GT500 クラス | 優勝

No.12 カルソニックIMPUL GT-R

松田次生
今回は2勝目を狙えるチャンスだと思っていました。予選はウェットタイヤとのセットアップが上手くいかず、スーパーラップに出られませんでした。決勝は、グリッドに着く前の走行で、ホイールスピンが多くてスリックタイヤは厳しいなと思いましたが、空が明るいのと、コースを知り尽くしている星野監督の判断と、チームみんながスリックで行けると言ったことで僕の迷いもふっきれて、スリックを選択しました。スタートから4周はコースに留まるのも大変でしたが、前(のクルマ)のペースがどんどん落ちてきてきました。39号車に追いつけた時に、これは行けると感じました。あとはミスしないように走りました。交代する直前にも天気が悪くなってきたので、もう少しがんばってピットインを延ばせ、と。その後は、フィリップが素晴らしい仕事をしてくれました。シーズン2勝目で、最後に勝ったのは気持ちがいいですね。23号車もタイトルを決められましたし、すべて良かったですね
セバスチャン・フィリップ
難しいコンディションで、コースに出てすぐが大変でした。幸いに2位との間隔がありましたからね。タイヤが温まってからは、安定して走れました。今日のレースの結果は本当に良かった。来年はもっと良い成績を挙げたいですね


GT300 クラス | 優勝

No.26 ユンケルパワータイサンポルシェ

谷口信輝
タイトルも関係ないし、ウチは守るものがない、勝つだけだったので、スリックを選びました。フォーメーションラップでほとんどコースが乾いていたので賭けに勝ったな、と。僕と織戸君(No.19)はドリフト出身で、チョイ濡れの滑る中は得意ですから。19号車はソフト目のタイヤだったので、我慢して着いていけば抜けると思っていました。あとは、ドミニクがいい仕事してくれて、完璧でした。最後は最高の瞬間でしたね。実は『タイサンとしては最後のレースになるから勝ってくれ』と千葉代表に言われてまして。勝利をプレゼントできて良かったです
ドミニク・ファーンバッハー
1年ぶりに日本のファミリーと一緒にレースができ、優勝できて嬉しいです。呼んでくれたチーム、素晴らしいチームメイトに感謝したいです。レースは簡単だったかな。タイヤのチョイスも良かった。優勝できて最高に嬉しいです