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2016.12.12
GT300王者の土屋武士/松井孝允が地元の藤沢市から生涯学習特別貢献で表彰される

GT300王者の土屋武士/松井孝允が地元の藤沢市から生涯学習特別貢献で表彰されるの画像

 シリーズ表彰やファン感謝イベントなど、シーズン後の大きなイベントも終了となった12月12日、2016 AUTOBACS SUPER GTでGT300クラスのダブルチャンピオンに輝いた土屋武士と松井孝允(No.25 VivaC 86 MC)が、チームガレージの地元である神奈川県藤沢市の鈴木恒夫市長を表敬訪問。鈴木市長からは2人に、藤沢市の生涯学習特別貢献の表彰状が贈られた。

 

 

 彼らのチーム「VivaC team TSUCHIYA」は、武士の父、土屋春雄監督が築いた名門チーム『土屋エンジニアリング』を母体としている。藤沢市にあるこのレーシングガレージは武士にとっては、生まれ育った実家でもある。また、昨年から武士の下で、GT300クラス参戦を始めた松井にとっても、藤沢市は今や通い慣れたホームタウンだ。
 その藤沢市では『藤沢市生涯学習特別貢献表彰要綱』が定められている。これは藤沢市在住、在学または在勤などの個人または団体が、文化、芸術、またはスポーツ、その他生涯学習の分野において、全国規模の大会等で優秀な成績を収め、市および市民の生涯学習に貢献があった場合に、その栄誉を称えるために表彰しているものだ。
 土屋/松井の2人は2016年のGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得したことで、晴れて市から表彰を受けることとなった。

 

 

 この日、レーシングスーツに身を固めた2人は、シリーズチャンピオンのトロフィーを手に藤沢市役所を訪れ、鈴木市長を表敬訪問。市長からは2人に対して生涯学習特別貢献の表彰状が贈られた。表彰状が贈呈された後、鈴木市長は土屋/松井と歓談。土屋がSUPER GTのシリーズ概略を説明しながら、自分たちが『最強のプライベーター』を目指して努力してきた経緯を紹介。その言葉に市長は深く頷いていた。
 また会場には、藤沢市の記者クラブに所属する一般紙や、地元タウン誌などのメディアからも記者が駆け付けていた。市長との懇談後、2人は記者たちに囲まれて、取材を受けていた。普段、自動車レースとはあまり縁のない一般紙やタウン誌の記者たちに武士は、SUPER GTやレースを分かりやすく紹介。その中で、チームを支えてきた地元の友人たちを主体とした“サムライ・サポーターズ”に話が及ぶと、身近な話だけに記者たちは身を乗り出して興味深げに聞き入っていた。

 

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