GT500 クラス | 優勝

No.18 ウイダー HSV-010

小暮 卓史
 (前戦の)鈴鹿ではひどいクラッシュで、みんなが暗くなってしまったのです。だから、今日はきっと喜んでくれたと思います。それが嬉しいです。
 いいレースができたと思います。ロイックがちゃんとマージンを作ってくれ、自分も仕事ができたと思いますし、ドライバーふたりが自分の仕事をして勝てたので、ホントにうれしいです。ピット(作業)でどうしても遅れがちなので、その分のマージンが欲しいなと思っていたので。40周まで(ピットインを)引っ張るとは思っていなかったんですが、それを過ぎたあたりからロイックが(38号車を)引き離して来てくれて、その分、安心してバトンを受けることができました。
ロイック・デュバル
 本当にグレートな気分ですね。クルマは(前戦の)鈴鹿でも勝てる可能性があるほど良かったし、今回も同様でした。前回は運がなくて、それだけに今回はプレッシャーもあってタフなレースでした。でも、その中で勝つことができて、僕らが強いチームであることを証明できたのが良かったですね。
 38号車とは戦略が違い、違うタイヤを選んでいました。僕のほうは最初10周くらいは(タイヤの)グリップが厳しかったのですが、コントロールはできていました。それ以降はタイヤグリップも安定してきました。小暮さんに十分なマージンで渡すのが作戦だったので、そこはうまくいきました。それで結果が出せたと思います。
 (小暮が乗った)後半は、見ているほうがドキドキしますね(笑)。小暮さんは経験のあるドライバーだし、10秒近いマージンもあったので安心してました。でも、最後の3ラップはドキドキが止まらなくて、早く終わって欲しいと思ってましたよ(笑)。


GT300 クラス | 優勝

No.46 アップスタート MOLA Z

横溝 直輝
 ここ(記者会見)にいるのが信じられないような気持ちです。ウェイトハンデが30kgあるのでレースは厳しい展開になると思ってましたが、横浜ゴムのタイヤと、チームが作ってくれたクルマのパッケージが、僕らに非常に合っていて、決勝でも予選同様のパフォーマンスが引き出せて、自分のペースを守って走れたのが良かったです。
 作戦としては、僕がどのくらいまで(ピットインを)引っ張れるかでした。それに対して、他のチームがタイヤ無交換などイレギュラーな作戦をやってきたので、それに合わせてペースをコントロールしていきました。
 僕らは開幕の2週間前に参戦できることが決まったのですが、メインのスポンサーも決まらず、今季後半の参戦もわからないところが多いんです。だからチームの営業の方にとって、この優勝が役に立てばと思います。
阿部 翼
 ホッとした、そういう気分です。トップの7号車が、僕の真ん前くらいでクラッシュしました。(それで自分たちがトップに立ったが)あとはレースが終わるまで何があるかわからないので、気を引き締めていこうと思いました。それと、今日は落下物が多いというインフォメーションが(ピットからの)無線であったから、気を付けていこう、と。GT500同士のバトルもあったので、最後まで全体的に注意して走りました。