GT500 クラス | 優勝
No.12 カルソニックIMPUL GT-R
この後ですが、ウエイトを沢山積むんで、ウエイトを降ろしつつポイントを取るというシチュエーションになると思うんです。最終戦あたりで、チャンピオン争いに加わればいいな、と思います。
僕は鈴鹿1000kmで3勝目なんですが、今回の優勝が、一番厳しくて、一番嬉しいです。以前の勝利は(参加者の)レベルもバラバラのレースでした。ですが、今はSUPER GTの一戦となって、いつも戦っている手強いライバルとのレースですからね。
GT300 クラス | 優勝
No.46 MOLA レオパレスZ
でも、途中でタイヤが結構きつくなってきて、チームは無線で4ストップにして完走ねらいにしようと言ってきました。僕がそれを断りました。その後は展開にも恵まれましたし、チームもピットワークを完璧にしてくれて、僕が2回目に乗ったときはピットストップで95号車を逆転できました。タイヤもツライかなと思ったんですが、コンスタントにラップを刻めました。すべてが上手くいった、完璧なレースだったと思います。
前回(2006年に)GT500で勝ったとき…というか勝たせてもらったとき(苦笑)、僕は5スティントの内、1回しか乗れなくて、GT500の初優勝でしたから嬉しかったんですけど、悔しくて涙が出た。だから今日の優勝は、スタートも担当して僕と安田と2回ずつちゃんと走って達成できたから、ホントすごい嬉しかったです。
チャンピオンシップを考えて(このレースを)落としてもいいと思っていたんで、もうこの後の作戦なんて無くなってしまいました。とにかく行くだけ行って、取れるポイントを取って、自分たちのできることを全部やって、チャンピオンシップを目指して、残り3戦がんばっていきたいです。
2スティント目にタイヤをちょっとハード目にしたんですけど、それが裏目に出て、リアタイヤの摩耗が激しくて、紫電(No.2)とMR-S(No.95)にぴったりと食いつかれてしまいました。なんとかMR-Sは抑え切れて、一樹さんにバトンを渡して、そこで一樹さんが良いタイヤをチョイスしてくれ、僕に伝えてくれたので、最後のスティントは後ろのクルマとの様子を見ながらプッシュするところはプッシュして、抑えるところは抑えるという走りができました。ちゃんと自分たちで勝ち取れたことが、本当に嬉しいですね。
(ハンデ)125kgで次のもてぎというのは、非常に厳しいです。でも、レースは途中で雨が降ったりと何があるかわからない。今回のように勝てるときに勝ったということをプラスに考えて、残り3戦、レースを落とすことなく、きっちり走って、チャンピオンを獲れるようがんばります。