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2016.08.23
【Special Preview】ピエール北川のこれを言わせて! 「鈴鹿大本命はここだ!! 今回は大胆予想でいきます!」

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第6戦 鈴鹿サーキット Special Preview
[SGT公式アナウンサー]ピエール北川のこれを言わせて!

 

まいど! ピエール北川です。夏の3連戦もついに最後! 今週末は第6戦鈴鹿1000kmが開催されます。
しかし、3連戦の最後が一番過酷な1000kmレースとは、なんてタフなスケジュールなんでしょう! 
暑い、長い、キツイ。何だか憂鬱になってきました…。うそ、冗談ですよ(笑)。今回も素晴らしいドラマを期待できますよ!

 

 

ようやく訪れた勝利! 第5戦富士は最後までドキドキでした

いや〜、ホッとしました。GT500のNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rの優勝は、正直鉄板だと予想はしてましたけど、チェッカーフラッグが振られるまで本当にドキドキしました。第2戦の大どんでん返しもあったからねぇ。予選から自力で優勝を勝ち取ったドライバーのふたりと、TEAM IMPULの皆さんには本当におめでとうと言いたいです。
逆に予想と違って興奮させてくれたのは、大活躍したHonda勢。後半仕様のエンジンに替わったとはいえ、空力がモノをいうサーキットでNSX CONCEPT-GT勢が2位&3位とは驚きです! NSX CONCEPT-GTのポテンシャルが上がったのは確認できたので、シリーズの後半は打倒日産GT-RにHonda NSX CONCEPT-GTとレクサスRC Fにはがんばってもらいたいと思います。

 

 

GT300クラスも予想通りNo.55 ARTA BMW M6 GT3が優勝はしたけれど、コンマ1秒差で手にした薄氷の勝利でした。いやぁ、こちらも本当にドキドキしました! そして表彰台にGT300最大勢力のヨコハマタイヤユーザーが居ない顔ぶれは、なんとも珍しい結果となりましたね。
レースが終わってみれば、今回ナント珍しく僕の優勝予想が見事に当たり、第6戦の優勝予想のハードルを上げちゃいましたとさ(汗)。

 

 

 

シリーズ最長距離、鈴鹿を制するのは誰? まずはGT300から

ではいつもの優勝予想です! 今回はGT300クラスからいきましょう。本命は、No.2 シンティアム・アップル・ロータス! ご存知のように1000kmレースは第3ドライバーの登録が可能で、GT300では採用するチームが多いのです。そこで、2号車は昨年のFIA-F4で激戦のタイトル争いを演じ、今年はF3で大活躍する、今人気急上昇中の牧野任祐選手が初エントリー。7月の鈴鹿テストでも走りましたが、GTマシン初ドライブながらレギュラー陣を抑え牧野選手がセッションのチームベスト&クラス最速タイムもマーク。ベテランの加藤寛規選手&高橋一穂選手とともに、鈴鹿のコースに合った軽量ミッドシップのマザーシャシーマシンは、予選でも決勝でもトップ争いをするでしょう!

 

 

またFIA-GT3勢で期待したいのは前回2位のNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMSとNo.51 JMS LMcorsa 488 GT3、そしてNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3のミッドシップ勢。No.7 Studie BMW M6はBMWワークスのドライバー、アウグスト・ファルフス選手も久々に加わって気合が入っているし、チェッカーまで各チームがおもしろい(予想できない)優勝争いを見せてくれそうですね!

 

  

 

 

 

GT-Rの5連勝はあるのか? だけど敢えてGT500の本命は…

ここまでのシリーズ4戦はすべて日産GT-Rが制していますが「鈴鹿1000kmはレクサスRC FかHonda NSX CONCEPT-GTが来ます!」と断言したい。もちろん、前戦富士も日産は第2世代のエンジンが上手く機能している(コースや季節に合わせた開発ができている)ようですし、今のところマシンも戦略も非の打ち所がない。 しかし、もっと今シーズンをおもしろくしてほしいので、ここは独断と偏見で第6戦の優勝候補を、No.36 au TOM'S RC FとNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの2大本命で押したいと思います! 36号車は第4戦SUGOでモノコックを交換して、前戦富士もレクサス勢のトップでフィニッシュ。チームも3年連続の鈴鹿1000km勝利を目指しているはずなので、LEXUS TEAM TOM'Sならではの秘策は持っているでしょう。100号車はここ最近好調のHonda勢の先鋒として、エースドライバーの山本尚貴選手(ご結婚おめでとうございます!)&伊沢拓也選手にはガンガン行ってほしいところ。

 

 

ピットストップも5回義務づけになった今年は、(4回の昨年より)燃費を気にせず1000kmをビュンビュンとハイスピードバトルで戦えます。これはおもしろくなりますよ!

 

 

 

夏休み最後の思い出つくりはぜひ鈴鹿で!!

8月最後の週末開催となる第6戦鈴鹿1000km。シリーズ最長距離のレースには、必ずといってよいほど様々なドラマがたくさん散りばめられています。レース中にどんな困難があったとしても、レース参加者も、そして見る方も最後に見られる夜空を彩る美しい花火がすべてを癒してくれるはず。
皆さま、ぜひ夏の最後の思い出を作りに、週末は鈴鹿サーキットへお出かけくださいね! 僕も6時間ノンストップ実況、がんばりますからね!!

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