JGTC 2004 ALL STARの2日目、12月19日は、スプリントレースだ。カリフォルニア・スピードウェイのインフィールド特設コースで行われる。レースに先立ち、11時40分から15分間、午後の予選、決勝レースに向けてのウォームアップ走行が行われた。

　上空は連日の快晴。前日までの強風も弱まり、暑く乾燥したなかでの走行となった。前日の200マイルレースで損傷したマシンのうち、No.8 ARTA NSXは走行を取りやめ。No.7 雨宮アスパラドリンクRX7はなんとか修復したものの、この時間帯には間にあわなかった。
　この日のレースはショートコースで行われるスプリント。コースはピットガレージから離れており、メカニックが車両を押して移動する。移動通路がそのまま臨時のピットとなり、フェンス際にタイヤなどが並べられる。ピットとコースのあいだに仮設スタンドがあり、チーム首脳陣はそこから観客に混じって走行をチェックしていた。

　なお、当初2レース行われる予定だった午後のレースは、1回目が予選、2回目が決勝というかたちに変更された。予選は13時15分から10分間がGT300、13時35分から10分間がGT500。決勝は15時25分スタート、ドライバー交代なしの25周（予定）となった。