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2005 SUPER GT 第8戦 鈴鹿サーキット

Qualifying Day Report

■練習走行日
◎JLOCムルシエRG-1、No.86、No.87の2台ともGT300クラスからのエントリーに
則竹功雄代表「GT300への参戦で、ドライバーを含めチーム全体のモチベーションが上がるということを実際に(第4戦)SUGOで経験していたので、今回チャレンジしてみようと思ったわけです。われわれのクルマはFIA-GT車両で、今の日本のGT500では届かないところに(トップ)タイムが行っちゃってる状態です。“じゃあ改造したら”っておっしゃるんですが、そうするとFIAのレースにまったく出られなくなっちゃうんです。前もモンツァのレースに行ったんですが、トップを走れる状態なので、そういう意味ではFIA-GTでのレギュレーションを守っていきたい。それをSUPER GTの中でどう生かそうかと考えたときに、じゃあリストリクターを小さくして重量を積んでGT300に出るのがベストだろうという判断になりました。2台走ることでデータの共有も可能になるし、ある意味では最善の方法というわけです。いつでもこの車両でFIA-GTのレースにも出られるので、両方を兼ね備えるにはこれしかないという判断です。当然、来年のSUPER GTを考えてのテストも含んでいます」
古谷直広「タイヤのサイズが前は(GT500と)同じなんですが、後ろが細くなっているんです。その分グリップないかなと思ったんですが、思った以上ではないです。コーナリングの性能はそんなに悪くないですよ。大きく違うのは直線のスピードくらい。あと、オーナーが気づいたんですが、やっぱり音はGT500のほうがいいみたい。甲高くてF1チックで、いい音が出るみたいですね。2台が同じクラスで出ると比較もできるし、GT300で走っているほうが順位もいいところを狙えるので、モチベーションは上がりますね。攻めのレースをやってるなという気持ちになれるので、いいんじゃないかと思います。今回、事前のテストはなく今日が初めての走行でしたが、悪くはないと思います。わりと順調に進んだかな」
■チャンピオン候補に訊く
◎No.8 ARTA NSX(ランキング1位)
中村卓哉監督「8号車のチャンピオンシップと、チームタイトルの二つをとるのが目標です。1年間それを目標にやってきましたから。No.18が上位を抑えることができれば、No.8のほうにもいい方向になると思います。両方で力を合わせていきたいですね。金曜日もNo.18がトップタイムで、目標に向けての良い感じで終われました。No.8は90kg積んでいますが、しっくりきてる感じです。もちろんドライバーはあれこれ注文を出してきていますが(笑)。予選ではNo.18はポールを狙いますし、No.8はライバルよりも上位でいければと思います。決勝は、ミスなく走りきれば目標は達成されると思います。雨でも心配はしてないですよ。オートポリスで雨での走行は確認できていますからね」
◎No.1 ザナヴィ ニスモZ(ランキング5位)/No.22 モチュールピットワークZ(同2位タイ)
出川洋監督「作戦というか、今回は1号車にはアタマを取ってもらいたいと思っています。今年は駆動系に何回か問題が出て、表彰台の真ん中を逃したりポイントが取れなかったりというのが続いていたんですが、今回は気分もパーツも一新してきたので大丈夫だと思います。開幕戦も最終的にはトラブルでリタイヤしましたが、あれだって走っていれば優勝でしたからね。その後も持たせるように走るしかなかったので、苦しかったですね。今回は金曜日の走行を見るかぎりいい感じなので、大丈夫かなって期待しているんです。(メーカーオーダーが出るかどうかは)周りの状況によりますね。ただ、トップを下ろす可能性は非常に低いでしょう。(22号車は)金曜日は満タンでの走行を中心にしましたが、もうちょっとペースが上がらないとキツいなって感じですね。ちょっとハマり気味。目標としては3位かな。3位でチャンピオンを獲れなければ、それはそれでしかたないかなと思います。
 (タイトル争いを左右しそうなのは)No.38かな。彼らが上位に来ることでポイントの計算がすごくややこしくなると思います。でも、No.38のチャンピオンの可能性は1号車と同じぐらい低いので…。それと、メンタルな面っていうのがすごくあってね。去年は本山/ライアンがトップで11点差をつけて最終戦に来たんですけど、それでもすごくイヤでしたから。8号車に関しても7点差のトップはすごくイヤだと思いますよ。チャンピオン慣れもしてないだろうし。そういうところがちょっとおもしろい部分かなと思います。
 (22号車の柳田真孝は)彼は大丈夫。アイツはハラが立つほどオットリしてる、よく言えば。悪く言えば鈍感(笑)。マイケル(クルム)は慣れてるしね。ただ、22号車はせいいっぱい頑張って3位がやっとだと思うんで、その3位にいけるかどうかだけですよね。自分で落ちこぼれちゃったらしょうがないから。策を弄するレベルまでいけばありがたいですけど、問題はそこまでいけるかどうか。8位とか9位走ってて“どうにかしろ”って言ってもどうにもならないですから(笑)」
