7月26日、2009 AUTOBACS SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」はスポーツランドSUGO(宮城県)で決勝日を迎えた。決勝日朝のフリー走行が、9時45分から30分間行なわれた。
□フリー走行 天候:曇 | コース:ドライ | 気温30℃ | 路面温度40℃
晴天に恵まれた決勝日は、朝から気温がうなぎ上り。走行開始時点で30度という暑さとなった。ただし、午後には降水確率50%という予報もあり、決勝をどういう状況で迎えるかはまだわからない。とりあえずフリー走行では、各チームともこのコンディションでのセッティングを煮詰め、ドライでの決勝に備えている。
GT500クラスのトップタイムはNo.6 ENEOS SC430(ビヨン・ビルドハイム)の1分18秒858。このセッションでは唯一の1分18秒台で、決勝では2番手グリッドからの逆転を狙う。2番手はNo.35 KRAFT SC430が続き、3番手にNo.12 IMPULカルソニックGT-R。予選でポールを奪ったNo.3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rは5番手タイムだった。2番手以下、10番手までが1分19秒台をマークしており、決勝での接戦が予想される。
なお、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rは、このセッションでの黄旗区間追い越し違反により決勝グリッド2グリッド降格というペナルティが課された。
GT300クラスではNo.33 HANKOOK PORSCHEの1分25秒563がトップタイム。2番手No.2 アップルK-one・紫電以下、8番手までが1分26秒台で並んだ。予選ポールのNo.81ダイシンアドバンFerrariは1分26秒529で7番手だった。
なお、No.46 エスロードMOLA Zが縁石にマシン下部を接触させディフューザーの一部が脱落。コース上に落としてしまい、これがNo.1にペナルティが課される黄旗の原因となった。No.46 自体は破損個所を修復すれば問題なく出走できる。
予選で田ヶ原章蔵が通過基準タイムをクリアできなかったNo.808 初音ミクStudie GLAD BMW Z4はここでの走行の結果、決勝出走が認められた。このセッションではシフトリンケージにトラブルが発生したが、決勝までには修復できるようだ。