8月2日、栃木県のツインリンクもてぎで2007 AUTOBACS SUPER GT公式テスト2日目(最終日)が行われた。この日も夏休み期間中だけに、家族連れも多く観戦していた。


Session 3 天候:晴/曇|コース:ドライ/ウェット | 気温27度 | 路面温度30度


No.100 RAYBRIG NSX
 薄暗い空の下、午前9時から2時間30分の予定で最初のセッションが開始。気温27度、路面温度30度のコンディションだ。開始とともに、ポツポツと降り出した雨は、すぐに本格的な降りとなり、瞬く間にコースはウエットコンディションに。

 開始18分でNo.23 XANAVI NISMO Zが4コーナーでコースアウト。この回収のために13分間の走行が中断となる。この段階では、雨がコースをぬらす前のわずかな時間にタイムを記録したNo.1 宝山TOM'S SC430の1分51秒913がトップタイム。これに続くのはNo.39 デンソーサードSC430の52秒437、3番手はNo.100 RAYBRIG NSXの57秒500となっていた。
 雨は一時弱くなり、コースは乾き始めてきていた。だが、開始1時間を過ぎる頃に、再び強い雨がコースを濡らしてしまう。そんなヘビーウエットのコンディションの中、果敢に走行を続けていたNo.111 KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GTがS字コーナーで、No.77 クスコDUNLOPスバルインプレッサが最終コーナーで、それぞれコースアウトしてストップ。このため、10時15分から28分まで2回目の中断となった。

 これにより、セッションは予定の11時30分から35分まで延長。残り30分ほどの段階では、再び雨もあがり、だいぶ路面も乾いてきた。
 各車、スリックタイヤを装着して再びタイムを更新する。最初に1分50秒を切ったのはNo.38 ZENT CERUMO SC430で1分49秒156。だが、直後にNo.8 ARTA NSXが49秒122をマーク。するとNo.38がさらに48秒305と大幅に更新。
 残り5分でNo.38が47秒377に入れてくると、残り3分でNo.100が47秒376と逆転。すぐにNo.23が47秒053を叩き出す。そしてラスト1分でNo.100のシュワガーが1分46秒509を叩き出して、これがこのセッションのトップタイムとなった。「ボクはレインしか乗っていないけれど昨日よりいい方向です。トップはトップでいいけれど、(相対的な)ポジション的にはまだまだだね」とはNo.100の細川の弁。


No.666 楽天 BOMEX 320R
 GT300クラスは、No.110 GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GTが、早いコースインで2分00秒408をマーク。
 コースが乾いてきた終盤、まずはNo.77が1分59秒609をマークしてトップに。続いてNo.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R が58秒178とすれば、残り10分を切りNo.666 楽天 BOMEX 320Rが57秒579を、さらに1分56秒429まで詰めて、セッションのトップとなった。「セットアップが進んできていますし、救済も受けているので。大きなセット変更なくいけました」とNo.666の山下潤一郎。
 なお、No.5 クムホプロμマッハ号320RとNo.26 ユンケルパワータイサンポルシェは初日のみでテストを終えた。終了時点では気温30度/路面温度38度まで上昇した。



No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R

Session 4 天候:晴 | コース:ドライ | 気温31度 | 路面温度41度

 午前の雨模様から、午後は一転し好天に。午後2時からのセッションは、気温31度、路面温度41度と、かなりの暑さの中で始まる。

 セッション開始45分の段階ではNo.1 宝山TOM'S SC430が1分45秒855と、今日全体でも、昨日トップのNo.12 カルソニックインパルZの1分45秒863も上回るタイムを記録していた。これに続いたのがNo.22 MOTUL AUTECH Zの46秒067。
 残り25分でNo.38 ZENT CERUMO SC430が1分46秒005と、2番手となるタイムを出して上がってくる。だが、結局No.1のタイムを上回るマシンは現れず、この日のセッションは終了した。

 GT300クラスの午後は、No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408Rが1分56秒110を出し、セッションのトップタイムとした。2番手はNo.2 プリヴェKENZOアセット・紫電の56秒235。
 3番手は序盤No.55 DHG ADVAN FORD GTが1分56秒620でつけていたが、その後No.13 エンドレスアドバン洗剤革命 Zが1分56秒404で3番手、No.110 GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GTが56秒527で4番手に浮上した。15時30分の終了時点では気温33度、路温42度まで上がっていた。


No.38 ZENT CERUMO SC430
 そして15時35分から、ここツインリンクもてぎで行われる第7戦で採用が検討されているノックダウン方式の予選のシミュレーションも実施された。
→ ノックダウンシミュレーションのリザルト


Comments

脇阪寿一/No.1 宝山TOM'S SC430(GT500クラストップタイム)
もてぎとはスープラの時から相性はそんなに悪くないんで、スピード自体はそこそこでしたけれど、トップタイムが出てうれしい。今回は、鈴鹿で入賞することを考えてウエイトもそこそこ積んでました。タイヤは新しい構造、ゴムを見つけて今まで使っていた硬いレンジでタイムが出てます。新しい予選のシミュレーションでの(トップになった)セルモ(No.38)のデータを見ても、(SC430勢全体で)充実したテストができたと思います
黒澤治樹/No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(GT300クラストップタイム)
いろいろなことをやっていた中で出たベストタイムでした。このテストはチームの方針、ドライバーの考え方を受け入れてもらい、(クルマとして)まとまりつつあるのかなといったところです。前回SUGOで新車になったんですが、あんまり走れなかったので洗いざらいテストしたっていうのが今回の収穫ですね。鈴鹿はもちろん勝ちにいきますよ!