◎No.36 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA(ランキング2位タイ)
関谷正徳監督「勝つしかない! チャンピオンを獲るためには、トヨタとしてのオーダーもあるかもしれませんが、そういうことをしなくてもチャンピオンが獲れる位置にいるのが目標だね。クルマの仕上がりはあとちょっと。レースでは実力を出しきるだけ! 目標はそれだけだよ。それしかないね」
◎No.38 ZENTセルモスープラ(ランキング4位)
大澤尚輔監督「ウチがチャンピオンを獲るには勝ちをねらいにいくしかないんです。やる気はみんな十分ですし、1年やってきたことの総決算になるようなレースにしたいですね。クルマも、開幕戦前の鈴鹿のテストではよくなかった状況がありましたが、10月のテストではかなり改善されていますので、自信があります。ドライバーもコンビでいろいろやりながら今はいい形になっているんで、問題はありません。鈴鹿では雨のテストはやっていませんが、べースはキチッとできてるんで心配はしてないです。ただ、雨だとレースが荒れるので晴れたところでキッチリやりたいですね。
 いつも最終戦になるとスープラは失速する悪いところがありましたが、今年はテストも十分やってきたからそんなことはないと思います。ただ、あとはそのタイムで長い距離を走れるかでしょう。タイヤはソフトを選んでるんですが、金曜の午前中の感触からは『大丈夫、間違ってない』という手応えを感じています。レースではきれいな戦いをやってチャンピオンをとりたいですね。トヨタとしては基本的にはチームオーダーはやることはないと思いますよ。ウチが上位にいればそんな必要もないですしね(笑)。
 みんなが喜ぶようなレースをやりたいです。ポールを狙っていきますよ! そうすると立川が最多ポールで寿一と並ぶんです。そして勝ったら勝ち数で正美と並ぶんです」
◎No.30 RECKLESS MR-S(GT300ランキング1位)/No.43 ARTA Garaiya(同2位)
金曾裕人apr社長「どっちが勝ってもスポーツならしかたないですから、チームオーダーはないです。M-TECに勝ちたいということで3台体制でスタートしたんですから。MR-SとガライヤがやりあってM-TECにチャンピオンとられてしまったら、それはそれでしょうがないですね。しかし、今年ガライヤは不慮の事故が多すぎですね。チャンピオンが獲れなかったらお祓いにいくしかないでしょう(笑)。
 MR-Sは孝太が一生懸命やってくれたおかげ。できすぎです。オーダーというのは今までもしたことがないんです。自分たちが他人に負けないクルマを作って、ミシュランにはタイヤを作ってもらうというシンプルなことしかやってません。ミシュランもダンロップに負けたくないから必死ですよ。(ウエイトハンデの)重さに対してタイヤの開発を頑張ってくれて、MR-Sとガライヤそれぞれに合わせこんでくれています。去年の負け方がよっぽど悔しかったんでしょうね。外人スタッフもいっぱい来てワーワーやってます(笑)。ウチらはそれに合わせてマシンをセットアップしています。
 今回、結果はどうあれ、男の子らしいレースをして、みんなが感動してくれればいいと思っています。3台ともめいっぱいいきますから、それでM-TECにタイトルを持っていかれたら、それが実力なんだとあきらめますよ」
■予選1回目
◎No.6 エッソウルトラフロー スープラ、GT500クラストップタイム
脇阪寿一「クルマはオートポリスからそこそこよくなってきているし、昨日も順調。昨日はタイヤ選びをしてたんでアタックはしてません。それでも手応えはあったし、計画どおりです。このあとはスーパーラップに向けてクルマを調整します。普通にいけばポールは獲れると思います。今年はお客さんに喜んでもらえるレースをしてないんで、チームも章も『今年1年の憂さ晴らしをしたい』と気合いが入ってます。明日のことは、章が決勝を見据えたセッティングをしてますんで、今日は予選で一つでも前(のグリッド)にいけることを考えてます。最終戦は毎年荒れますが、目標は優勝ですよ。まずはお客さんに喜んでもらえるレースを心がけていきます」
◎No.31 吉兆宝山MR-S、GT300クラストップタイム
中嶋一貴「昨日はタイヤ選択をやらせてもらって、足もタイヤもうまく仕上がって、金曽さんの期待に応えられるかなと思っています。実さんと『普通にいけばポールは獲れるだろう』と話していたんですが、1回目に暫定ポールがとれてよかったです。スーパーラップは久しぶりなんですが、ニュータイヤでのアタック1〜2周目でタイムを出していますから、スーパーラップもめいっぱいやるだけです。アタックの順番が最後なので、『王様のイス』に座れないのは残念ですが(笑)。
 明日は雨だとしたら、雨では走ってないんでなんともいえませんが、ミシュランタイヤは雨でもいいのでなんとかなると思います。ドライでも気温が下がればボクらにとっては有利です。シリーズ争いとは関係ないんですが、勝つことが目標ですからポールトゥウインをねらっていきます。スーパーラップもいっぱいいっぱい攻めていきますよ。鈴鹿は地元でもありますからね」
◎No.2 Privee ZurichアップルRD320R、予定どおりの2番手
