第7戦を目前に合同テストが行われる ポールを狙うのか!?好調Mobil 1 NSXがベストラップ! GT300は80kgを背負ったユニシアジェックスシルビアがトップ! 10月24日、山口県のセントラルパークMINEサーキットで、AUTOBACS全日本GT選手権(JGTC)第7戦に向けてのJGTC合同テストが行われた。当初は9月26〜27日に合同テストが予定されていたが、諸般の都合でこれは有志によるスポーツ走行となり、今回改めてこの日1日で行われることになった。
セッション開始10分ほどで約10分の赤旗が提示され走行が中断。さらに40分後にスロー走行から止まってしまったNo.16 無限NSXのために2度目の赤旗で約10分の中断となった。10時55分のセッション再開直後では、ヘアピンでNo.8 ATRA NSXがスピンし、10分ほど中断した。 セッションも後半になると曇り空から日が射す天候となる。午前11時の段階ではカストロールピットワークGT-Rが1分23秒509を記録し、トップに位置する。残り50分となった11時10分にNo.16無限NSXが23秒181出して、最上位に上がってくる。 11時20分ではNo.87 HKS CLKのスピンにより赤旗。この時点でNo.8 ARTA NSXが23秒252で2番手に入る。5分ほどで走行は再開するが、さらにGT300がスピンしたため11時37分から6分間の中断。結局、No.16 無限NSXの道上龍が出した1分23秒181が午前のトップタイムとなった。2番手にARTAとNSXが並び、3番手にカストロールピットワークGT-Rが入る。4番手にNo.6 エッソウルトラフロースープラという形になった。気温と路温は12時で20度/27度まで上昇した。 GT300クラスは、午前中まずはNo.26 PLUSeタイサンアドバンGT3Rが1分29秒363とトップにつけ、僅差でNo.3 ユニシアジェックスシルビアが29秒364と逆転。このセッションではこれを上回るタイムはどこも出ず、なんと80kgのウエイトを積みながらユニシアジェックスシルビアが午前のトップタイムとなった。
開始から1時間。この時点でNo.64 Mobil 1 NSXが1分22秒788で午前のトップタイムを更新していた。2番手にNo.8 ARTA NSXの23秒207、3番手にNo.23 カストロールピットワークGT-Rの23秒214となっていた。15時50分頃から15分ほど赤旗でセッションは中断。 残り20分となった16時10分でトップはMobil 1 NSXで変わらず。2番手に無限NSXの23秒051となっていた。そして残り5分を切り、23秒049を叩き出し、2番手に浮上したのは、昨年のこのMINEラウンドの勝者であるNo.30 綜警McLarenだった。 セッション終盤には気温19度/路温23度まで下がった。これでこの日のセッションは終了。No.64 Mobil 1 NSXが鈴鹿の合同テストに続いて速さを見せつける結果となった。
2002.10.24 | 天候:晴 | コース:ドライ | CP MINEサーキット 3.330839km
タイヤ略号=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/BFG:BFグッドリッチ
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