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FAN FORUM | インサイドレポート・ネットワークエディション

2005 SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ

Qualifying Day Report

■予選1回目
◎No.38 ZENTセルモスープラ、GT500クラス暫定トップ
立川祐路「うまくタイムが出せたかなと思います。開始ちょっと前まではコースがまだ濡れている状態だったので、最初はウェット(タイヤ)でいって、コンディションだけ確認しました。それでスリックに履きかえて出ていったんですが、思ったよりも(路面が)早く乾いたんで、完全ドライで走れました。それがよかったと思います。クルマは仕上がっているんで、ドライだったらの話ですが、決勝でよさそうです。スーパーラップはドライでやりたいですね。雨でのワンラップアタックはあんまりよくないでしょ。予選最後に赤旗中断になったときは、あのときにニュータイヤを履いてもタイムアップはないだろうと思ってたんで(逆転される)心配はしていませんでした。でも今年の予選はスーパーラップしだいだから、逆にプレッシャーのかかる位置になってしまったかな(笑)」
◎No.46 Dream Cube's ADVAN Z、GT300クラス暫定トップ
星野一樹「混走で雨が降るといけないから、GT300(クラス専有)でタイムを出さなきゃいけないと思ってました。それでトップを取ったんですが、混走でも晴れている状態だったんで、じゃ最後の最後に(アタックに)出ようと思ってました。最後は、すでにコースにいて誰かがタイムを更新したら無線を入れてもらうことになってて、(他車が)タイム出たよっていう連絡をもらってからクリアを探してアタックに入りました。それで(アタックに)いったら(チェッカー)ギリギリで…。運よくクリアも1周だけ見つかったし、計測2周目にタイムが出るタイヤだったので、いい感じでゆっくりと1周温めてタイムを出すことができました。(赤旗で終了というアナウンスを聞いたときは)、こういう(上がっていく)感じで“ヤッターッ”って思ったのに、“再開します”って聞いて“えっー”って(下がっていく)みたいな…。で、いくしかないかと思っていきました。とりあえず(暫定ポールを)獲れてよかったです。昨日は、走り出しは(セットを)外しちゃってて、みんなでああでもねェこうでもねェと少しずつやってきて、おしまいにようやく帳尻があったという感じでした。昨日から今日にかけてまた進化していますし、ホント、チーム力に助けられてますね。50kg積んでいるとは思えないほどいいクルマを作ってくれてますよ。スーパーラップ? すっごい雨になるとやらなくていいのになぁ(笑)。まァ、なんにしてもガンバりますよ。勝ったあとの1戦だけに大切ですからね」
◎No.32 EPSON NSX、混走でスーパーラップ進出を決める
松田次生「燃料ポンプにトラブルが出てGT500専有の時間に走れなかったんですが、なんとか修理も間に合って予選に出られました。アンドレ曰く『クリアもとれていたし、順当にいってもあのポジションだったと思う』でした。タイヤ選びやマシン作りはレースを考えてやっています。予選では入ることが一番の課題というか目標ですから。もてぎみたいなレースができると思うし、いい結果が出ると思います。タイヤも進化していて、レースではとくにいいパフォーマンスをみせてくれています」
◎No.8 ARTA NSX、GT500クラス暫定4番手でNSX勢最上位
伊藤大輔「コースは昨日とそんなに変わっていない感じでした。クルマ的には昨日すごいアンダーステアだったので、今日にかけてもう少し曲がる状態にしましたが、あまり解消はされていませんでした。まぁ昨日よりは少しいいかなという感じだったので、そのぶんタイムが上がったかなという感じです。最後の20分(混走の時間帯には)、GT300の人のタイムが上がっていましたが、それは2セット使った人がいたのか、ラバーが乗ったのかわかりませんけど、それほど路面がよくなっていたということはないと思うんですけどね。スーパーラップは、天気がどうなるかわからないので、その場で考えます。雨はぜんぜん気にしていませんが、雨の量が変わったりするのは運次第なんで…。ドライだったらドライで、まだクルマが曲がらない傾向にあるので、それをちょっとやり直さないとダメですね。(フロントの新たな空力パーツは)つけることで多少バランスが変わって、効果があるからつけてるんですけど(ドライバーによっては)好みがあるかもしれない」
◎No.3 G'ZOX・HASEMI・Z、フェアレディZ勢唯一のスーパーラップ進出
