GT500 クラス | ポールポジション

No.8 ARTA HSV-010

小林崇志
まだポールを獲ったという実感がわかず、何と言っていいかわかりません。セッション3でアタックすることが決まったときは『落ち着いて行け』とだけ言われました。緊張はなかったです。実は直前に聞かされたので、緊張してる暇がなかったんです。考えても無駄なので、何も考えずに走りました。
(HSV-010 GTでは)今日の練習走行を入れて30周くらいしか走っていません。その中ではうまく乗れたかな。とくに違和感もなく乗れました。細かいところでまだまだわからないこともありますが、問題はありませんでした。
 僕はまだSUPER GTの決勝を走ったことがないので、逆に何も考えず、開き直っていきたい。自分のベストを尽くして走りたいです
ラルフ・ファーマン
全セッションで、三人ともにトップタイムを出せて、すばらしい週末だと思います。小林選手はほとんどクルマに乗っていないのに、このポジションを勝ちとったことはすばらしい。よくやったと思います。
 今年はここまで思うような結果が出せなかったので、この鈴鹿をターニングポイントにしたいです。そのためには明日勝たなければいけない。暑さは、ボク自身は全然問題ないです。長いレースなのでどうなるかわかりませんが、ライバルはやはりGT-Rの23号車、そして同じHSV-010 GTのチームとなると思います
井出有治
小林選手はアタックに出るときに非常に落ち着いていましたね。たしかにクルマが調子よかったわけですけど、あのタイムを出せたことはすごい。すばらしいドライバーだと思います。今シーズン、ここまでいい結果が残せていませんが、今回は小林選手のサポートも得られるので、ぜひ結果を残したいです。
 これまでクールスーツにトラブルがありましたが、チームも対策をしてくれたので問題ないと思います


GT300 クラス | ポールポジション

No.26 CINE CITTA'タイサンポルシェ

密山祥吾
今回、この26号車に乗せてくれたタイサンの千葉社長、山路監督に感謝したいです。この前に行われた(富士でのタイヤ)テストでこのクルマに乗って、バランスが良く良い手応えがあったので、決勝では上位にいけると思ってましたが、まさか(予選で)ポールポジションが獲れるとは思っていませんでした。
 (2分)8秒フラットは考えていましたが、7秒台は考えていませんでした。ポルシェはクルマにあった走らせ方が必要で、それがうまくいったのだと思います。自分でもビックリです。一ヶ所ちょっとミスした部分があったんですけど、(結果として)十分です。まあまあ満足のいく走りでした。明日は長いレースなので、他車のスピンやトラブルに巻き込まれないよう、きっちり地道にゴールを目指して走りたいと思います
植田正幸
今日は、密山とイゴール、そしてチームがすごくがんばってくれました。すごくうれしいです。富士でのテストでクルマがとても良くなって、(鈴鹿は上位に)いけるんじゃないかなとは思いました。
 ただ、(2分)7秒は見えなかったですね。彼(密山)ががんばってくれた。走る前に言っていたんですけど、130Rを目をつぶって思いっきり行ったんじゃないかな(笑)。明日は暑いし、長いんで、今日はふたりにがんばってもらったんで、明日はボクもいいところを見せたいです
イゴール・スシュコ
ホントに、非常に、うれしいです。ポールはアメリカでは獲ったことがあるんですが、日本では初めてです。3年間日本でレースをやってきて、タイサンでポールを獲れたことがうれしいです。フリー走行では(セッティングに)迷いはありました。でも、良くなった。チームのみんな、そしてヨコハマのタイヤがよかったです。すごく良いタイヤを持ってきてくれました。(クルマが)思うとおりの動きをしてくれるタイヤでした。それがポールにつながったと思います。明日は100%(の力)を出しきって、最後まで走りきれるようがんばります