渡辺 明「(No.31が)昨日からちょっと速かったんで、マークはしてましたよ。でも、こっちは思ったとおりのポジションで予選1回目を終えましたから。コースとタイヤとの相性もいいし、昨日から午前中の路面温度と合ってたし、今日も昨日と同じくらい(の路温)だったから、(タイムアタックの)イメージはできてましたよ。昨日のタイムよりも0.7秒くらい上がったのかな? ま、予想どおりですね。スーパーラップのアタックではオーナーが選曲したユーミンがかかると思います。一生懸命走るだけですよ」
◎No.27 direxiv ADVAN 320R、クラス3位につける
密山祥吾「昨日のようすからして、今日のタイムは想定外です。クスコ(No.77)がなんか漏らしてて、アタック中もいろんなコーナーでオイル旗が出てたんで、まさか(2分)04秒台に入るとは思ってみませんでした。周りのクルマのタイムを見ても12、13番手まですごく肉薄したタイムですが、路面や気温とタイヤの相性でタイムが上がったのだと思います。前にいる2台の(2分)04秒2や04秒3といったタイムは、エンジンのリストリクターのランクも違うので、近づくのはちょっと難しいですね。でも、クルマの状態もいいし、スーパーラップでは、ポールを目指して頑張りたいと思います。スーパーラップでの路温ですか? 上がっても下がっても関係ないですよ。だってタイヤが一種類しかないわけだし。とにかく最終戦なので、1位目指して頑張ります!」
◎No.32 EPSON NSX、予選1回目4番手
アンドレ・ロッテラー「昨日、チームがすごくいい仕事をしてくれた。ベストなタイヤを選んでくれたし、いいセットアップも見つけてくれたと思う。すごくハッピーだよ。セッティングもちょっとアジャストしただけでなにも変える必要はなかった。ボク自身のラップも、ほとんどは完璧だった。アタックラップのセクター1では、まだタイヤが温まり切っていなくて、そこで少しだけタイムロスをしているけど、その後はバッチリだった。スーパーラップでもベストを尽くしたい。トップ3には入りたいね。6号車をはじめ、何台かのスープラはすごくソフトなタイヤを選んでるんじゃないかと思う。(1分)53秒8なんて信じられない速さだから。あんなに速いタイムをどうやって出せるかわからない。だから、彼らはすごくソフトなタイヤなんじゃないかと思うんだよね」
◎No.22 モチュールピットワークZ、1回目10番手
ミハエル・クルム「昨日はいろんなトラブルがあってクルマが遅かったので、今日に向けていろいろ変更しているから、(予選1回目は)トップ10に入れるように(ニュータイヤを)2セット使っていくしかなかった。それでとりあえずトップ10に入ったけど、スーパーラップでポジションを上げるのは難しいと思います。でも、昨日の結果から見れば非常に満足です。バランスも完璧ではないけど、よくなりました。2セット入れてよかったと思いますよ。(1セット目で)コースコンディションがわかって、2セット目は0.6秒と、ビックリするほどタイムを上げられましたから。作戦は完璧だったと思います。この後はベストを尽くしてレースのセットアップに集中したい。いいペースで走れるセットを作りたいですね」
◎No.1 ザナヴィ ニスモZ、1回目は11番手
本山 哲「選んでるタイヤがハード寄りなんですが、途中赤旗が入ったことで時間が足りなくて、タイヤがちょうど温まったときにはもうGT300がコースに入ってきてしまいました。いいタイミングでアタックできなかったですね。(混走時ライアンがアタックしたが)もちろんあの状況では(タイムアップは)ムリなんで、ちょっと間が悪かったというか…。クルマは昨日からバランスもいいですし、問題ないです。だから、レースでは悪くないと思います。ボクたちは(雨でも)どういう状況でもレースで強いと思うので、この位置からでも巻き返して優勝できる可能性はあると思っています。ドラマチックなレースを見せたいですね」
◎No.0 EBBRO M-TEC NSX、予選1回目クラス4番手
細川慎弥「(ウエイトハンデ100kgは)ツラいですね。でも、いくしかないんでいってます(笑)。クルマのバランスとしては悪くないんですよ。ただ、タイム的に厳しいですよね。全体に重くてダルくて止まらないです。ただ、今回すごくいいタイヤが来ているので、それを補えています。(コースアウトしたのは)もう1周アタックを続けていたんですけど、思いきり入っていったら思いきり飛びました。“ムリだったな”っていう感じでした(笑)。中途半端に終わるのはイヤだったし、タイヤ的には全然大丈夫だったんで、もう1周行ったんですけど…。スーパーラップでの目標はポールです。狙いますっていうか、狙って取れるタイムじゃないけど、一発いきます。タイヤはガンガン温めていかないと相当ツライと思いますけど、予選で前にいないと勝負権がないじゃないですか。重いし、ストレートが遅いので追い上げるのはたぶんムリ。だから、もうホントに予選はいきます」

■予選2回目
◎No.6 エッソウルトラフロー スープラ、予選2番手
