3月16日、鈴鹿サーキット(三重県)で2008 AUTOBACS SUPER GT第1戦「SUZUKA GT 300km」の決勝レースが行われた。GT500は予選2位のNo.23 XANAVI NISMO GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が逆転で優勝。NISSAN GT-Rのデビューレースを見事な勝利で祝った。GT300もNo.7 ORC雨宮SGC-7(井入宏之/折目遼組)が予選2位からの逆転勝利を決めた。


GT300 Class

決 勝 天候:晴 | コース:ドライ | 気温19度 | 路面温度33度


 GT300クラスの序盤は、ポールスタートのNo.2 プリヴェKENZOアセット・紫電(加藤寛規)が逃げ、No.7 ORC雨宮SGC-7(井入宏之)が追う展開。やや離れた3番手にはNo.26 ユンケルパワータイサンポルシェ(谷口信輝)がつける。4番手にはNo.46 MOLAレオパレスZ(星野一樹)がNo.43 ARTA Garaiya(新田守男)をかわして浮上。さらにその後方をNo.81ダイシンADVAN Z(青木孝行)、No.77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也)らが追う。


No.2 プリヴェKENZOアセット・紫電
 26周目、2番手のNo.7がピットン。タイヤ交換と燃料補給、折目遼へのドライバー交代を終える。トップのNo.2は31周まで引っ張ってピットイン。この時点でNo.7とは60秒以上の差がついていたが、作業を終え高橋一穂に交代してピットを後にしたときには、その差は3秒ほどに詰まっていた。
 ここから逃げるNo.2高橋と追うNo.7折目が接近戦を展開。高橋も懸命に防戦するが、39周目のシケインで折目がインを攻略。さすがにこれは防ぎきれず、先行を許す。その後は折目がその差を徐々に開いていき、それぞれ単独走行に近い状態になる。
 その後方の3位争いは、No.26(谷口>山路慎一)と、No.43(新田>高木真一)に代わって上がってきたNo.81(青木>藤井誠暢)との間で展開される。一時その差は数秒以内に迫り、さらにNo.43もふたたび追い上げてNo.81の後方に近づくが、終盤、No.43がGT500とに接触され遅れたこともあって、その差はまた開いていった。


No.26 ユンケルパワータイサンポルシェ
 結局、その後は順位の変動はなくチェッカー。No.7 ORC雨宮SGC-7(井入宏之/折目遼)が、チームにとっては06年第4戦セパン以来の優勝を飾った。折目にとってはこれがSUPER GT初優勝となる。
 2位はNo.2 プリヴェKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規)。3位にはNo.26 ユンケルパワータイサンポルシェ(谷口信輝/山路慎一)が入った。昨シーズン後半、病気療養のため欠場した山路だが、復帰初戦で表彰台に上がることができた。