4月27日午後、2015 AUTOBACS SUPER GT Rd.3「BURIRAM SUPER GT RACE」(6月20、21日)の開催に関する記者発表会が、タイの首都バンコクのホテルで開催された。
昨年10月4、5日に開催されたSUPER GT第7戦が、ビッグレースのこけら落としとなったブリーラムユナイティッド・インターナショナル・サーキット(BRIC)。SUPER GT開催前にタイの大手ビールブランドによるネーミングライツも決まり「チャン・インターナショナル・サーキット」の名称で、日本のSUPER GTファンにもお馴染みとなった。そのタイ大会、今年はシリーズ第3戦として6月20、21日にチャン・インターナショナル・サーキットで開催されることがこの席上で改めて発表された。
今年の発表会では、タイ政府のスポーツ・オーソリティー・タイランドから高官のサコンが出席。昨年のSUPER GTの成功に加え、その後のチャン・インターナショナル・サーキットでの様々な大会の開催なども相まって、国が振興するスポーツの一つとしてモータースポーツを位置付けられた。
他に壇上には、BRICのプロジェクトチェアマンのネウィン・チドチョブ氏、同じくBRICのプロジェクトディレクターのタナイシリ・チャンビタヤロン氏、そして坂東正明GTアソシエイション(GTA)代表が登場。会場には、タイのトヨタやホンダの関係者、サーキットのスポンサーなどゲストも多数出席し、昨年のSUPER GTでもGT関係者を大いにもてなしたケータリングも用意され、非常に賑やかな発表会となった。チケットの販売開始は5月8日からだが、会場には早くもチケット販売予告ブースが登場していた。
左から タイ・スポーツオーソリティー・タイランド:サコン氏、BRIC:プロジェクトチェアマン ネウィン氏、
GTA:坂東正明代表、BRIC:プロジェクトディレクター タナイシリ氏
あいさつでネウィン氏は「昨年同様に本年の大会成功に向けて準備を進めている。個人的にはワイルドカードで参戦する予定のタイチームが好成績を上げる事を期待している」と今年の大会に期待感を高めている様子。
また、タナイシリ氏は、今年のSUPER GT開催に向け仮設ピットを建設中であると、サーキットのさらなる施設充実を紹介。また、昨年同様にトヨタとホンダのサポートレースを併催するほか、SUPER GTレースにワイルドカードでタイチームを参戦させるよう準備しているなど説明を行った。
そして、今年のタイ大会に向けた説明を行った坂東代表は、「2年目となる今回は昨年以上に環境を整え、質の高いレース運営を行い、より多くのお客様にSUPER GTをご堪能いただきたい」と昨年以上のレースすることを約束。「私たちGTAは、SUPER GT開催を通してタイのモータースポーツ発展に寄与したいと願っております。そして近い将来、タイ選手と日本選手がSUPER GTで優勝を争う日がくることを念願しております」とモータースポーツを通じた両国の交流やタイのモータリゼーションがさらに発展することに協力すると述べた。
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