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2015.11.27
JAFモータースポーツ表彰式が行われ、チャンピオンとランキング上位に賞典を授与

JAFモータースポーツ表彰式が行われ、チャンピオンとランキング上位に賞典を授与の画像

 日本のモータースポーツを統括する日本自動車連盟(JAF)による 2015年モータースポーツ表彰式が、11月27日、都内のホテルで行われた。この表彰式では、SUPER GTをはじめ、国内のレースやラリー、ジムカーナやダートトライアルなど選手権上位入賞者が表彰された。
 SUPER GTからは、GT500クラス、GT300クラスのドライバーズランキングの上位3組、そしてチームチャンピオンが表彰された。ドライバーズチャンピオンには勝利のVとステアリングをかたどったJAFチャンピオン杯が、2、3位の選手には楯が、チームチャンピオンにはチームチャンピオン杯が授与された。

 

 

 

 

【JAF表彰式】

 

◎GT500クラス チャンピオン
 チームチャンピオン No.1 NISMO(鈴木豊監督)
 ドライバーズチャンピオン 松田次生/ロニー・クインタレッリ(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)

 

 

◎GT500クラス シリーズ1〜3位

    チームチャンピオン No.1 NISMO(鈴木豊監督)

 1位:松田次生/ロニー・クインタレッリ(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)
 2位:安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(No.12 カルソニックIMPUL GT-R)

   3位:山本尚貴/伊沢拓也(No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT)

 

 

◎GT300クラス チャンピオン
 チームチャンピオン No.10 GAINER(田中哲也監督)
 ドライバーズチャンピオン アンドレ・クート(No.10 GAINER TANAX GT-R)

 

 

◎GT300クラス シリーズ1〜3位

   チームチャンピオン No.10 GAINER(田中哲也監督)

   1位:アンドレ・クート(No.10 GAINER TANAX GT-R)
 2位:千代勝正(No.10 GAINER TANAX GT-R)

   3位:嵯峨宏紀/中山雄一(No.31 TOYOTA PRIUS apr GT)

 

 

 


SUPER GT上位入賞者を含むレース部門表彰者の記念写真

 

 

 

 JAF表彰式の後に行われた懇親パーティの会場では、GTアソシエイション(GTA)のシリーズ表彰も行われ、GT300とGT500クラスのド ライバーズ&チームのチャンピオンが表彰され、坂東正明GTA代表からシリーズチャンピオンの証しである大杯が両者に授与された。また、両クラス のチャンピオンに司会のピエール北川アナウンサーがインタビューを行い、今季を振り返り、来季への意気込みを語っていた。

 

 

 

【GTA表彰】

 

GT500クラス・2015年チャンピオン
ロニー・クインタレッリ、松田次生(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)
鈴木豊監督(No.1 NISMO) 右から。左は坂東正明GTA代表。

 

 

松田次生
僕はフォーミュラ・ニッポンでも連覇をすることができましたが、その上GT500でも連覇ができたわけで、本当に支えてくれたみんなに感謝したいです。ロニー選手もがんばってくれたし、鈴木監督もチームを率いて、士気を高めてくれました。それにもうひとつ。今年はTEAM IMPULと接戦を繰り広げてきましたが、そのIMPULがいたからこそ、僕たちも本当に強くなれたのだと思います。これからも(ライバルたちと)切磋琢磨して3連覇を目指して、がんばっていきます。

ロニー・クインタレッリ
最終戦は非常に素晴らしい戦いだった思います。これはチームの総合力、あとチームメイトの次生さんのがんばりでタイトルを獲れたと思うので、彼らに感謝しています。(単独最多の)4度目のタイトルが獲得できました。来年は、まだ達成されていない3連覇を目指し、新しい歴史を作りたいです。

鈴木 豊監督
昨年も(勝つことが)簡単ではなかったのですが、比較的逃げ切りのレースができていました。今年は後方から追い上げるというレースが多くて、特に最終戦は予選が終わった時点(予選12位)で言葉には出さなくても『無理かな…』と言う気持ちがあったとは思います。でも、ドライバーもチームスタッフも最後まで諦めず、気持ちを強く持って戦い切ってくれたことがこの結果に繋がったと思います。軽々しくは言えませんが、この2人(松田とクインタレッリ)と一緒に3連覇を目指していきます。

 

 

GT300クラス・2015年チャンピオン
アンドレ・クート(No.10 GAINER TANAX GT-R)

田中哲也監督(No.10 GAINER) 右から。左は坂東GTA代表。

 

 

 

アンドレ・クート(通訳としてチームメイトの千代も登壇)
素晴らしいシーズンでした。それに素晴らしいチーム、チームメイトに恵まれ、夢見ていたチャンピオンが獲得できました。来年のこと(所属や体制)はまだ分かりませんが、当然レースは続けていくので、(目標は)今年と同じようにチャンピオンになることです。これは誰もが願っているわけですが、そう簡単に叶うものではありません。だからこそ、来年も同じようにがんばってチャンピオンも目指します。

田中哲也監督
去年はドライバータイトルが獲れませんでしたが、今年は両方獲れてとても嬉しいです。(獲得の要因の)1番はドライバー(クートと千代、富田)ががんばってくれたこと、そしてチーム体制が完璧で全戦完走できましたし、チームとしても力が付いたのだと思います。

 

 

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