GT500 クラス | ポールポジション

No.23 XANAVI NISMO GT-R

ブノワ・トレルイエ
気分がいいですね。最高です(笑)。実は、今朝はセットアップがうまくいかなくて不安だったんです。アンダーステアが出てしまって、今ひとつでした。それもあって、スーパーラップの前は緊張というか、ナーバスになってしまいました。チャンピオンのことを考えると、このレースのポールポジションは絶対獲りたかったんです。
 スーパーラップになって、コースへ出たらクルマのフィーリングが良くて、それで自信をもって走ることができました。決勝レースですか? 夢の中では、クルマも完璧でトップのまま本山選手にマシンを渡せたんですよ。明日も本当にそう行きたいですね(笑)
本山 哲
非常にうれしいです。なぜかというと、ブノワ自身も緊張していたと言ってますけど、端から見るとそれ以上に緊張していて、見るからに自信がなさそうだったんですよ(笑)。でも、スーパーラップでは、いい走りをしてくれて、良いタイムを出してくれました。チャンピオンを獲るためには、このレースは重要で、チームのみんなも緊張していましたが、これで明日のレースは自信をもって、明るくいけます。
 ここはタイヤに厳しく、グリップダウンしやすい。このコースでの戦いになるわけですから、楽はできないでしょう。レース序盤はタイヤのマネージメントも必要になると思います、でも、ブノワにはトップで戻ってきてほしい(笑)


GT300 クラス | ポールポジション

No.11 JIMCENTER ADVAN F430

田中哲也
(ポールポジションの)記者会見に来たのは5年ぶり(2003年第7戦以来)。それもここオートポリスで、その時もフェラーリでした。今回のレースでは、ポールを獲りに行こうとチームスタッフとも話していて、そのためにいろいろやって来ました。それもあって僕にしては緊張してしまったので、それだけにホッとしています。
 スーパーラップでは、1コーナーで失敗してしまって、ドキドキでした(苦笑)。でも、あとはうまくまとめられました。
 今年はクルマを新しくするということで、開幕戦に新しいエンジンにしました。それで開幕戦は厳しかったのですが、以降は急激に良くなってきました。メンテナンスも今年からチームのジムゲイナーの自社でやったのですが、良くなって、僕たちも含め成長しました。充実感もありました。
 今シーズンは決勝でトラブルがあって結果が出ていないだけに、明日はうまくまとめて表彰台に上がりたいですね
植田正幸
田中選手も言っていたように、ポールを獲ろうと狙っていたので、ホッとしてます。と同時に、僕は明日の決勝のことを考えるとドキドキです(苦笑)。
 僕はGTは2年目で、昨年からこのフェラーリで走っていますが、今年はメンテナンスも自社になって、田中選手の厳しいリクエストにみんなで応えて、毎戦ごとにマシンが速くなったと感じています。
 今まで、決勝レースではトラブルが出たり、接触したりでいいところがないので、今回は田中選手のがんばりを活かせるよう、決勝でがんばりたいです