脇阪寿一「ポールを獲りたかったから、悔しいですね。路面コンディションに対してクルマを合わせきれてなくて、アンダーステアが出てむりやり曲げてたところが3カ所ぐらいあって、リアが流れてしまってタイムをロスしました。自分のミスですけれどね。ポールを獲った38号車は当たり前に走っていたのに、ボクはこのレースに賭けて(気合いを入れすぎた)たんで、その違いが出たと思います。ポールの回数で並ばれたんですが、ウチは1年休んでたようなもんですからね(苦笑)。明日の雨はボクだけではないですからね。データを見ながらクルマを合わせて、ファンにストレスを解消してもらえるような結果を残したいです。今年1年不甲斐ない成績でしたからね。表彰台はもちろん一番高いところを狙いますよ」
◎No.37 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA、渾身のアタックで3番手
山本左近「うーん、3番手は3番手でいいんですけど、やっぱりポールを獲りたかったですね。めいっぱいアタックにいこうとは決めてたし、攻めた。でも、今考えれば“あそこをああしてればなぁ…”というところもあるので、悔しいですね。でも3番手という位置からのスタートなんで、片岡さんがスタートを決めてレースをリードしてくれて、かつ明日晴れて今日のように暖かくなれば、レースラップはすごく安定しているので、いいところまでいけると思いますよ」
片岡龍也「(タイトル争いをしているNo.36に対し)とりあえず、No.37はNo.37で思いっきりレースを楽しめればいいかなと思っています。ただ、状況が状況だけに、どうなってくるかはわかりませんが、ボクとしてはできる限りのことをしたうえで結果を待つという感じでしょうか。クルマ自体コンディションはいいようですし、十分レースを楽しむことができると思います。レースに向けての仕上がりもいいので、雨が降らないことを祈ってます」
◎No.18 TAKATA童夢NSX、NSX最上位の4番手
道上 龍「スープラは1回目から速かった。4番手ですが、満足できないですね。タイム差が開きすぎですし、セクター3の遅さが気になります。スープラは全体に速いし、ストレートの速さもあるみたい。マシンの性能、特性の違いかなと思います。前の(グリッドにいる)スープラはウエイトが軽いからしょうがないと思いますけれどね。No.8も90kg積んでいても速かったんですけれど、スーパーラップはあまり調子よくなかった感じがしましたね。ボクがこんなこと言うのはホンマは悔しいんですけれど、(No.8の)大輔とラルフにチャンピオンをとって欲しいんで、できたらもうちょっと前の位置にいたかったですね。そのへんは自分の技量不足かなと思ってます」
◎No.32 EPSON NSX、予選5番手
アンドレ・ロッテラー「いいラップだったと思う。なにも問題なかったし、いいパフォーマンスを見せられたと思う。セッティングもよかったし、タイヤもよかった。レースでどういうことが起こるのか楽しみだね。ボクより前にいるクルマはたぶんソフトなタイヤを選んでいると思う。とくにトヨタはね。ダンロップを使っているのは2チームだけだから、ブリヂストン勢と戦うのは難しいと思うけど、ベストを尽くすよ。童夢のクルマ(No.18)がボクたちの上にいってポジションを一つ落としてしまったけど、自分たちにできるすべてのことをやったからハッピーだよ。タイヤは皮むきしたものを使ったから、ウォームアップにも問題はなかった。明日はドライになってほしい。前にいるクルマがソフトなタイヤだったら、ボクたちにとっては有利に働くと思うから。レインコンディションでもいつもボクたちは速いけど、今回は雨でテストをしていないからどうなるかわからない。だったら、レースの途中で雨が降ってくるほうがいいかもね」
◎No.8 ARTA NSX、予選6番手
伊藤大輔「スープラは予想以上に速かったですね。鈴鹿は全開区間が多いから、スープラが速いという予想はしていたんですけれどね。ボクらもおもりを積んだなかで限界で走ってるんですが、向こうはストレートで稼げるぶんのアドバンテージがあるのかなと思います。決勝はミスなく走って、なるようにしかならないのかなと思ってます。きちっと走ってタイトルが獲れなかったらしかたないかな。なによりもいいレースがしたいですね」
◎No.2 Privee ZurichアップルRD320R、僅差でクラス2番手に甘んじる
渡辺 明「(アタック中にNo.31がコース上にいたことに対して)クレーム出しましたよ。もうあれでヤル気なくしましたもん。なにコレって感じ。最悪ですよ。競技長にも言ったけど、ボクの前のマシン(No.27)がアタック終了後にショートカットせずにフルコースを走っちゃったんです。それなのに、オフィシャルの無線の連携プレイができてなくて、ピットエンドの次の車両(No.31)のスタートを普通に出しちゃったんですよ。待たせなきゃいけないのに…。だからあんなことになっちゃった。デグナーでアクセルを抜いてますよぉ。完璧にね。それは競技長も認めたんだけど、でもボクらのアタックラップでラインを邪魔していないのでおとがめなし。でもボクにしてみれば一瞬ひるんでアクセル抜いているんだから、やりきれないよね。あれがなければギリギリのところでポール獲れたと思うんだよね。オフィシャルのミスですよ。でも、決勝ではめいっぱいいって、いい成績を出しますよ。頑張ります」
