今回のレースはフィニッシュが日没後となる。このため、予選終了後の18時30分から30分間、夜間のフリー走行が行われた。
走行開始から数分はまだ明るさが残っていたが、セッション半ばを過ぎると完全なナイトランに。暗闇を引き裂くヘッドライトが、コース上に光の帯を描く。今回は、“トワイライトエレガンスマシンコンテスト"と銘打ち、最も夕闇に映えるマシンを来場客の投票によって決めるというイベントも行なわれたため、ホイールに小さなライトを装着するなど、工夫を凝らしたチームもあり、いつも以上に幻想的な光景が展開された。この投票では、GT500はNo.100 RAYBRIG NSX、GT300ではNo.808 初音ミクStudieGLUD BMW Z4がトップを獲得した。
なお、このセッションでのトップタイムはGT500クラスがNo.6 ENEOS SC430がマークした1分56秒441、GT300クラスはNo.11 JIMGAINER ADVAN F430の2分09秒848だった。