GT500 クラス | ポールポジション

ラルフ・ファーマン

朝の練習走行からクルマは非常に調子が良かったから、今日は（ポールポジション獲得は）いけると思いました。今年はとても厳しい時期もありましたが、最終戦までタイトル争いができ、ポールポジションも獲得できました。わずかながらタイトルの可能性もありますし、このポールポジションをムダにせず、優勝できるようにがんばるだけです。（予選では）まずはポールポジションを獲るという第一の目的に向け集中していました。だから、まだ決勝のことは深く考えていません。NSXのラストレースで優勝できて、チャンピオンにもなれたら、ホンダの博物館のいい位置にこのクルマを飾ってもらえるかな（笑）

伊沢拓也

今回はノックダウン予選ということで、僕も予選アタックの機会がありました。セッション2を担当したのですが、そのときまでニュータイヤを履いて走っていなかったので、少し不安はありました。でも、何とかクリアすることができました。セッション3のラルフ選手の走りは、非常に素晴らしかったですね。いつも彼から多くのことを学んでますが、ああいう一発（でタイムを出すため）の走りは、まだまだ自分に足りないなと思いました。今日はNSXを走らせてきた全員にとっていい結果だったと思います。明日も優勝とタイトルに向けて、最高の走りをしたいと思います

GT300 クラス | ポールポジション

青木孝行

ポールポジションは何回獲ってもいいものですね。ただ、今年3回というのはデキすぎかな（笑）。セッション3の最後のアタックは、良いタイムを出すための位置取りがうまくいきました。アタック自体も問題なかったです。ただ、クルマに少し問題があり、最初のセッションではコースアウトもしてしまいました。明日に向けてそれを改善したいです。僕らは（タイトルの権利はなく）失うものはないわけで、もうガンガン行くだけです。シーズン最後のレースですから、ここで勝てると来年開幕までいい気分ですから、ホント勝ちたいですね

藤井誠暢

今回は持ち込んだセッティングが非常に良くて、走り始めからクルマのバランスが良かったです。午前も午後もトップだったんですが、一発のタイムだけでなく、ロング（ラン）でもアドバンテージがある状態で走れました。非常にいい状態で来ていると思います。もてぎは僕らのクルマにあった得意なコースなので、タイムが出たんだと思います。ノックダウン予選ということで僕もアタックして、3セッションすべてトップで終えることもできました。決勝に向けていい位置に着けたと思います。決勝ではタイトルを争うチームの多くは無給油（作戦）でくると思います。僕らのクルマは燃費が良くなくて、それは難しいのですが、ピットでのロスをコース上で取り戻せるよう、ぶっちぎるつもりでいきたいです