高橋一穂「クルマは安定しているので、よさそうなんですが、明日は雨って言ってるでしょう? となると、全然番狂わせになっちゃうよね。晴れで頑張っていきたいよね。結構いいところを狙っていけると思いますよ」
◎No.0 EBBRO M-TEC NSX、予選3番手からタイトルを目指す
細川慎弥「まぁ限界っすね。タイヤは今までより多めに皮むきしたので温まりはよかったですし、やることはやったなっていうアタックでした。自分なりには納得してます。細かい部分を言えば、クルマのバランスだったり、“もう少しタイムを削れたな”っていう部分はあるんですけど、そんなパーフェクトっていうのはムリじゃないですか。そのなかでやれる部分のことはやれたかな。それにしても、ウェイトが載っていようとなんだろうと、3番手で前に人がいると思うとなにか悔しいっすね。決勝は、スタートが治樹さんなんで、治樹さんに頑張って前についていってもらって、チャンスがあれば前に出てきてもらえれば。中途半端に帳尻合わせでっていうのはないので、全開でいってもらって、バトンを受け取ったらボクも全開でいきます。それで優勝したり2位になって、周りの状況でチャンピオンが獲れようが獲れまいが、やることやったらそれでいいかなと思っています」
◎No.27 direxiv ADVAN 320R、クラス4番手
密山祥吾「セッティングを含めてクルマの状態はいいんですけど、S字でハネるんです。連続しているコーナーでこまかくハネて、一発目でハネるとその動きが大きくなってくるので、厳しいんですよね。でもスーパーラップだからいかなくちゃいけなかったので、S字では一回クルマが横向いてタイムロスしたので、あれがなければM-TEC(No.0)の前にはいけたんじゃないかな。でも、予選4番手っていいポジションじゃないかなって思うんですけどね。明日は最低でも表彰台を目指したいですね。タイヤを傷めず、うまく使うように走ることがポイントとなると思います。全力で前(のポジション)でゴールするだけですね。雨ですか? 最悪です(苦笑)。だから明日は晴れてほしいです」
吉本大樹「ちょっとクルマが暴れてますよね。ま、ふたり揃っていいタイムで走れるのですが、明日は天候によって大きく異なってくると思います。晴れと雨とでは大違いですよ。でも、ヘンなミスなく普通に走ればおのずと成績はついてくると思います。久々の鈴鹿で、いい意味で暴れたいと思います」
◎No.47 CCI・リカルデント・ADVAN Z、初のスーパーラップでクラス5番手に
藤井誠暢「金曜の午前中はクルマのフィーリングがよくなかったんですが、午後に大幅に(セッティングを)変えたらよくなったんです。新品タイヤを履けばベストラップが出るかなと思って出ていったら、ヘアピンで止まりきれずにコースアウトして、回収されるまで1時間走れずに終わってしまいました。クルマのフィーリングはいいんですが形になってない状況で、(予選に関しては)自分でも自信が持てずにいました。予選1回目は、アタック1周目でプッシュしていったら(2分)05秒までタイムが出て、もっといかないといけないと思って、そのへんを踏まえてスーパーラップにいったんです。S字とかイケてなかったんで、0.2秒は落ちたと思います。5位はたまたま。(2分)04秒台に入らないといけなかったと思います。ボクは鈴鹿のFDで走ってましたし、F4も乗っていましたから一番走ってるコース。今回は予選アタックのチャンスをもらって、なんとか見せ場をつくりたいと思ってました。決勝のスタートもたぶんボクがいくと思いますので、ポジションを一つでも上げて剛さんに渡したいです。安定していいペースで走れれば上位にいけると思います。表彰台は手の届く順位だと思います」
◎No.13 エンドレスアドバンZ、スーパーラップでクラス6番手に浮上
影山正美「(『王様のイス』に)もうちょっと長くいられるのならいたかったんだけどね(笑)。金曜日に走り始めたときは、どうしようっていうくらい大変な状態だったんです。どうやって直そうかなぁっていうくらいクルマのバランスが悪くて、焦りました。いろいろやってみて方向が見えてきたんですが、まだ完全に消えきってないんですよね。でもそれは、根本的に直さなければ直らないもので、どうにもならないってことがわかったので、あとはドライバーでなんとかしよう、と。明日ですか? まぁ、雨でもヤリでも降ってくださいって感じですよ。荒れるレースになると思うけど、チャンスもあるでしょうから」
木下みつひろ「仕上がり自体は完全とはいえないものの、テストで走っていないわりには流れに乗ることができていると思います。毎回毎回微妙にセッティングを変えてトライしていますので、明日のウォームアップも決勝セットを探しながら走ることになります。それなりにスムーズな運びができているので、いいかなと思います。ミーティングでやったことを再現できているし、NGがあった点もクリアできているので、いい方向には来ているのではないでしょうか。一つでもポジションを上げて、表彰台にも上がりたいし、“終わりよければすべてよし”で終わりたいですね」
◎No.3 G'ZOX・HASEMI・Z、予選7番手
金石年弘「予選1回目は自分なりに一生懸命走りましたが、そのときはトップのタイムは見えないような状態でした。そこからセットを進めてスーパーラップに臨みましたけど、2コーナーとかS字で失敗というか、プッシュしていってて、ちょっとタイムロスしました。2コーナーでいきすぎたぶんを立て直すのにちょっと時間がかかったんです。デグナー以降の後半は問題なかったんですけど、前半の失敗がちょっと大きかったかな。決勝は表彰台を目指して頑張ります。(天候が)どうなるかわかりませんけど、オートポリスでも雨のなかで調子がよかったので、明日雨になってもそこそこいけると思います」
◎No.1 ザナヴィ ニスモZ、予選9番手
本山 哲「予選1回目が思ったようにいかなくて、その結果ニュータイヤを2セット使うことになってしまったんで、スーパーラップはタイムが上がりませんでした。クルマの調子自体は悪くないし、自分たちの力は強いと思っているし、レースは確実にいきます。ポジションを考えたら、明日は雨がからんだほうがいいかもしれません。リチャードも雨が好きだし、(雨の方が)面白いレースになるんじゃないかと期待しています」
◎ランキング2位のNo.36 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRAは13番手どまり
ジェームス・コートニー「週末ちょっとしたトラブルが続いてます。予選1回目ではディファレンシャルにトラブルがありました。タイムもよくなかったので、メカニックが懸命に働いてくれてランチタイムのあいだも作業を続けてくれましたが、午後からの予選でも最後になってようやくタケシが2周ほどチェックしただけ。ボクは乗ってません。明日のウォームアップで再度確認しなければいけないんですが、よくなっていることを願っています」
土屋武士「昨日の最後にJC(コートニー)がニュータイヤを履いて、アンダーステアが強いってことだったので、それを解決する方向でいってみたんですが、完全に解決するまでには至らなかったかな、という感じでした。トラブルというよりは、マシンのバランスが取りきれてなかったという状態です。それでタイムが遅くなってしまいました。でも、昨日からずっとロングランをボクが担当していて、(決勝での)戦闘力はあると思います。決勝は粘り強くいきます。(予選1回目混走で2セット目のニュータイヤを使ったのは)チームから“いってくれ”と任されてバーンッといったんですが、なんにもなければ(1分)55秒1くらいいけそうだったんですよねぇ。でもちょっと2台に引っかかって…。デグナーとシケインでしょう? ツラかったですよね。あれがなければなぁ。デグナーは一番タイムを稼げるところだから、残念ですよね。でも、それはもう終わったことなんで、明日に向けて頑張りますよ。期待しててください!」
◎No.43 ARTA Garaiya、予選クラス7番手から逆転を目指す
新田守男「朝の予選の感じではM-TECと同じぐらいいけると思っていたんですが、スーパーラップではタイヤ的にもコンディション的にも合わなかったですね。ストレートとか、意外にダメになっちゃいました。路面温度が上がったのと、ラバーグリップが上がってたんで、ちょっと合わなかった感じでした。決勝はいきます。暴れまっせ(笑)。スタートはたぶんいつもどおりボクです。雨でのレースはある意味楽しみですね。みんな、雨のテストはできてないんで、大荒れになると思う。チェックができてないからどうなるかみんな不安でしょうね。もちろんタイトルを狙っていきますよ。トップを狙っていきます」
◎ランキングトップのNo.30 RECKLESS MR-S、予選クラス14番手に留まる
佐々木孝太「ターボのブーストが上がらず、ストレートスピードが伸びませんでした。トラブルが今日出てよかったですよ。明日出てたらおしまいでした。予選結果はそんなに気にしてないです。予想よりもちょっと後ろぐらいの位置ですから。75kgのウエイトハンデは人生初。山野さんはもっと重いのも経験しているでしょうけれどね。レースに向けて、金曜までは不安がありましたが、それは解消できました。レースは全力全開で戦うのみですね。駆け引きもなく、クルマのポテンシャルをめいっぱい出すだけ。それでチャンピオンを獲りたいですね。この体制を用意してくれたレクリスにも、3年間お世話になってきたので恩返しがしたいです」
◎No.12 カルソニック インパルZ、予選1回目にクラッシュ
杉崎公俊エンジニア「アウトラップのダンロップコーナーで、タイヤが冷えていて滑りやすかったんでようすを見ながら走っていたら、急にリアが流れて後ろ斜めからまっすぐコースアウトしてしまったようです。路面に砂やオイルが出ていたかどうかなどはわかりませんが、井出のコメントでは、クルマが壊れてコントロール不能で飛び出してしまったとかいう状況ではないと思います。『後ろから滑った。すみませんでした』っていうコメントでした。クルマのダメージは左リア回り。左サイドのフェンダー、ドア、足回り、リヤウィングなどです。見た目よりは大丈夫です。ミッションも換えますが、ミッションケース自体に問題はなく、横から当たってドライブシャフトが押されているので、念のためスペアに換えるだけです。(井出が出走できるかどうかは)明日になってみないとまだわかりません。検査の結果は骨や神経には異常なく、大きな問題はありませんでした。ムチウチですね」
◎予選タイムを抹消されたNo.39 デンソーサードスープラGT
大橋孝至監督「(1回目のタイム抹消の件は)1号車からフラットボトムに違反があるとクレームが付きました。それで車検委員がチェックして、やっぱり疑わしいことがあったんでしょうね。それで午前中のタイム抹消。2回目はクオリファイだけをやって、明日は最後尾から走るということになりました。(『ペナルティを取られた部分は、トヨタとしてはレギュレーション違反ではないという解釈だったのか』)そうですよ。ボクが見てもそう思います。控訴したってね、おカネが盗まれたら見つかれば返ってきますけど、失った青春は戻ってこないですからね。それがこの世界について回ることですよね。控訴しても、今日明日にどうにかなるっていう話じゃないですし」
◎No.39 デンソーサードスープラGTに対するペナルティについて
TRD 松井龍一MS事業室マネージャー「(『フラットボトム規定違反とされたタイヤハウス内の前方部分は、開幕から同じ物を使ってきたと聞いているが』)はい。開幕前にも確認していただいています。われわれとしては当然レギュレーション違反ではないという解釈でやってきたことです。でも今回はウチの解釈と審査委員会の解釈が違ったわけです。だからおかしいというか、抗議を出されたときにも(開幕前に確認を取り、ここまでのレースでもOKだったということを)説明にいったんですが、それはけっきょく聞き入れられず、タイム抹消になってしまった。当然不満は残りますよね。
 スーパーラップ後にトヨタ陣営のチームが(#1と#22に対して)出した抗議については、やはりフラットボトムの定義に違反しているんじゃないかということです。39号車のフラットボトム規定についての解釈を聞いて、それなら他のクルマも違反しているじゃないかということで、各チーム(#1に対しては#39、#22に対しては#34)が判断されたんだと思います。サードさんがペナルティを受けたときにフラットボトムの範囲について説明を受けたので、『それならほかにも違反しているクルマがたくさんありますよね』ということでしょう。その結果、トヨタ系チームの抗議は却下されました。1号車と22号車がOKだった(フラットボトム)部分の解釈について説明は受けましたが、納得はできないというか…。まぁ納得せざるを得ないんですが…」
◎No.39 デンソーサードスープラGTに対する抗議について
NISMO 出川洋監督「われわれは決して抗議なんかしたくないんですよ。でも、これはスポーツですから、各自レギュレーションに合致したものを持ち込んでるんだという前提で競技が行なわれるわけです。昨日抗議した部分は明確にレギュレーションに違反しているので、やむを得ず抗議させていただいた。まぁ何ていうか、スポーツの原点を取り戻したいっていうか、そういう意味を込めて抗議させていただいたんですよ。そこをぜひお含みおきいただきたい。公開車検の時に初めて(この違反に)気が付いたので、そこで(抗議を)出させていただいた、と。サードさんがたまたま隣だったので気付きました。たまたま今まで見た人が気付かなかったということだと思いますけどね。それは(車検委員の不手際ということではなく)公開車検というのは、車検委員が一つ一つの検査はせず、紳士協定という原則で、非常に簡易的な車検をやってるわけです。その代わり、予選のトップ2だとか、決勝のトップ3だとかは再車検をやります、と。その再車検でアウトだったら、失格という暗黙のルールでやってるわけですよね。原則として『レギュレーションは守ってるんだ』という、性善説に立ってるわけですよ。だからみんなその原則に則ってやりませんかっていうことを言いたいだけなんです。私どもはレギュレーションに合っているクルマを作っています。抗議も出されていますけど、ちゃんとクルマを見ていただいてレギュレーションに合っているという確認をしてもらった。それだけです。(スーパーラップ後に抗議された内容は)簡単に言うと『フラットボトムであるべきところがフラットボトムじゃないんじゃないか』っていう抗議でした。具体的に言いますと、ホイールセンターから半径41cm以内であればホイールハウス(形状)は自由ってなってるんですよね。抗議の内容というのは、41cm以上のところまでホイールハウスにしてるんじゃないの? というものだったんですよ。だから、メディアからも審査委員会に要求して、抗議はどういう内容でなぜ認めたのか、もう一方の抗議はどういう内容でなぜ却下したのか、そういう説明を図などを含めて出していただいたほうがいいと思いますけど。それはメディアが要求しないと出さないでしょう。一般のお客さんがそれを要求することはできないわけだから。主催者か審査委員会かわかりませんけど、いずれにしても競技団として、ちゃんとリリースぐらい出した方がいいんじゃないでしょうか。当事者しか知らないんですから、他のエントラントだってたぶん知らないですよ」

■ポールポジションインタビュー
GT500
◎No.38 ZENTセルモスープラ
立川祐路「まずは第一段階がクリアできたかな。今回の目標は逆転でチャンピオンを獲るということなんですが、ウチらは勝つことが絶対条件なんで、これで可能性が増えてきたのかなと思ってます。ホッとしたと言うより、これで気を引きしめて明日がんばらないといけないな、と。今はあまり喜ばないほうがいいと思うんで。
