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2016 AUTOBACS SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の公式予選が、4月9日午後、岡山国際サーキット（岡山県）で行なわれた。GT500クラスではNo.37 KeePer TOM'S RCの平川亮が、2年連続でコースレコードを書き換えてのポールポジション。GT300クラスもNo.25 ViVaC 86MCの土屋武士がコースレコードでクラスポールとなった。
□公式予選 天候：曇り ｜ コース：ドライ ｜ 気温／路面温度 Q1開始時23℃／27℃、Q2開始時23℃／32℃、Q2終了時22℃／29℃
4月9日（土）午前9時〜10時45分に行われた公式練習を終え、ピットウォークやFIA-F4第1戦をはさみ2016年のSUPER GT第1戦の公式予選は、14時50分にスタートした。15分間のGT300クラスのQ1を終え、15時10分からGT500クラスのQ1がスタートした。15分間の走行で、トップ8台のみがQ2に進出という狭き門だ。コースオープンとともに、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R（佐々木大樹）、公式練習でトラブルに見舞われたNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT（伊沢拓也）がコースイン。チェック走行をこなし、ピットに戻っている。
しばらく全車がピットに待機する時間が続いたが、残り9分を切ってまず動き出したのはNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R。続いてNo.19 WedsSport ADVAN RC F（関口雄飛）がコースイン。さらに、残り8分を切ってNo.1 MOTUL AUTECH GT-R（松田次生）を先頭に、全車がコースに入っていった。
しっかりとタイヤのウォームアップをこなし、まずアタックに入っていったのはミシュランタイヤ装着勢。まずは松田のNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rが1分19秒055、さらに翌周には1分18秒918までタイムを縮めていくが、そのタイムを打ち破る1分18秒885というタイムをマークしたのは、今シーズンがGT500クラスデビューとなる千代勝正のNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R。午前中好調だったブリヂストン装着勢のなかで、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F（ヘイキ・コバライネン）がセクター3で最速タイムをマークしてくるが、ミシュランタイヤ装着のGT-R勢には届かなかった。
結果的に、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-RがトップでQ2に進出。No.1 MOTUL AUTECH GT-Rが2番手、3番手にNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F、4番手にNo.38 ZENT CERUMO RC F（石浦宏明）と、GT-R、RC F勢が上位を占める結果に。一方、公式練習に続き苦戦となってしまったのはNSX CONCEPT-GT勢。No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT（武藤英紀）の11番手が最高位と、Q2に1台も進めない結果となってしまった。
エキサイティングなアタック合戦が展開されたGT300クラスのQ2をはさみ、15時55分にスタートしたGT500クラスのQ2。セッションの時間はQ1より少なく12分間となる。だが、GT500クラスはいつものようにすぐには動かない。残り8分を切ったところで、No.19 WedsSport ADVAN RC F（国本雄資）を先頭に、Q2に進出した8台がふたたびコースへ入っていった。
まずアタックラップに入ったのは公式テストから好調なNo.6 WAKO'S 4CR RC F（大嶋和也）。いきなり1分18秒571というコースレコードタイムをマークすると、翌周には1分18秒268へ！ 18秒台前半というタイムでサーキットを驚かせる。さらに、No.1 MOTUL AUTECH GT-R（ロニー・クインタレッリ）、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R（本山哲）も18秒台へ。かつてないほどの速度域でGT500クラスのアタックが展開されていった。
しかし、18秒台連発で沸くサーキットにさらに衝撃が。それまでモニターの下位にいたNo.37 KeePer TOM'S RC F（平川亮）が、しっかりとタイヤを温めアタック一閃！ 1分18秒126という驚異的なタイムをマークし、昨年に続き開幕ポールポジションを獲得してみせた。平川にとっては通算3回目、レクサスRC Fにとっては岡山での3年連続、GT500クラス通算8回目のポールポジションだ。
2番手にはNo.6 WAKO'S 4CR RC Fがつけ、奇しくも昨年と同じフロントロウの2台に。3番手にはNo.1 MOTUL AUTECH GT-R、4番手にNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rと、GT-R勢が2列目を占める結果となっている。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |