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2016.07.07
GT500チャンピオン2人が鈴鹿警察署を表敬訪問。第6戦を前に交通安全を誓う

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2016 AUTOBACS SUPER GT第6戦「45th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」(8月27、28日)が開催される鈴鹿サーキットで行われる公式テストを翌日に控えた7月7日。鈴鹿サーキットの地元を管轄する鈴鹿警察署を、GT500クラスの2年連続チャンピオンである松田次生、ロニー・クインタレッリ両選手(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)が、鈴鹿サーキットクイーンの白川さくらさん、森江由衣さんとともに表敬訪問した。

 

 

 


上村署長を前に交通安全の誓いを読み上げる松田選手。

 

 SUPER GTを統括するGTアソシエイション(GTA)は、シリーズ戦を開催している国内各サーキットを所管する地元の警察本部と協力し、サーキットへの来場者を対象に交通安全啓発活動を行っている。今年の第6戦でも、三重県警の白バイやパトロールカーなど警察車両によるレース前のパレードラップやピットでの展示などが予定されているが、今回の鈴鹿警察署訪問もその一環だ。三重県桑名市出身の松田選手は昨年に続いて2度目、クインタレッリ選手は初の訪問となった。

 


GTドライバーを代表しての交通安全の誓いを上村署長に手渡す松田選手。

 

 午後に鈴鹿警察署を訪れた両選手は、笑顔の上村勇署長らに迎えられた。そしてSUPER GTドライバーを代表して松田選手が「自動車レースで得た知識・経験を活かして安全運転に務めるとともに、モータースポーツを通じて、交通安全の普及と事故防止に協力することを誓います」と交通安全の誓いを宣誓した。

 


上村署長にSUPER GTオリジナルリフレクターを贈呈するクインタレッリ選手。

 

 続いてクインタレッリ選手から鈴鹿市の交通安全に役立てて欲しいとして、「SUPER GTオリジナルリフレクター(自発光式反射材)」100個が贈呈された。このリフレクターは、歩行者の安全を確保する反射材にLEDの発光機能を追加したもので、一昨年の8月から市販されているSUPER GTオリジナルの交通安全グッズだ。

 


上村署長を真ん中に松田、クインタレッリ両選手と鈴鹿サーキットクイーン。

 

 贈呈を受けた上村署長は「プロのレーシングドライバーに交通安全を啓蒙していただき、非常に心強く思っています。三重県では来週から『夏の交通安全県民運動』が実施されますが、いただいたSUPER GTオリジナルリフレクターを使って、交通安全の啓蒙を図っていきます」と、感謝を表した。

 


七夕の短冊に松田、クインタレッリ両選手が交通安全の願いを書き込んだ。

 

 また、この日は七夕とあって、両選手と鈴鹿サーキットクイーン、そして上村署長らが交通安全の願いを書いた短冊を、鈴鹿地区の交通安全協会で用意した笹に結びつけて祈願した(写真下とトップ写真)。

 

 

 

 鈴鹿警察署は、管轄である鈴鹿サーキットの警備も担当しており、SUPER GTとの関係も深い。それもあって、表敬訪問のスケジュールが終了後には、署員有志が2人のドライバーを囲んでの懇談会の機会も設けられた。そこで刑事課の刑事さんより、緊急車両を運転する際の参考にと「レーシングドライブの際に心がけていることは?」という質問も飛び出た。それに2人のトップドライバーは「先を読むこと」と、真剣な表情で答えていた。また、これを機にと自ら購入したモデルカーを持参し、チャンピオン2人にサインを求める熱心なファンの署員もおり、大いに盛り上がった警察署での懇談会となった。

 


懇談会は和やかな雰囲気ながら、トップドライバーと直接話せるとあってドライビングに関する質問も飛び出した。

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