 (No.6と僅差だったが)寿一選手は鈴鹿が得意なんで、上にいくのはちょっと大変かなと思っていたんですが、1回目から若干セッティングを変更して、うまい方向にいったんじゃないかなと思います。(脇阪と通算最多ポールで並んだことは)今回とくに意識はしていません。それより頭にあるのはチャンピオンを獲ることだけ。ただ、そういうことを言ってもらえるのはうれしいです。たしか優勝もあと一つで正美さん(の最多勝記録)に並ぶんで、明日勝って、それでチャンピオンも獲れたら最高ですね。
 明日は天気しだい。正直雨降るとさっぱりわからないですよね、どこが速いのか、どんな展開になるのか。ウチらとしてはチャンピオンを獲るために来ているし、失うものは何もないんで、どんな天候でもいくだけいくということです。ただ、最後だし、観ているお客さんにとっても晴れているほうがいいですよね。雨が降ったら(決勝は)次の日にしてくんないかなぁ(笑)」
高木虎之介「(立川が)スーパーラップを出してくれたんで、明日は楽なスタートができるね。まあ、ポールからスタートすれば、(他車に)当たることもないだろうし(笑)。いつも(スタートは)ペナルティを喰らうんだけど(笑)、明日はポールからガンガンいけるんで、自分の持ち味が発揮できればいいな、と。それで立川にバトンタッチする、と。チャンピオンを目指して、これからミーティングして明日に臨みたいと思います。とにかく勝ちにいかなければいけないんで、ホントに100%でいって、それで(チャンピオンを)獲れなければしょうがないですね。とにかく今年2勝を3勝にしたいです。
 クルマに関しては、ポールを獲ったということは決まっているということ。今週は毎セクションよくなっていくし、レース・セットも昨日できているので、かなり自信がありますね。あとはペナルティを喰らわないように(苦笑)。今年はペナルティの数も一番だし、勝ちの数も一番だし、あとはチャンピオンも獲れれば最高ですね。いいチームメイトがいるからここまで来れたんだし、このコンビで決めたい。(決勝前に相棒を)ほめておかないとね(笑)。明日終わったら笑っていたいですね」
GT300
◎No.31 吉兆宝山MR-S
中嶋一貴「スーパーラップ自体久しぶり。(第3戦)セパン以来ですかね。ですけど、緊張せずに、タイムのことを考えずに、自分の力を出すことだけを考えて走れたんで、今は気持ちいいですね。このタイムに関しては、午前中の(各セクション)ベストを合わせると、(2分)03秒台が出るなと思っていましたし、夕方ちょっと涼しくなってきたし、(前走の)2号車もタイムが上がっていたので、ミスなく走れればなにも問題なく出るだろうな、と。ただ、ミスすることは考えないでいきました。
 (スーパーラップの)最後に出るプレッシャーですか? 実さんが『王様のイス』に座れないのはイヤだとクレームをつけていて、それが一番のプレッシャーでした(笑)。プレッシャーはそんなになく、ボクらはタイトルには届かないという部分もあって、ちょっと肩の力を抜いて走ることができたと思います。実さんにも肩の力を抜いて走るよう言われたんで、それだけを考えていました。だから、ほんとうに気持ちよく走れました。
 明日は、晴れるか雨かわからないですけど、ドライでもウエットでもミシュランのタイヤがいいので、ドライなら今日のポテンシャルをそのまま出せるでしょうし、どっちしろ自信はあります。今年1年やってきたことを出すだけです。勝つことは一度できましたが、予選がボクにとっての課題だったんです。だから今日の結果はとても気持ちいいです」
田中 実「今日は全部(セッティング、アタックなどを)一貴がやったんですけど、その結果が出たのはうれしいですね。チャンピオンシップは前回(第7戦)で残念な結果(電気系トラブル)になってしまったんですが、レース後にメカニックの一人が電気代を滞納しているのが判明しまして(笑)、やり玉に挙げられて怒られてましたねぇ。
 (今回のポール獲得は)鈴鹿に入ってきてからタイヤが非常にマッチングしているのが最大のポイントでした。二番目は一貴が130Rで異常に速いこと。度肝を抜かれるほど速いんです。データロガーを見ても『えぇ!?』と言うくらい。あとボクの応援もだいじでしたね(笑)。まあこの2点がポールに結びついたと思います。鈴鹿で130Rが速いということは抜かれないとことですから、明日も強みになりますね。ミシュランのレインタイヤもいいので、ウエットのほうが逆にアドバンテージが大きいかな。いずれにしても雨になったら一番前(のグリッド)は有利ですからね。
 今年の中盤あたり、一貴は予選がヘボかったんですよ。(部分的には)速いんですけど、本番でまとまらなかったりしたんです。それが今日は気持ちいいくらい、いってくれたんで何も言うことはないですね。明日はおそらく接戦になると思うんで、二人で力を合わせて勝ちたいと思います。ただ、途中から雨が降ったりとか、不確定要素が出るのはイヤですね。降るなら最初から降ってくれればいい。ここ(ポール会見)に座っているわけですから、当然(勝ちを)狙っていきます」

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