GT500 クラス | ポールポジション

No.12 カルソニックIMPUL GT-R

松田次生
セパンに関しては(ポール獲得の)自信がありました。冬にこのセパンでタイヤテストしたことが大きかったです。海外でのテストには資金も要りますが、チームが苦労して(テストを)させてくれました。星野監督、スタッフに感謝したいです。また、GT-Rは今年3.4リッターのエンジンになって(開発に)苦労していました。そんな中、この第4戦で僕らのクルマは新しいエンジンに載せ替えて、良いパフォーマンスを出すことができました。日産、ニスモに感謝したいです。
 ポールポジションを獲ったので、(決勝では)ここで優勝しないといつするんだと。今回のアタックは僕でしたが、ロニーもとても速い選手です。ふたりで力を合わせれば、明日は頂点にいけると思います。後ろに速いクルマもいますが、それを信じて、絶対勝つつもりでいきます
ロニー・クインタレッリ
ツギオのスーパーラップでの走りは完璧でしたね。最終セクションですごい良いタイムを出したので、6号車(エネオスSC430)は届かないと確信しました。このポールポジションは、ツギオに感謝します。
 フリー走行では、決勝のために(燃料が)軽め、重めの両方試してどちらもとても良かった。1月のテストで選んだタイヤも合っていました。後ろに速いクルマもいますが、ロングラン(テスト)もペースが良かったので、心配していません。ただ、HondaのHSV-010 GT勢はタイヤ2輪の交換でピットタイムを短縮する可能性もあるので、ピットのタイミング、作業のこともキーポイントになりそうです。(勝つ)自信はあるので、ツギオと一緒にがんばります


GT300 クラス | ポールポジション

No.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430

田中哲也
今シーズンはクルマが変わって、タイヤメーカーも変わって、スタッフは同じですが、ここまで苦労しました。ですが、第3戦富士の決勝中にすごくいい感触を得たタイヤがあったんです。それで、この第4戦セパンはいけると。確信と言うほどではなかったですが、今日のフリー走行を走ってポールポジションを狙えると思いました。(スーパーラップの)計測1周目で、アタックすれば自分の(予選1回目の)ベストラップは0.5秒くらい更新できると感じました。アタックでは1回ミスしましたが、ほぼパーフェクトにできたと思います。チーム、タイヤメーカー、すべての方に感謝したいし、みんながんばってくれたと思います。
 GT300はいろんな車種、タイヤメーカーがあってレース展開もバラバラ。セパンでは分かりませんが、タイヤ無交換作戦というチームもありますよね。(ライバルの)手は読めないです。僕らはFIA-GTのクルマで燃費が少し良くないので、(給油作業のために)序盤できるだけプッシュしてマージンを稼いで、後半の選手にバトンを渡して、後半もプッシュ、プッシュで、優勝できればと思います
平中克幸
ここまで3戦は思うように結果が残せなかった。それだけに、今回はポールを獲れて優勝に一番近いところにいるわけですから、決勝レースが楽しみです。
 今回、アタック担当ではないので、あまりクルマには乗ってませんが、(田中)哲也さんの素晴らしいアタックを見て(ポールは)いけると感じました。富士でホントに良いタイヤが見つかったことも、この予選の結果になって、決勝レースの結果にもつながると思います。僕は自分の仕事きっちりとして、あとは勝つだけと思っています