金石年弘「昨日オーバーステアが出ていたので、今朝はそこをメインに直して走りました。その結果、オーバーステアはちょっと解消されていたんですが、全体にグリップ感はなかったという感じです。路面もけっこう悪かったですしね。でも、トップのタイムが見えてきたので、可能性はあるかなという感じです。雨は走ってみないとわからないですけど、そんなに悪くないんじゃないですか。スーパーラップのテーマ曲は、ドイツに行ったときに初めて聴いた洋楽の曲です。なにかヘンな曲かけて、遅かったら恥ずかしいじゃないですか」
◎No.0 EBBRO M-TEC NSX、暫定クラス2番手
細川慎弥「46号車 (Dream Cube's ADVAN Z)なんかは(ニュータイヤを)2セット使ってると思うんですが、ウチは1セットしか使ってないんです。もしスーパーラップがドライになってもいいように、1セット残しておこうということにしました。1回目でトップにいることより、10番手以内に入ってスーパーラップに出ることが重要なので、(暫定2番手という順位は)気にしていません」
◎No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R、GT300クラス暫定3番手
柴原眞介「最初の20分ではふたりが基準タイムをクリアすることが大事だったので、チームの作戦でそれを目標にいきました。だから、最初からスリックでいったんですけど、結果的にはそれがちょっと失敗でしたね。ウチの監督が『午後は雨だから入れちゃえ』ってことで混走で2セット目を入れちゃったんで、このまま雨が降り続けば成功ですよね。最初の20分のアタックは、レインで走っているクルマもありましたし、ラインも1本しかなかったので、けっこう引っかかりましたね。その後乾いてきたんですけど、もうチームメイトに交代しちゃってたんですよね。なので、混走でもう1回アタックにいきました。そのときも大きく引っかかって一ヶ所ラインを外してしまいました。雨での調子ですか? 一昨日走ったときとはセッティングを変えてしまっているんで、どうかわかりません。でも、みんな同じ条件ですし、雨だったらタイヤメーカーの差がでるかなという感じじゃないですか?」
◎No.5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU、初のスーパーラップ進出
玉中哲二「木曜日から流れがよくて、予選に向けてブレーキパッドを変えたら数段よく効くようになった。プロμの開発が進んだおかげでタイムアップができました。Vemacも3シーズン目なんでクルマもドライバーも老朽化が進んでいます(笑)が、最後に一発みせてやるというところですかね。富士とクルマとの相性はいいですね。昔のコースだったら絶対ポールポジション獲ってますよ。テストもやってないし、クルマもほとんど何もやってないんですが、このへんでそろそろ勝たなきゃというところですね。根性一発ですね(笑)。スーパーラップはヨコハマ勢のトップをねらっていきます」
◎No.35 イエローハットYMSスープラ、GT500クラス暫定2番手
服部尚貴「全然ダメだね(笑)。最初は溝アリ。1セットしか使わないつもりだったから確認した。クルマは昨日よりは少しいい方向に行ったかな。昨日は曲がらなくて大変っていう感じだったんだけど。でも、レースに向けてはまだやりたいことがいっぱいあるし、やらないといけないね。タイムアタックは後半区間でちょっとミスしちゃってる。ホントはドライでちゃんとやりたかったんだけど、こんな天気だからね。スーパーラップで(ダンロップタイヤが)いいか悪いかは雨の量によるけど、正直きびしいんじゃない? あんまり雨だからいいとは思ってない。目標としては、まぁ10番以内に何とか(笑)。テーマ曲は、まぁ聞いてください。楽しいヤツを選ぶようにします(笑)」
※No.35イエローハットYMSスープラは予選後車検で車両規定違反のためタイム抹消。コメントは車検前のものです。

■予選2回目
◎No.36 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA、予選2番手
ジェームス・コートニー「アタックではそんなにプッシュせずに走った感じですが、ミスもありませんでした。予選1回目は何度もタイヤを交換していたので、アタックするチャンスがなかった。それでも(スーパーラップで)2位になれたのはちょっと不思議な感じですね。スーパーラップでたとえポジションが4位や5位になったとしても(決勝に向けては)ぜんぜん気にはならなかったと思います。そのくらい今回は調子がいいし、ボクも自信があります。テストでもオートポリスを含めてクルマは速かったし、タイムも出てました。とくにいいセットアップが見つかっていますからね。とにかく明日の決勝でいいレースをしてベストをつくすためにも、予選ではあまりムリすることなく少し控えめにいったくらいです。明日の天気ですか? ドライでもグッドだし、レインならエクセレントだし、もうどちらでも勝てるシチュエーションです。スタートドライバーもやりたいですね。どんな状況でもまかせてください!」
◎No.37 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA、山本左近の初アタックで3番手
山本左近「初めて予選を担当したんですが、雨を走ったことがなかったのにむずかしいコンディションになってしまいました。プッシュはするんだけれど、オーバープッシュにならないようにと自分に言い聞かせて、うまくまとめて走ることができたと思います。後半にアタックしたほうがコースも乾いてきたので、タイムが出るのもわかっていましたから、そのなかで3番手につけられたことはよかったと思います。ちゃんといい仕事ができましたって感じですね。ほんとは4番がよかったんですけど…。この10kg(のウエイトハンデが)があとから効いてくるかなぁと思ったから。でも出ちゃったタイムはしょうがないです。明日のレースのほうが予選よりも重要だし、決勝でどういう展開になるか。一番前でゴールできるようにしたいと思います」
◎No.38 ZENTセルモスープラ、スーパーラップで4番手に甘んじる
立川祐路「曲(『いい湯だナ』)はチームの選択で決めました。前回は子ども向けの曲にしたんで、今回はもう少し上の世代を意識しました。今度、選曲のポイントもつけてくれる?(笑)。シリーズポイントにちょっと加算して欲しいなぁ。(予選の)ポイントが欲しかったという気持ちもあるけど、コンディションも急に変わったということがあるので、そういう意味でタイヤ選択をちょっと失敗したかなと思います。それ以外はクルマもかなりいいし、明日も自信があるんで、ドライになればかなりイケると思いますよ」
◎No.8 ARTA NSX、予選5番手
伊藤大輔「スーパーラップは、ちょっとタイヤ(の選択)をまちがっちゃったかなっていう感じです(苦笑)。若干皮むきしたソフトを履いていったんですけど、グニャグニャで走れなかった。ボクらのクルマと路面状況の関係でいうと、もうちょっとハードか浅みぞのほうがよかったですね。だから、1周目はあんまり攻めずにタイヤを温存していって、アタック前の2周目もゆっくりいってたつもりなんですけど、逆にそっちで1分44秒台が出てしまって、計測の周はタイヤがグニャグニャになってしまって…。バランスがまるで崩れちゃったんで、まぁしょうがないな…みたいな。路面はペターッと濡れてるんですけど、ボクらのクルマのバランスからしたら、浅みぞでもまったくOKな感じだったですね。明日はちょっと天気もわからないですし、雨なら雨でもいいんですけど、雨でもドライでもスープラが安定して速い。レインでもそれなりに前に来ていますよね。だから、簡単には勝てないレースだと思うんですけど、自分たちのなかではそれなりに仕上げてきたし、表彰台にはかならず立ちたいと思います」
◎No.6 エッソウルトラフロー スープラ、ポジションアップならず
脇阪寿一「スーパーラップの曲は、前回は自分で考えたので、今回は一生懸命ガンバっているメカニックの選んだ曲が流れたらいいなぁ、と思って。自分の選んだ曲が流れたら笑顔になるでしょう? だから、昨日の走行後、曲を選んでいいよって言ったら、CDショップに探しにいったみたいです。クルマのほうはまだ挙動がおかしいままで、ポールを獲れる自信はなかった。スーパーラップに出たらスピンしてしまいそうな感じでした。タイムが出なかったのは、タイヤのせいでも雨のせいでもありません。ブリヂストンが用意してくれたタイヤはレインでもよかったと思います。ずーっと引きずっているリアの挙動のせい。前回の富士(第2戦)ですでにわかっていたことなんですが、それがまだ直らないんです。だからこの1年のスピン量って、今までで一番多いんじゃないかな。そういうこともあって、フルウェットのほうがスピードが落ちたり、タイヤにかかる入力が減る分、そういう(不安定な挙動)のが起こりにくいですね。明日はなんとかポイントを取るしかない。今置かれている現状ではきびしいレースになりそうです」
◎No.3 G'ZOX・HASEMI・Z、スーパーラップ8番手
