2015.11.15

Race Day Report : 第8戦 決勝日レポート Part2

 

 

100戦におよぶ支援に感謝して……

 

 

第６戦のSUGO大会でNo.64 Epson NSX CONCEPT-GTのメインスポンサーを務めるエプソン販売株式会社が支援開始から通算100戦目を迎えました。これに感謝の意を表し、同社取締役兼販売促進本部長の鈴村文徳様に、株式会社GTアソシエイションの坂東正明代表から感謝状と記念品が、NAKAJIMA RACINGの中嶋 悟監督から花束が贈呈されました。

 

 

 

 

 

贈呈式の最後にはNo.64 Epson NSX CONCEPT-GTの中嶋大祐＆ベルトラン・バゲット選手も加わって記念撮影が行なわれました。

 

 

 

 

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ますますのご活躍を！

 

 

 

 

ピットウォーク中、シーズン最終戦として恒例のイベントがありました。それが「グレイデッドドライバー表彰式」です。SUPER GTでは、参戦100戦を超えたドライバーを対象にその功績を称えるべく、表彰式を行なっています。壇上に上がったのは高橋一穂（第1戦参戦時）、山西康司（第3戦参戦時）、片岡龍也（第3戦参戦時）、アンドレ･クート（第5戦参戦時）、リチャード･ライアン（第6戦参戦時）の5選手です。今後も活躍が期待される皆さんですが、その中で最年長（62歳）で奮闘中の高橋選手に話を伺いました。

 

 

 

 

高橋一穂
途中2年休んでいるんです（2002〜03年）。それがなければもう2年早くに（100戦参戦を）迎えたんですよ。え？ 62歳に見えない？ そうでしょ（笑）。秘訣は別にないけどね。レースをしているから若いということでもないですよ。ここまで来たらもうちょっとやってもいいかなっていう気持ちがあるんです。行けるところまで行きたいね。紫電で参戦していたときにチャンピオンを獲り損ねたシーズンが2年あったから、っていうこともあります。僕にとってレースに出ることがバロメータになっているんです。同級生はみんな定年を迎えてる。だけど僕は自分でやってる（会社代表）から定年はないんだけど、とは言え“老害”になる可能性もあるでしょう!? バロメータがないからね。でもレースはタイム（というバロメータ）がある。数字がすべてでしょ？ これがまた仕事でのバロメータにもなるんですよ。

レースは息抜きじゃないですよ。仕事よりかえってストレスだもん。速いパートナー（加藤寛規選手）がいるし、チームからのプレッシャーもあるし…。ただチーム的にも同じメンバーでやってるので居心地はいいんですよ。今シーズンは第7戦（オートポリス）でカトちゃん（加藤選手）がポール（ポジション）を獲ってくれたものの、レースでタイヤがバーストしたりとか取り逃がしが多かったし、クルマもよく壊れたからね。なので、来年またがんばらないと。

幸い、体力的に疲れるとか目が見づらいとか、そういうのがなにもないの。体力維持に気をつけてることもほとんどないし。タバコも吸うし、まぁお酒はあまり飲まないけどね。入院したことも今まで一度もないし、あらゆる健康診断受けても「特A」もらうんです。どこも悪いところがないって。血圧も正常だし糖尿の心配もなし！ まだまだ（参戦できる）かどうかはわかりませんが、今年ロータスを作ったばかりだから、1年で辞めるわけにいかないしね。クルマはポテンシャルもありそうだからもうちょっとは（参戦を続けたい）ね。でも、カトちゃんがどっかに引き抜かれたら辞めますよ（笑）。コンビ組んで10年になるから、そこでまた新しくコンビを組むのはねぇ…。楽しいかって？ いや楽しくはないですよ。ストレスの塊でね。とはいえストレスがないとまた面白くないんです。なんでも一緒じゃないですかね？ 釣りでも入れ食いばかりならみんな止めちゃうはずだよ。良かったり悪かったりするからいいんでね。山あり谷ありで人生と一緒。苦労というか、そこに挑むのが楽しいんですよ。イヤなんだけどね（笑）。チャレンジできるのは、まぁ元気あればこそ。自分も勝ちたいからもちろんがんばりますが、メカたちが一生懸命徹夜で仕事をしてるのに、僕がクルマをぶつけちゃったら迷惑になるじゃない。カトちゃんががんばってるのに僕が抜かれちゃったりとかね…。正直、精神的な負担にもなってます。その一方で、みんなジジイに付き合ってくれてるのかなぁと思ったりね。とにかく、今日はシーズン最後のレースなのでいい戦いになるといいなと思っています。

 

 

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ファンクラブ特典のスペシャル体験をいかが？

 

 

公式ファンクラブ「SUPER GTサポーターズクラブ」とオフィシャルモバイルサイト会員のスペシャル特典「SUPER GTピットツアー」が行なわれました。今回はNo.21 Audi R8 LMS ultraを走らせるAudi Team Hitotsuyamaのピットを訪問。マシンを間近に見たり、作業するメカニックさんたちの仕事ぶりを見ることができたようです。

 

 

 

 

この「ピットツアー」はSUPER GTサポーターズクラブとオフィシャルモバイルサイト会員の特典イベントです。スペシャル体験をご希望の方はぜひチェックしてください。

 

 

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