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Race Report
2016.08.27
Rd.6 予選:ポールポジション記者会見

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第6戦 鈴鹿サーキット:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT

 

「みんなと進めてきたことが今日の結果に繋がった」

武藤 英紀

ポールポジションを獲ることができて嬉しいです。7月の公式テストからクルマの調子が良いことは分かっていました。朝の公式練習を走った時、すぐに今回は『ポール争いができる』と確信していました。だから公式練習の後半は燃料を積んで決勝のセットアップを進めていました。
午後の公式予選ではオリバー(ターベイ)からクルマを引き継いでQ2を走ったんですが、オリバーの走りからクルマの調子が良いことは分かっていました。あとは自分がちゃんと走ってタイムを出すだけだ、と思ってアタックしました。自分を信じて走った結果、ポールポジションを獲ることができて、本当に良かったです。
ウェイトハンディが軽いだけでなくシャシーもエンジンもすべての性能が向上していましたが、それをやってくれた皆、チームやHondaのスタッフ全員に、ポールを獲ることで少しだけ報いることができたのかな、とホッとしています。正直言って、シーズンの前半戦ではライバル(車種)と比べて、ストレートで負けていました。でもシャシーをセットアップしていくことで、走れば走るほどクルマが速くなる。そして2基目のエンジン。Hondaの研究所やチームと一緒になって進めてきたことが、今日の結果に繋がっていると思います。
明日のレースは長いから、ミスすることなく、ペナルティを課せられることもなく(やるだけ)。タイヤはドライでもウエットでも自信があるので、ポールから優勝目指してがんばります。

 

「安定したレースを戦えば結果はついてくる」

オリバー・ターベイ

今日は朝の公式練習からクルマのバランスは良かったですね。この時点で午後の公式予選に向けて自信を深めることができました。僕はQ1を走るのが2回目で、少しプレッシャーはありましたが、トップタイムをマークして嬉しかったことと、武藤(英紀)さんに繋ぐことができてホッとしたことが印象に残っています。
今シーズンの序盤は厳しいレースが続きましたが、2戦前のSUGOから新しいエンジンに変わってからクルマも随分速くなってきました。クルマを仕上げてくれたチームとエンジニア、そして素晴らしいエンジンを供給してくれたHondaに感謝しています。もちろんクルマが速くなったのは一歩一歩の積み重ね。鈴鹿ではシーズン開幕前、そして7月にもテストしています。そこでシャシーのセットアップが進んだこと。そしてSUGOから供給されたエンジン。これはパワーアップしているだけでなくドライバビリティも随分向上しています。こうしたことが合わさって、今回のポールポジションに繋がっていると考えています。
明日のレースは1000kmと長く、いろんなことが起きると思うけれど、良いスタートを切って安定したレースを戦えば結果はついてくると、自信があります。

 

 

 

GT300 Class

No.18 UPGARAGE BANDOH 86

 

「ポールを獲ることで少しは恩返しができたかな」

中山 友貴

ポールを獲ることができて嬉しいです。チームは今シーズンが2年目で、去年は1年間、もがいているうちにシーズンが終わってしまったような気がします。チームとアップガレージさんが、レースで勝つためには何が必要なのかを話し合って詰めていき、今シーズンはテストにも積極的に参加して走行時間を稼げるようになったことも大きいです。僕がチームに呼ばれてから2シーズンも掛りましたが、ポールを獲ることで少しは恩返しができたと思います。
明日の決勝は1000kmと長いので、決して気を抜くことはできないですね。ドライバー交替が必須のピットインが5回(以上)と決められているので、作戦面はエンジニアに任せていて、今ここでお話することはできませんが、ドライバーとしてはできるだけ引っ張って、多様な作戦にも対応できるようにしたいと思っています。もちろん、接触やトラブルは厳禁。JAF-GT300勢は、前にライバルがいない状況でないと自分のペースで走ることができないので、ポールを獲れたことは大きいです。勝負は最終スティントにもつれ込むと思うのでそこに向けて有利な展開となるようがんばります。雨が降っても晴れていても、どんなコンディションでも自信があるので、まずは自分たちがベストなレースをするだけです。

 

「このままポールから逃げ切って優勝したい」

山田 真之亮

デビュー5戦目でポールが獲れて嬉しいです。僕は去年、FIA-F4を戦っていたので、この記者会見に座っていること自体がまるで夢のようです。僕をチームに誘っていただいた石田(誠)監督や坂東(正敬)総監督に感謝しています。
今日の公式予選を振り返ってみると、ポールを獲れたのは、やはり速いクルマを用意してもらったことと、中山(友貴)さんの素晴らしいアタックが大きいのです。でも、僕自身も受け持ったQ1をミスなく走って中山さんに繋げたこと。そしてマシンの状況などを上手くフィードバックしてアシストできた、と満足しています。
明日の決勝レースは天候が怪しいようですね。僕たちは今日、ドライコンディションでポールを獲ることができたので、できるなら(決勝も)ドライコンディションがいいと思いますが、(鈴鹿の)テストではウエットも経験しているので、どんなコンディションでも自信があります。このままポールから逃げ切って優勝したいですね。

 

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