2014 AUTOBACS SUPER GTの最終戦から1週間のインターバルを経た11月23日、富士スピードウェイではこの時期恒例となった「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2014(TGRF)」が開催された。小雨が降ったりやんだりというあいにくの天候となった昨年とは一転、早朝から青空が拡がる好天に恵まれた今年は観客動員も3万8000人に上り、このイベントの人気ぶりを示していた。
今年のTGRFは“クルマ好きなら誰でも楽しめるワクワク、ドキドキのイベントが盛りだくさん”をキャッチコピーとして、これまで人気の高かったプログラムに加え“DRIVING KIDS WITH TOYOTA”も大きなテーマとなり、参加者がドライビングを楽しむプログラムが一層増えたことが大きな特徴だった。
そんな中でもSUPER GTは人気/注目度が最も高いメインプログラムの一つ。昨年のチャンピオンコンビである立川祐路/平手晃平組を筆頭に、シーズンを戦い抜いた全クルーが顔を揃え、来シーズンのタイトル奪回をあらためて心に期すことになった。
イベント広場に設けられたエンジョイパークステージでは、朝一番のキャンペーンガールステージに続いて9時から20分間、SUPER GTドライバートークショーが行われた。立川/平手のコンビに加えて大嶋和也/国本雄資、脇坂寿一/関口雄飛、中嶋一貴/ジェームス・ロシター/平川亮、伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ、石浦宏明、そしてGT300クラスからは新田守男/嵯峨宏紀、さらにスバルで参戦していた佐々木孝太/井口卓人と8組/16人のドライバーが勢ぞろい。陣営が一丸となって戦うLEXUS/TOYOTA勢らしく、和気あいあいとした雰囲気で進行して行った。
トークショーの中で来シーズンの抱負を訪ねられるシーンもあったが、GT500に参戦した全ドライバーが『来シーズンこそチャンピオンを奪回する』と決意を表明。ファンからは熱い声援が送られていた。
昨年開催され好評だった86/BRZによるワンメイク・スペシャルレースが、今年はGAZOO RACING 86/BRZ Dream Raceとしてさらにパワーアップ。86/BRZ ワンメイクレースに出場したドライバーと、SUPER GTで活躍したトップドライバーが1日限りのコンビを結成。ワンメイク・レースでチャンピオンになった谷口信輝がSUPER GTドライバー枠として片岡龍也をパートナーに選び、予選でポールを奪うと決勝でもそのままポールtoウィンを飾った。
SUPER GTとSUPER FORMULAが混走する、国内で唯一のスペシャルランから引き続いて、シリーズ戦でも好評を博しているサーキットサファリが実施された。またピットに展示されたマシンの中ではRC FのFIA-GT3仕様モデルが注目を集めていた。来シーズン、GT500とGT300の兄弟優勝に期待を高めるファンも少なくなかったようだ。
朝一番に、エンジョイパークステージではキャンペーンガールステージが行われた。SUPER GTのチームとともに2014年シーズンを戦ってきたレースクイーン/キャンペーンガールたちが登場。詰めかけたファンからは彼女たちにも大きな声援がおくられていた。
※写真協力:TGRF事務局
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8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
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