2月13日、Hondaは都内の「Honda青山ウェルカムプラザ」において「Honda国内モータースポーツ活動計画発表会」を開催し、今季のモータースポーツ活動・参戦体制を発表した。
SUPER GTに関しては昨年12月に先行して2チームが、そして今年1月の東京オートサロン2017において、GT500クラス参戦の5チームすべての体制が発表されているが、Hondaのモータースポーツ全体の概要が本田技研工業株式会社の山本雅史モータースポーツ部部長から語られた(写真上)。
5チーム5台の陣容は、No.8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI(野尻智紀/小林崇志・ブリヂストン)、No.17 KEIHIN REAL RACING(塚越広大/小暮卓史・ブリヂストン)、今シーズンからGT500クラスに復帰するNo.16 TEAM MUGEN(武藤英紀/中嶋大祐・ヨコハマ)、No.64 Epson Nakajima Racing(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮・ダンロップ)、No.100 TEAM KUNIMITSU(山本尚貴/伊沢卓也・ブリヂストン)となる。
マシンは昨年8月に発表されたスーパースポーツモデル、新型NSXをベースにしたNSX-GT。同じエンジンを使用するスーパーフォーミュラと併せ、今年からSUPER GTでもマシン開発を統括することになった株式会社本田技術研究所 HRD Sakuraの佐伯昌浩プロジェクトリーダー(写真下)は、記者からの質問に答えて「SUPER GTとスーパーフォーミュラ、2つ(のエンジンを)まとめて開発することで、いわゆる“良いとこ取り”もできると思いますが、何よりも燃焼に注目しながら熱効率を高めてきました。細かな数字は言えませんが着実にパワーアップしていて、(それに対応する形で)ブロックなどのパーツも見直してきました」と、今季型NSX-GTの開発状況を説明した。
No. | チーム名 | ドライバー | 年齢 | 出身地 |
---|---|---|---|---|
8 | AUTOBACS RACING TEAM AGURI | 野尻 智紀 | 27 | 茨城県 |
小林 崇志 | 29 | 広島県 | ||
16 | TEAM MUGEN | 武藤 英紀 | 34 | 東京都 |
中嶋 大祐 | 28 | 愛知県 | ||
17 | KEIHIN REAL RACING | 塚越 広大 | 30 | 栃木県 |
小暮 卓史 | 36 | 群馬県 | ||
64 | Epson Nakajima Racing | ベルトラン・バゲット | 30 | ベルギー |
松浦 孝亮 | 37 | 愛知県 | ||
100 | TEAM KUNIMITSU | 山本 尚貴 | 28 | 栃木県 |
伊沢 拓也 | 32 |
東京都 |
またモータースポーツ界で活躍する若手ドライバーの発掘・ステップアップを目的とした「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」の一環としてFIA-F4選手権に昨年の同シリーズで3位につけていた大湯都史樹と、鈴鹿サーキット・レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)卒業生の笹原右京の2名が参戦することも発表された。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |