2009 AUTOBACS SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが、3月22日、岡山国際サーキット(岡山県)で行われた。GT500クラスはNo.24 HIS ADVAN KONDO GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治組)が優勝。GT300クラスはNo.19 ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)が優勝を果たした。
□決 勝 天候:雨 | コース:ウェット | 気温16度 | 路面温度17度
No.43 ARTA Garaiya
GT300クラスは序盤、ポールスタートのNo.11 JIMGAINER ADVAN F430(田中哲也)とNo.19 ウェッズスポーツIS350(片岡龍也)、No.43 ARTA Garaiya(新田守男)との間で三つ巴の接近戦が繰り広げられた。ここから、No.43新田が周回遅れとの接触で脱落。11周目にはNo.19 片岡がNo.11田中をかわしてトップを奪う。No.11 田中はその後、No.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝)にもかわされ3位に下がる。
トップを奪ったNo.19 片岡は、28周目のヘアピンで激しい雨に足元をすくわれコースアウト。No.7 谷口の先行を許す。だが、レース中盤のピット作業はNo.19のほうが速く、織戸学に交代してコースに復帰したところで、No.7 折目遼の前に出ることに成功した。
No.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
その後、No.19 織戸は安定したペースを維持し、トップでチェッカーを受けた。
No.19の優勝は昨年の第7戦もてぎ以来。IS350としては通算2勝目となる。
2位は、No.43 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)が、序盤の遅れを取り戻して入った。一時は7番手まで下がった新田だが、ピットイン前までに4番手まで順位を回復。後半担当の高木真一がNo.11 平中克幸、No.7 折目を攻略した。
3位はNo.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)だった。