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2015.11.22
TGRFに4万2000人もの熱気!トヨタファンのシーズンを楽しく締めくくる

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 2015 AUTOBACS SUPER GTの最終戦から1週間。11月22日、富士スピードウェイではシーズンオフ恒例となった「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2015(TGRF)」が開催された。曇りがちの天候ながら多くのファンがサーキットに詰めかけ、観客動員は昨年を1割以上上回る4万2000人にも上った。

 

 “クルマと遊べるイベント&コミュニティ”をテーマに掲げた今年のTGRFは、昨年まで人気の高かったコンテンツに加えて、ワクドキ!ドライビング、カーフレグランスバーなどのコンテンツが盛り込まれたガールズパークが新設された他、スタンド裏のイベント広場をエンジョイパークと称してTOYOTA GAZOO Racing EXHIBITIONを展開した。さらにAKB48 Team 8のスペシャルステージも行うなど、クルマのテーマパークとして一層充実した内容となっていた。

 

 

 

 もちろん、SUPER GTが最も人気の高いメインプログラムとなっているのは例年通りで、立川祐路/石浦宏明組を筆頭にGT500のRC Fが4台(19号車と36号車は欠席)に加え、GT300クラスの2台、TOYOTA PRIUS apr GTとSYNTIUM LMcorsa RC F GT3。そしてSUBARU BRZ R&D SPORTを加えた7台が集結。ウェルカムセレモニーからSUPER GT vs SUPER FORMULA スペシャルバトル、サーキットサファリとコース上のイベントを盛り上げるとともに、コース上がオフの時間帯にはピット内で展示され、多くのファンにSUPER GTをアピールしていた。午後4時からのグリッドウォークでは再びストレート上に姿を見せ、来シーズンのタイトル奪回を心に期してシーズンに別れを告げていた。

 

■SUPER GTドライバートークショー

 

 イベント広場のエンジョイパークステージでは、朝一番でキャンペーンガールステージが行われ、午前10時40分からはSUPER GT ドライバートークショーが行われた。19号車と36号車のマシンは欠席で、マカオGPに出場している関口雄飛の姿もなかったが、脇阪寿一と伊藤大輔/ジェームス・ロシターは顔を見せ、GT300クラスの6人と合わせて17人の大所帯でセッションが始まった。それぞれが○と×の札を持ち、質問形式でトークが進んでいく展開だったが、毎年恒例の「来年はタイトルを獲るぞ!」の質問に、なぜかジェームス・ロシターは×を示す。「だって、いつも○を挙げていて(タイトルが)獲れないから、それなら今回は×を出そうと思ったんだ」。このコメントに客席は大受け。また実戦でコンビが復活したわけではないものの、GT300でLEXUSドライバーとなった飯田章がTGRFに久々に登場。脇阪寿一との名コンビを復活させ、懐かしい会話が飛び交う中、会場は大爆笑に包まれていた。

 

■SUPER GT vs SUPER FORMULA スペシャルバトル

 

 TGRFではSUPER GTとスーパーフォーミュラが混走する、国内で唯一のスペシャルランが好評を博しているが、今回もSUPER GT vs スーパーフォーミュラ スペシャルバトルと銘打った走行セッションが実施された。GT500が4台、GT300が3台、計7台のSUPER GTマシンと5台のスーパーフォーミュラが混走する走行セッションだ。SUPER GTマシン同士のバトルは熱を帯びていて、観客から喝采を送られることになった。

 

■サーキットサファリ

 

 午後3時10分から、この日最後の走行イベントとしてサーキットサファリが行われた。スペシャルバトルと同様にSUPER GTマシンとスーパーフォーミュラが混走、さらにはインタープロトシリーズ(IPS)のマシンも加わり、まさにバトルロイヤル状態の中、7台の大型バスが富士のコースを周回。普段のレースでは見られない各種マシンの混走に、参加者の興奮もMAX状態となっていた。

 

※写真協力:TGRF事務局

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