2017.03.21

3/25,26の公式テスト富士は開幕前最後のテスト！ 各チームの状況をチェックせよ

　2017 AUTOBACS SUPER GTに参戦する各チームが、準備に余念のない3月。その総仕上げと言えるのが、3月25日（土）、26日（日）に富士スピードウェイで開催されるSUPER GT公式テスト富士である。

 

　SUPER GTの公式テストは一般公開で行われるので、この富士ももちろん観覧可能だ。入場チケットは当日券のみで、大人2,000円（2日間共通券は3,000円）、中学生以下は無料だ。駐車料金も無料となる。走行時間は両日とも午前と午後の2回で各2時間程度行われる。
　このテストでは、今季参戦の45台中、44台が参加を予定している。現時点の参加チーム等は下記を参照して欲しい。テストのため、予定のチーム、選手が走行をしない状況もあるので、そこはご容赦を。
　また、入場料の詳細、サーキットへのアクセス、イベント内容などは富士スピードウェイ公式ウェブサイト（http://www.fsw.tv）で確認してほしい。

 

→ 【公式テスト富士】エントリーリスト／タイムスケジュール／ピット割

 

 

　今季の開幕戦岡山は4月8日（土）、9日（日）。このテストは岡山へ向けての最終調整であり、第2戦富士（5月3日（木/祝）、4日（金/祝）でのタイヤ選定やマシンセッティングに大切な機会である。
　GT500クラスは今季全車が新型となるだけに、ここでしっかりとマシンの状況を見極め、チームやドライバーにフィットした細かいセットに入っているはず。テストは予選と違い、皆が同じ時間に同じようにタイムを出すことはない。観覧にあたってもピットの見られるグランドスタンドに陣取り、チームがどんな作業をしているのかじっくり見るのもいいだろう。

　また一部のチームでは、500kmレースである第2戦富士での第3ドライバーを走行させる場にもなる。GT500クラスでは、No.36 au TOM'S LC500の監督兼任の第3ドライバーである伊藤大輔が走行予定。また、No,19 WedsSport ADVAN LC500には、本来昨年のGT300王者No.25 VivaC 86 MCで参戦する山下健太が登録されており、 今回のテストでは今季は監督となる土屋武士と近藤翼がNo.25のドライバーとして登録をしている。

　この他、今季のGT300クラスのドライバーでは、ルーキーや移籍が多いだけに、そんなドライバーのチェックもしておきたい。もちろん、ニューマシンであるNo.51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3、No.52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC、No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3、No.117 EIcars BENTLEY GT3も見逃せない。

 

　また、テストだからできる富士スペシャルのイベントも行われる。テストでは定番の「オープンピット」は両日のお昼に開催。マイカーでGTカーが走ったレーシングコースを走れる「体験走行」。コースサイドのサービスロードを走るシャトルバスからテスト走行を間近に見られる「カーブシャトル」。この他、お子様向けのレース職業体験も行われる。

 

　さらに今回の公式テストでは第2戦『FUJI GT 500km RACE』のレース前売観戦券特別販売や公式プログラム割引券のプレゼントも行われるので、第2戦のレース観戦を予定されている方は是非活用されてみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

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