2006 AUTOBACS SUPER GT Round1
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■第1戦 |
■決__勝_2006-03-19 □入場者数 : 30,500 人 |
□フリー走行 ■決勝レース |
09:30 - 10:00 14:30 Start [52Laps / 301.964km] |
■鈴鹿サーキット _5.807km |
2006 オートバックスSUPER GT開幕戦「SUZUKA GT 300km」決勝日となる3月19日、朝9時30分より30分間のフリー走行が行われた。
前日来の雨は明け方に上がり、日差しがコースを照らし出す。ただし、コースの一部に水たまりが残っていたためウエットタイヤ装着可能を示す『WET PRACTICE』のボードが示された。だが実際には全車がスリックタイヤで走行に出て行った。また、西からの風がかなり強く、追い風となるホームストレートでは思った以上にスピードが乗るようで、1コーナーでのブレーキングを誤りコースアウトするクルマも目に付いた。
GT500クラスで最初に1分59秒台に入れてきたのはNo.25 ECLIPSE ADVANスープラ。織戸学のドライブで1周ごとにタイムを上げ、数周後には1分57秒996まで詰めてくる。このあたりから、他のチームも路面状況の見きわめがつき、走行ラインが乾きだしたのかタイムアップ。計時モニターには1分57秒台のタイムが次々と打ち出される。最初に1分56秒台に入れてきたのはNo.12 カルソニックインパルZ。ここまで2分00秒台のラップでようすを見ていたNo.8 ARTA NSXも一気にタイムアップしてこれにつづき、直後にNo.66 triple aサードスープラGTが3番手に。
セッション終了直前、No.22 MOTUL AUTECH Zが1分56秒台に入れ2番手に上がると、最後にNo.18 TAKATA童夢NSXが1分55秒824と、唯一の1分55秒台をマーク。ここでチェッカーとなった。トップはNSX、2〜3番手がフェアレディZ。4番手はスープラで、SC勢ではNo.6 Mobil 1 SCの1分58秒019、11番手がベスト。No.1 ZENTセルモSCは1コーナーでコースアウトしてタイムを出せず14番手にとどまっている。また、予選でアクシデントのため通過基準タイムをクリアできなかったNo.100 RAYBRIG NSXの細川慎弥は1分58秒台をマーク。このタイムでNo.100は決勝レースへの出走が許可された。
GT300クラスではNo.19 ウェッズスポーツセリカ、No.110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTERなどが序盤から上位のタイムをマーク。セッション半ばを過ぎてNo.11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP、No.87 トライクムルシェRG-1などがここに割り込んでくる。残り時間5分ほどとなって、No.11の青木孝行が2分06秒218のトップタイムをマーク。これがクラス唯一の2分06秒台で、2番手タイムはNo.19の2分07秒654。3番手には最終盤にタイムアップしたNo.2 Privee Zurich・アップル・紫電がつづいた。予選でクラスポールを獲得したNo.46吉兆宝山DIREZZA Zは2分09秒台。全体に、このクラスはGT500クラスに比べてタイムのばらつきが大きい結果となった。