金石年弘「最初(の15分間)に皮むきしているときはそんなに調子悪くなかったんですね。でもスーパーラップでは、すでに皮むきしてあったもう1ランク柔らかいヤツを履いて走ったら、クルマ自体がまったくグリップしなくて…。それがどういう原因かがわからない。まぁタイヤだとは思うんですけど、それがちょっと外れた方向にいったかな。『バンザーイ…なしヨ』って感じかって? そうですね(笑)。スーパーラップがドライだったら(セッティングを)ちょっとアジャストするだけでアタックしようかなと思っていたんですけど、雨が降ったんで…。雨でもそんなに悪くないはずなんですけど、そのへんで流れというか、ちょっとタイヤチョイスに失敗したかな。明日のレースは天候がどうなるかわからないですけど、なるべくドライでレースしたいですね。金曜日に満タンで走ったときもペースはよかったので、(決勝でのセッティングは)もう少しデータ見て考えて決めたいです。ここ何戦かポイントを取ってないので、今回は取りたいですね」
◎No.10 MACH-GO FERRARI DUNLOP、GT300クラス2番手
三船剛「久しぶりにがんばれました。今年は前半がよくなかったので、この順位はほんとううれしい。決勝では、番場くんとしっかり協力して表彰台を目指したいですね。スーパーラップでは、一生懸命クルマを暴れさせないようにしてました。タイヤはヨコハマに比べるとよかったってことでしょうね。スリックは(予選1回目に)2セット使っちゃっていたんで、雨じゃなければ上位に入れる見込みがなかった。(予選2回目の)最初の15分間にはスリックでロング(のテストを)やりたかったんで、そこでドライで走れたのは、明日のためにはとってもいいことでした。運がよかったですね」
◎No.13 エンドレスアドバンZ、スーパーラップで3位に浮上
影山正美「予選1回目で5位に入るのも大変でした。(セッション中に)セッティングを変えて、コースインしたのが残り3分30秒くらいでしたからね。昨日からある程度タイムは出てるんだけど、そこからさらにセッティングを進めていったらそれがあんまりよくなくて、これじゃあタイムが出ないなぁと思ったんで、ニュータイヤを履く前に全部もとに戻してもらったんです。スタッフからは“間に合わない”って言われたんですよ。でも、チェッカーの周でもいいからタイムを出そうと思っていきました。ギリギリでタイムが出てよかったです。スーパーラップに関しては、ドライセットとウェットセットとでは全然感じが違うんでウェットセットにする判断をしたものの、ブレーキバランスが違ってて、そのバランスを取るためにフロントタイヤを温めきれなかったから、アンダーがきつかったですね。それでもあのタイムが出たんで、よかった。今の時点までうまくいってますが、ドライでは46号車(Dream Cube's ADVAN Z)に負けてるし、決勝のコンスタントラップも負けてる状態なので、そのへんを明日までにどう改善するかということになりそうですね。したたかにいってポイントを獲りたいです。ただ、(予選3位は)取らなくてもいい10kgだったのか、今後活きてくる1ポイントだったのか、というのは(シリーズを)左右する部分だとは思います」
◎No.11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP、GT300クラス4番手
田中哲也「深みぞを選んでしまったのが失敗です。思ったよりコース上で水がはけているところがありましたね。出走順が2番手だったので、もう並んじゃってた(のでタイヤ交換ができなかった)んです。タイヤ選択をミスしてしまったということです。5番手ぐらい後ろやったらモニターみてコース状況を確認できたんですが…。まあそこそこの順位にはいるんで、決勝では表彰台はもちろん、優勝をねらっていきます」
◎No.46 Dream Cube's ADVAN Z、スーパーラップは5番手どまり
星野一樹「タイヤ選択を失敗したとは言いたくないんですけど、今週末ボクらが持ってきたウェットタイヤはスーパーラップで履くとは思ってなくて、どっちかというと決勝で持つタイヤって思って選んできたんで…。13号車はADVANのなかで一番ソフトなものを選んで一発(のタイム)が出ましたからね。ボクは持ってるなかでは一番ソフトを選んだんですけど、(ADVAN全体のなかでは)ミディアムくらいでしたから。まぁタイヤという道具を自分で合わせきれなかったので、しょうがない。5番手から決勝をがんばりますよ。でもホントくやしいなぁ。とりあえずやれるだけのことはやって、勝てるようにします」

■ポールポジションインタビュー
GT500
◎No.32 EPSON NSX
