候:晴 | コース:ドライ | 富士スピードウェイ 4.400km
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