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2017.03.15
自民党モータースポーツ振興議員連盟総会に平手選手、坂東代表が出席 日本のモータースポーツのさらなる発展に向け活発な議論

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 自由民主党モータースポーツ振興議員連盟(会長:古屋圭司衆議院議員)が15日、自由民主党本部(東京都千代田区)で総会を開き、株式会社GTアソシエイション(GTA)、株式会社日本レースプロモーション、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会などの国内モータースポーツ団体が今シーズンのシリーズ概要などを報告した。SUPER GTからは昨シーズンのGT500クラスで自身二度目のチャンピオンを獲得したLEXUS TEAM SARDの平手晃平選手とGTAの坂東正明代表が出席。坂東代表は「今シーズンはGT500が全車新車に切り替わるほか、GT300も『マークX』や『ベントレー』など新たな顔ぶれも揃い、よりお客様に楽しんでいただけるシリーズになると考えています」と挨拶し、続いて平手選手が「日本のモータースポーツの発展のために、より一層SUPER GTを盛り上げていきたいと思っています」と抱負を語った。

 (上写真:左から井原慶子さん、中須賀克行選手、古屋圭司会長、平手晃平選手、国本雄資選手)

 

 同議連は、国内モータースポーツのさらなる振興と発展を目的に2001年に発足。現在、衆参両院合わせて約60名の議員が同議連に加盟している。SUPER GTには前身の全日本GT選手権開催時の2003年から「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯」が贈られており、今シーズンもGT300クラスのチャンピオンチームに議連杯が授与される。

 

 全日本スーパーフォーミュラ選手権からは昨シーズンのチャンピオンドライバーである国本雄資選手、全日本ロードレース選手権からはJSB1000で昨年王座を獲得し、国内五連覇を達成した中須賀克行選手が出席。このほか、女性限定のレースシリーズ「競争女子」をプロモートする株式会社インタープロトモータースポーツの関谷正徳代表、レーシングドライバーの井原慶子さんらも出席し、「競争女子」の概要報告などを行った。

 

 同議連の会長を務める古屋議員は総会のなかで「世の中には様々なスポーツがあるが、テレビで観戦するのと、生で観戦するので興奮や迫力の度合いが最も大きく異なるのがモータースポーツだと思う。より多くの方にモータースポーツを生で観戦してもらえるよう、サーキットに足を運んでもらう施策などを今後議連で考えていきたい」と話した。

 

平手晃平選手

 

 平手選手は総会出席後、「議員の皆さんの生の声を聞くことができる大変貴重な機会だった。国として日本のモータースポーツの発展をとても前向きに考えていただいていることがよく理解できたので、今後、どのようにモータースポーツを発展させていくかという議論の場をもっともっと増やしていきたい」と日本のトップドライバーとしてレース界のさらなる成長に向けた意気込みを語った。

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