News

Race Report
2016.07.23
Rd.4 予選:ポールポジション記者会見

Rd.4 予選:ポールポジション記者会見の画像

第4戦 スポーツランドSUGO:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.6 WAKO'S 4CR RC F

 

「体制の変わったチームでポールを獲れて嬉しい」

大嶋 和也

僕たちは、このところポールポジションを獲っていなくて『テストでは速いけど…』ということが続いていただけに、こうしてポールポジションを獲ることができて嬉しいです。でも、今日は久しぶりに緊張しました。最近はチームの雰囲気も良くて、今日も(マシンに)乗るのが楽しみだったし、実際に乗っても楽しかった。だから120%攻めて走って、リア(タイヤ)も滑りっぱなしの状態でしたが、上手くまとめることができました。本当に良かったです。
ただ今日は予選で、本当ならば明日(の決勝で)勝ってから喜ぶべきだと言うことは分かっています。でも、今年からチーム体制を大きく変えてアンドレア(カルダレッリ)に来てもらい、脇阪(寿一)さんにも新たに監督として来てもらいました。その新しい体制で、やっとポールを獲ることができたので、素直に喜んでいます。脇阪監督にはチームの雰囲気を変えてもらっています。メカニックさんのメンタルな部分も随分、だからチームの空気が明るくなりました。それにクルマの基本セットもSUGOのテストから少し変えてもらいました。そんなこんなで大きく体制の変わったチームでポールポジションを獲ることができて嬉しいです。
タイヤとかに関してはアンドレアも言っていますが、(6月の)SUGOテストでいろんなコンディションで走ることができて、いいデータを採ることができました。それも、今回のポールに繋がったと思っています。決勝でも勝って、またこの場所に来たいと思います。

 

「決勝に向けても自信があります」

アンドレア・カルダレッリ

今の気持ちは最高です。SUGOではテストの時から好調でした。今週末は、チームが素晴らしいクルマに仕上げてくれて、今朝の公式練習からクルマのコンディションは良かったのですが、午後の予選に向けて、クルマはさらに良くなっていました。自分はQ1を突破してカズヤ(大嶋和也)さんに繋ぐことができた。そうしたらカズヤさんも素晴らしいドライビングで。本当に最高の1日になりました。
先月に行われたテストでは路面温度が低かった。そのテストのデータから、ワイドレンジでタイヤを用意してもらったので、今回のコンディションがとても涼しくて路面温度も(予想より)上がらなくても何も心配もしていませんでした。ロングランのテストもできているので、明日の決勝に向けても自信があります。予選で選んだタイヤですか? 今日の気温にも合っていたし、明日の(予想される)気温にも合っていると思います。

 

 

 

GT300 Class

No.25 VivaC 86 MC

 

「本当に嬉しいポールポジションになりました」

土屋 武士

(ポールポジションって)こんなに嬉しかったんだ、と思いなおしたほど嬉しいです。今回は何度も何度もテストを重ね、完璧な準備ができたのが大きかったですね。こんなに順調なレースウィークは初めてです。今回選んだタイヤはハードで、今日の気温や路温からはかた過ぎるものでしたから、(午前の練習走行に)前もってスクラブしていました。それほど準備は完璧でした。
でも、最大の要因は(Q2の松井)孝允のドライビングです。1分17秒4なんてタイムは僕も敵わないくらいのタイムで、とても見えてきません。だから『チームのおかげ』とか『武士さんのおかげ』とか言わずに『自分のドライビングでポール獲った』って言えばいいのに、と思うくらいです(笑)。でも予選の前には隋分とプレッシャーを掛けていて、今日、ポールを獲れなかったら『罰金100万円だ!』とか『丸坊主にするぞ!』とか言ってたんです(苦笑)。
今年、チームのターゲットはもちろんチャンピオンですが、(何度も)ポールも獲りたい。で、僕はもう10回くらいかな、ポールを獲っているので、(自分の記録を)10回を11回にするよりも(松井の)0回を1回にしたい、という気持ちがありました。それに孝允が答えてくれた格好で、本当に嬉しいポールポジションになりました。あと、SUGOの神様、かな。実は(東日本大)震災の直後、最初にSUGOを走ったのは僕なんです。それ以来、ここではいいことが続いていて、ここの神様が味方してくれたのかもしれませんね。

 

「明日は僕がちゃんと走れば優勝できると思っています」

松井 孝允

SUPER GTで(初めての)ポールを獲ることができて、素直に嬉しいです。開幕の岡山でも(チームとしては)ポールを獲ることができていますが、あの時は僕がQ1でミスしたのを(土屋)武士さんがQ2で挽回してくれての逆転ポール。自分としてはとても悔しかった。今回は任されたQ2で、自分の走りによってポールを獲ることができて嬉しかったです。
でもガレージでクルマを造ってくれたチームの皆さんや、クルマを仕上げてくれたエンジニアとしての武士さんや、クルマを作ってくれた皆さんのおかげで獲れたポールポジションだと思っています。罰金は何とか勘弁してほしかったですね。丸坊主の方がいいですよ(苦笑)。
明日のレースの作戦は…、“明日は明日の風が吹く”ですかね。いろんなパターンで展開を考えながら、武士さんが作戦を考えてくれるので、僕はもう走るだけ。僕がちゃんと走れば、優勝できると思っています。

 

Page Top