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2014.07.22
直撃!GTドライバーに10の質問 第36回 No.3 ルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP GT-R)

直撃!GTドライバーに10の質問 第36回 No.3 ルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP GT-R)の画像

 

 

「カズキさんは素晴らしい人。でも食事は、もうちょっとゆっくり食べましょうよ(笑)」
The 10 Questions asked to GT Driver vol.36 #3 Lucas Ordonez

 

 

SUPER GTで活躍するドライバーたちに、自分のドライビングやこだわり、そして相棒について質問をする「直撃!GTドライバーに10の質問」。第36回は、ゲーム「グランツーリスモ」のコンテストがきっかけでGTドライバーへのチャンスを掴んだ異色の選手、B-MAX NDDP GT-Rのルーカス・オルドネス選手です。

 

 

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あなたのパートナードライバーについてお聞きします。

 

 

—初めて会ったのはいつ? そのときの第一印象は?
2012年、日産GT-Rクラブとしてニュルブルクリンク24時間レースに出たとき。
チームが2台体制で、彼はもう1台のほうに乗っていました。レースではチームの要の人物だと思いましたね。レースのときはとてもプロとしての責任を持つ一方で、僕に対してはすごくフレンドリーに接してくれたんです。

 

—パートナーをなんと呼んでいますか?
普通に「カズキ」と呼んでます。

 

—好きなところ、嫌いなところをあげてください。
いつも僕にはとっても親切にしてくれます。
日本にいる間、僕が必要とするすべてにおいて手を差し伸べてくれるんです。ポジティブな人ですよ。いつも笑顔を忘れず、すべてのことをエンジョイしてると思いますね。
一方で、彼の英語がとても素晴らしくて…。だから逆に僕は日本語を話せるように、と勉強するんですが、これがとっても難しいんですよ…。

 

—これだけは直してほしい、と思うことは?
まったくありませんね。
さっきも言いましたが、本当に僕をいろんな面から常にサポートしてくれますから。
でもあえて言うとするなら、食事の時、もうちょっとゆっくり食べて欲しいかな。だって僕がまだ食べているのに、いつも10分とかからず食べ終わっているんですから!

 

—ドライビングスタイルの似ているところとまったく異なるところは?
ドライビングスタイルはとても良く似ていると思います。
コーナーでのブレーキングは彼より僕のほうが早めのタイミングかな。彼は遅めのブレーキングだし、コーナー立ち上がりのポイントも遅いと思います。例えば、この前レースをしたオートポリスでは特にこういう点に違いがありましたね。

 

—レースを戦ううえで、パートナーに望むことは?
そうだなぁ、僕は彼よりも若く、そして日本のSUPER GTの1年生。だから経験値の高いプロドライバーであるカズキさんに望むことなどないですよ。 もちろん。チームメイトとして彼の速さに合わせていくつもりです!

 

 

 

 

 

あなたのことについてお聞かせください。

 

 

—自分のドライビングスタイルをひと言で表してください。
耐久レースのドライバーになることが僕の目標なので、最善のクルマのセットアップができるようにと心がけています。
スムーズなドライビングで安定したタイムを毎周のように刻む。エコな走りとタイヤマネージメントができるようになりたいんです。もちろん、第2戦富士でお見せしたように、加えて速さもあるドライバーでもあると思いますよ。

 

—ニューマシンのお気に入りをひとつあげてください。
去年はヨーロッパでもこのGT3のGT-Rをドライブしていたんですが、このクルマに装着しているヨコハマタイヤとのコンビネーションを楽しんでいます。
今までヨーロッパのレースで装着してたいものとは、また異なるフィーリングを持っているので、その違いを勉強できるのがいいですね。

 

 —自身のヘルメットへのこだわりを教えてください。
実は第3戦オートポリスから新しいヘルメットにしたんだ。
子供のときから好んで使う青色は残したんだけど、デザインは、グランツーリスモを手がけるポリフォニー・デジタル(*)の人にやってもらったんですよ。日本での初年度のレースでスペシャルデザインのヘルメットを使いたかったんです。僕のレーシングドライバーとしてのキャリアはグランツーリスモ、そして日産ニスモドライバーから始まったものですから! ヘルメットには、ルーカスの「L」とオルドネスの「O」の英文字がデザインされているんです! でも、ヘルメットは現在も進化中なんです。まだまだロゴマークなどが付く予定なんだ。完成版を楽しみにしていてくださいね!
*:ドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ」の制作会社である株式会社ポリフォニー・デジタル。オルドネスはグランツーリスモのコンテストで優勝したことで、実際のレーシングドライバーになった。

 

 

 

 

—あなたのサインのこだわりなどを教えてください。
僕のサインはいたってシンプル。それでルーカスのサインだ、ってわかってもらいたいからなんです。まずルーカスのル、「L」と書いて、ルーカスのス、「S」を書いているんですよ。

 

 

 

 

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次回の”直撃!GTドライバーに10の質問”は、7月24日(木)。

直撃するのは、歴戦の名門チームLEXUS TEAM SRADのエース、DENSO KOBELCO SARD RC Fの石浦宏明選手です。

 

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