アンドレ・ロッテラー「トップを獲れて気分は最高ですね。正直このタイムには自分でもビックリしています。雨でのテストが十分ではなかったので、スーパーラップの前の15分の走行で(雨の)セッティングをして、そのままスーパーラップに挑みました。それがうまく当ったのだと思います。アタックの順番が早く、あとから走るクルマに抜かれる心配があったので、できる限りの走りをしました。私たちの使ったレインタイヤは、もっと雨が振った状態のほうが合っていたのですが、そういう意味ではギリギリの線だったかと思います。路面も徐々に乾いてきて、抜かれるんじゃないかとけっこう心配でした。だから、今日は一番を獲れてうれしいし、明日もいい結果が出せると思います。このところのアンラッキーも気にしていません。たしかに残念でしたが、それは過去のこと。ボクもチームも前向きにやっています。今回のレースのことだけを考えて、全力をつくしています」
松田次生「たしかに今まで歯車が噛み合わないこともありましたが、それにめげずにがんばってきたことが今日のポールポジションにつながったと思います。前回の富士で、ダンロップタイヤはいいパフォーマンスを持っていると感じました。とくにレースが強いと感じたので、明日の決勝は一番前から走るわけですから、そのままトップで帰ってくることも可能じゃないかなと思ってます。まあ、コンディションはドライのほうがいいですね。
 今回、NSXはフロントの空力パーツを新しくしました。これはフロントのダウンフォースが増えて全体のドラッグが減るという画期的なものだそうです。ただ、ボクらは他のチームとタイヤが違うので、タイヤに合わせてセッティングをしていった結果、使わないということになりました。フロントのダウンフォースが上がる分、フロントタイヤの発熱状態などを考えなければいけないし、ドライバーのフィーリングでは付けても外してもそんなに変わらない感じだったので、チームの判断で付けないことになりました。
 決勝レースの予想ですか? ストレートにシケインを作ってくれればぶっちぎれるんですけどねぇ(笑)。セクター1を見ると少しスープラが速いので、最初の部分で抜かれないようにしないといけませんね。GT300を抜くときなど後半のセクションでスピードが落ちちゃうと、ストレートで(スープラに)抜かれてしまう。そういう意味でもきびしいレースにはなると思います。ただ、タイヤもいい感じですし、もてぎみたいに速いペースでいけると思います。ボクはウエットで走っていないのでわからないですけど、アンドレの走りを見てると問題ないようですし、雨でも晴れでも心配はないと思います。
 午前は燃料ポンプにトラブルが出てGT500専有時間で走ることができなかったんですが、その後はとくに問題はないので、明日に影響はありません」
GT300
◎No.0 EBBRO M-TEC NSX
細川慎弥「スーパーラップの前に雨が降ってドタバタしました。でも、木曜日のスポーツ走行で、レインでのクルマのセッティングやタイヤの相性などをテストしていたので、そんなにあわてることなく自分の走りに集中して臨むことができました。アタックでは、まだタイヤが温まりきっていなかったのでアンダーが出てしまって、飛び出しそうになりました。午前はそこそこにまとめてしまって2番手に終わったのでくやしくて、それだけに(ポールを獲れたのは)『いただき!』って感じでした。クルマの調子がいいので、決勝はドライでもウエットでもコンディションは気にしてないです。一番前(のスタート)から治樹さんにぶっちぎってもらって、あとはそのまま(自分が)キープしてゴールしたいですね。ライバルは全車。というか、誰がライバルというのではなく、ボクらはSUGOでポイントを失ってシリーズ5位というポジションですから、今回は優勝して最大のポイントを取りたい。ガライヤ(No.43)を抜いてランキングトップに立ちたいです」
黒澤治樹「クルマはウエットでもいいですし、ドライでもすごく安定していていいですね。重いウエイトに合わせてセッティングしているので、バランスはあっているし、タイヤもそれに合わせて造り込みをしてきています。それで今日みたいな結果が出ていると思います。セッティングはボクら二人でやってますし、(クルマに対する)コメントも同じですし、決勝もドライでもウエットでもいいレースができると思います。ただ、前回(第2戦)のようなぶっちぎり、あれだってボクらとしては決して余裕があったわけではないんですけど、ああいう圧勝は不可能じゃないかとは思いますが。(ライバルとして)どこをマークするということはないですし、ボクらとしては一生懸命走るだけです。ただ、ボクらが意識しないといけないのは、SUGOでポイントをなくしちゃったぶんを取り返して(ランキングトップとの)ギャップを埋めて、オートポリスと最終戦の鈴鹿に挑む状況をつくること。ポイントをひとつひとつ取っていくということで、今日の(ポールポジションの)2ポイントも重要です。目標は当然ランキングトップのガライヤですが、まずは目の前の敵と戦っていきます」

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