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Race Report
2016.08.28
Rd.6 決勝GT300 2〜3位コメント

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決勝2位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

嵯峨 宏紀
「夏の3連戦で2度表彰台に上がれたことはすごく大きい」
 失敗したことといえば、最初にレインタイヤで行っちゃったってこと。それだけですね(苦笑)。なので、最初にレインタイヤを履いてしまったチームが、2位になるとは思っていなかったです。一番大きいというか、僕らにとってターニングポイントになったのは、周りとピットインのタイミングがずれたことでした。セーフティカーが出たときに、損せずに済んだのですから。(ピットインのタイミングをセーフティカーに左右されずに済んだ)。もし、最初にレインタイヤを着けていなければ…と考えたら、その辺が勝負の綾だったのかなぁと思いますね。
 決勝は、孤独な戦いでした。前が見えないし、みんなとピットウィンドウ(タイミング)が最初から違っていたし、淡々と走ることが続きました。ただ、結果を考えるとこれからのタイに向けていい流れが作れたと思うし、夏の3連戦で2度表彰台に上がれたことは、すごく大きいです。いずれにせよ、最初の戦略のミスからすれば『トップ5で終われたら、御の字だよね』と言ってたのですが、出来すぎです(笑)。

 

中山 雄一
「スタートのタイヤ選択以外は100点!」
 スタートの(タイヤ選択)ミスはありましたけど、それ以外は100点だったなぁと思います。どんなコンディションでも速く走れるタイヤを選択できたということでチームやブリヂストンさんにも感謝しています。これまで優勝か0点(シリーズポイント)しかなかったので、今回、1000km=3レース分を走り切れたことは残り2大会を考えると、チームとしては自信になったと思います。全員が自分の仕事をやり切った結果だと思います。最後は“もう無理かなぁ”と思っていたんですけど、なんだか近づいてきて(笑)、うまく抜くことができました。
 次のタイはFIA GT3勢が速いんじゃないかなと思いますけど、着実にポイントを獲れるようにしっかり作戦を練っていきたいと思います。

 

 

 

決勝3位 No.0 GAINER TANAX GT-R

アンドレ・クート
「今日の結果に関しては満足している」
 とにかく今回はタフな戦いでした。まず僕らは表彰台を狙っていこうという戦略で挑みました。なので、今日の結果に関しては満足しています。確かに、レース中はドライビングスルーペナルティもあったし、雨の中でのクルマは決していいコンディションとは言えないものでした。結果的に優勝が遠のいたという感じもありますね。でも、そんな中でも表彰台の一角に上がれたということはすばらしいことだと思っています。
 今シーズンはなかなか思うような結果を残せず、厳しい展開でしたが、まずはここからシーズン後半に向けてまた改めていい戦いをしていきたいと思います。

 

富田 竜一郎
「3位はすごく悔しい反面、少しホッとしている」
 今週はずっと調子が良くて表彰台もいけるかなという手応えは感じていたんですけど、レースがスタートしてアンドレ(クート)のスティントを見ていたら優勝もいけるんじゃないかなというぐらいクルマもタイヤもフィーリングが良かったんですね。それなのに僕のスティントのスタートで61号車をプッシングしてしまって、そのペナルティですべての予定が狂ってしまいました。そこからなんとか追い上げようとしたんですけど、トラフィックとか軽微なトラブルもあって後ろの31号車との差が詰まってしまったところに雨が降ってきて順位を落としてしまいました。
 自分のミスと戦略で優勝を逃してしまったのはすごく悔しいですが、今年ずっと苦しいレースが続いていたので(表彰台という結果で)少しホッとしている部分もあります。タイは自分にとって相性がいいサーキットなので優勝を目指してがんばります!

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