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2015.08.31
GTA定例記者会見で2017年オフにDTMとの交流戦を予定と坂東代表が語る

GTA定例記者会見で2017年オフにDTMとの交流戦を予定と坂東代表が語るの画像

 SUPER GTシリーズを運営するGTアソシエイション(GTA)は、開催時に各サーキットで定例の記者会見を行って、取材記者に情報提供や意見交換を行っいる。第5戦鈴鹿でも決勝日午前に定例記者会見が実施され、その席で坂東正明GTA代表が、2017年シーズン終了後に日本で、2018年のシーズン前にドイツでDTMとの交流戦を開催する話し合いをDTMを運営するITRと協議していることを語った。

 昨シーズンからGT500クラスではDTM車両と車両規定を共通化し、今後は国際規格のClass One(クラス・ワン)としてSUPER GTのGT500車両とDTM車両を走らせることになっている。これに合わせ、GT500車両とDTM車両の交流戦が行われることが期待されていたが、今回坂東代表からかなり具体的な期日などが語られたことで、大いに現実味が増したことになる。
 坂東代表によると、日本での交流戦では2017年シーズン後の11月頃に、DTM参戦の3メーカーが各4台、計12台を参加させることを考えていると言う。ドイツでの交流戦は翌年、2018年の開幕前、2月か3月に開催を検討中だと語り、どちらのレースでも日本からはGT500車両をできれば参戦全車を走らせたいとした。これらの話しは今年5月に行われた日独米のGTレースの国際会議「第4回ステアリングコミッティ」でITRのハンス・ウォルター・アウフレヒト会長と協議しており、とても前向きな話になっているとも語っていた。

 この他、今年から始まったFIA-F4選手権で優秀な選手に、SUPER GT車両のテストの機会を与えたいことや、自動車免許が取得できない年齢の若手選手がJAF限定ライセンス(現在はフォーミュラレースのみ)でSUPER GTにも参戦できるようJAFに要請することなどを公表。

 最後に、今年のシーズン終了後の12月にSUPER GTのシリーズ表彰式を都内で開催する予定であることも付け加えた。

 

 

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