決勝2位 No.7 Studie BMW Z4
ヨルグ・ミューラー
「いいレースができたという思いはあるが…」
とにかくタフで忙しいレース展開でした。今、レースを終えたばかりの僕に言えるのは、この結果がとても喜ばしいということ。とてもハッピーです。また、終盤のスティントでは、トップ争いの猛攻をお客さんにお見せすることができました。みなさんに喜んでもらえたのではないでしょうか。もちろん、僕だけでなく(パートナーの)荒(聖治)さんも10号車とつねに激しいバトルをしていました。
一方で申し訳ないのは、僕がピットアウトするときにホワイトラインカットでペナルティを受けてしまったことです。結果、ドライブスルーペナルティとなりました。なので、実のところいいレースができたという思いはあるものの、“100%ハッピーです!”と喜べないんです。タラ・レバではないですが、あれがなければ今日の表彰台で真ん中に立てたと思いますから…。でも、ベストは尽くしました!
荒 聖治
「ペナルティがなければ勝てたレースだった」
今回は悔しいですね。ペナルティがなければ十分に勝てたレースだと思います。途中追い上げていた時は楽しかったですけど、やっぱりここで1回勝っておきたかったですね。最後の最後にヨルグ(ミューラー)選手が追い上げていた時は画面にかじりついちゃいました。
今回は雨が降ったりやんだりして、さらに最後にまた雨が降ったりとコンディションがいきなり変わって、すごく難しいレースでしたけど……、そういうレースで勝てたらもっと嬉しかったと思うんですけどね、本当に悔しいです。
今回の目標だった表彰台には立てましたけど、(ランキングトップの)10号車が勝ってシリーズ争いはかなり厳しいですよね。でもできるだけ(シリーズで)上位にいけるように、次のレースもがんばります。
決勝3位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
井口卓人
「悔しい反面、少しホッとしている部分もある」
本当は勝ちにきていたので悔しいですけど、今年はクルマも新しくなって、タイヤもダンロップにスイッチしてシーズンオフのテストからすごく苦労していたので、ここまで戦えるクルマに仕上げられたことと、ダンロップタイヤさんがいいタイヤを作ってくれたことで、少しホッとしている部分もあります。
でも勝ちが見えるポジションだったので、やっぱり悔しい気持ちもありますね。7月のSUGOテストでクルマが燃えてしまって、それを一生懸命直してくれたチームのみんなのためにも、山ちゃん(山内英輝)と一緒に“メカニックのみんなのために”という想いで富士も今回の鈴鹿も戦ってきました。そういう意味でもなんとか表彰台に立つことができて良かったと思ってます。
次のSUGOはBRZが得意としているサーキットですし、この調子でちょっとずつ詰めていければ今回のレースと同じくらいいいレースができると思うので、SUGOでも確実に優勝を狙える位置でレースしたいなと思います。
山内英輝
「チームに結束力があったおかげで表彰台も獲れた」
乾きはじめてきた路面の中でトップに浮上したり、「優勝」という文字が見えてきたりしていたので、正直、今の位置(3位)というのは悔しいところでもありますね。でもチームに結束力があったおかげで表彰台も獲れたし、次につながるいい一歩になったと思います。
トップ争いをプリウス(31号車)と展開して、ちゃんと抜くことができたし、2号車のロータスともバトルをすることもできて、僕の負けん気を出すことはできました。トータル的にチームとキチンとコミュニケーションをとることができて、ピットでのタイムロスも戦略的にカバーできたと思います。途中、ストレートを走行中に後方車両から追突された(結果、左リア側のディフューザーの一部がふらついた)けれど、それを取り外すときもタイムロスがなかったので良かったです。救いでした。
今日のレースで終盤戦に向けて、いい一歩を踏み出すことができました。(7月下旬の)SUGOのテストでは車両火災に見舞われ、一からのスタートとなりました。富士、鈴鹿とレースに参戦できて、しかも今回は表彰台で終えることができたので良かったと思います。でもやっぱり優勝を獲りに行きたいので、まだまだ引き続きがんばります!
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |