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2017.03.30
SUPER GT公式アナウンサー・ピエール北川のサーキットガイド『岡山編』

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SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川が開催コースをご紹介

「岡山はマシンの迫力を何度も感じたい人にうってつけ!」

開幕戦 岡山国際サーキット

 

コース紹介

 ボンジュール! 今年もSUPER GTを開催するサーキットを僕、ピエール北川が紹介しましょう! まずは開幕戦の舞台、「岡山国際サーキット」ですよ。

 岡山国際サーキットは、西日本を代表するレーシングコースのひとつ。岡山県の中でも、かなり兵庫県寄りにあります。車でのアクセスは中国道からでも山陽道からでもOK! 西からでも東からでもアクセスしやすい場所なんです。
 SUPER GT開催サーキットの中では、1周の距離が一番短いサーキットだからレースの周回数も多く、コースと観客の距離感もすごく近い。だから、SUPER GTマシンの迫力を何度でも感じたい人には、うってつけのサーキットなんですよ。それにオフシーズンにはコース改修も行われて路面が新品になってるんです! ドライバーにも好評で、走りもバトルも、よりハードになりそうですよ。
 そうそう、グランドスタンド近くにある屋台からは、いい香りが漂ってくるんだよねぇ~。「津山ホルモンうどん」の味噌の香り!(笑) 美味しい地元フードの屋台もあるから、レースの合間に観光気分も感じられるんですよ!
 レースそのものは、シーズン開幕戦ということで、ウェイトハンディなしの、ガチンコ勝負で全マシンが戦うから、シーズンの中でマシンやドライバー、チームの本当の実力が見られる数少ないチャンス! 絶対見たほうが楽しいぞー!

 というわけで、まずは岡山国際サーキットのコースデータと、SUPER GTの戦績データをおさらいです。そして、観戦ポイントは、このピエール北川による「エア実況」でご紹介しま~す!

 

 

 

 

岡山国際サーキット・レーシングコース

コースデータ
コース全長 3,703m
コース幅 12〜15m
高低差 29m
コースレコード
GT500
1'18.126 平川亮/KeePer TOM'S RC F 2016年 第1戦予選Q2(4月9日)
GT300
1'25.586 土屋 武士/VivaC 86 MC 2016年 第1戦予選Q2(4月9日)
2016年 優勝
GT500 No.1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ
GT300 No.65 LEON CVSTOS AMG-GT 黒澤治樹/蒲生尚弥
2016年 ポールポジション
GT500 平川 亮/No.37 KeePer TOM'S RC F 1'18.126(コースレコード)
GT300 土屋 武士/No.25 VivaC 86 MC  1'25.586(コースレコード)

 

 

岡山大会公式戦全18戦のデータ(TIサーキット英田時代含む)

優勝回数
最多勝ドライバー
(今季参戦予定ドライバーのみ)
GT500:小暮卓史、松田次生(3勝)
GT300:新田守男、高木真一(3勝)
GT500 メーカー別 ホンダ:7勝(HSV-010GT:2勝、NSX:5勝)
レクサス/トヨタ:6勝(RC F:2勝、SC430:1勝、スープラ:3勝)
日産:5勝(GT-R:4勝、Z:1勝)
GT300 最多勝車種 トヨタMR-S、ポルシェGT3R(3勝)
ポールポジション回数
最多ポールポジションドライバー
(今季参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(3回)
GT300:新田守男(4回)
GT500 メーカー別 ホンダ:7回(HSV-010GT:2回、NSX:5回)
レクサス/トヨタ:6回(RC F:3回、SC430:2回、スープラ:1回)
日産:5回(GT-R:3回、Z:2回)
GT300 最多ポールポジション車種 日産シルビア、トヨタMR-S、ポルシェGT3R(2回)

 

 

 

観戦ポイント


ピエール北川の岡山国際サーキット・エア実況!

 

 

では、改めましてSUPER GT公式アナウンサー、ピエール北川です。
開幕戦の舞台、岡山国際サーキットのコースレイアウトをご紹介するにあたり、「もしも」「ひょっとしたら」という、予選アタックを空想実況、“エア実況”によってご紹介してみたいと思います。
先に言っておきますが、これは妄想、エアですからね! ポールポジションを獲る予定の選手の皆さん、怒らないでぇ~。

 

編集部註:あくまでも2016年の予選を基にした架空の“エア実況”ですので、予めご了承の上、お楽しみください!

 

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予選Q2もチェッカーフラッグが用意され、残り時間わずか!
岡山国際サーキットの最速タイムを今年も塗り替えるか?
最終コーナーを立ち上がったNo.37 KeePer TOM'S LC500を駆る
コースレコードホルダー、平川亮がいよいよ予選アタックを開始しました~~!

 

 

メインストレート [Main Stretch]
 

まずは満員のグランドスタンドを左手に見て、「メインストレート」のダンロップゲートを通過、「1コーナー」を迎えます!

 

 
第1コーナー [First Cornar]
 

ほんの僅かのブレーキングで右にターンをすると、すぐさま左に切り返し、ハイスピードでデンジャラスな「ウイリアムズコーナー」にアプローチしたぞ!
ココはアウト側のエスケープも狭く、逆バンクのようなコーナーなので、左にターンしながら外側の縁石ギリギリまで膨らんでしっかり加速をキープできるか、レベルの高い車体のセットアップも試される難しいコーナーだが、平川はギリギリで攻められている!

 
ウイリアムズコーナー [Williams Corner]
 

 

 
モスエス [Moss "S"]
 

ここから一気に下り勾配、ほぼ直線状態のS字「モスエス」を抜けると、コースで最も標高が低い「アトウッドカーブ」へ来たぁ!
ここは下りながらフルブレーキングする場所だが、ブレーキングで突っ込みすぎると、そのあと大きく右へ曲がりながら長くキツイ上り勾配では、加速に大きく影響する!
が、しかし、ん~、LC500はブレーキングのスタビリティもトラクションも良さそうだぁ!これは速いっ!

 
ヘアピンコーナー [Hairpin Corner]
 

上りきった長い直線の先に見えてくるのは、すり鉢上の右コーナー「ヘアピンコーナー」。
ここは、レースではフルブレーキングからのサイド・バイ・サイドのバトルが日常茶飯事で展開されるが、今は予選! クリアラップを取れた平川は最短距離で通過!

 
リボルバーコーナー [Revolver Corner]
 

ヘアピンを抜けたら、リボルバーコーナー、パイパーコーナーとコの字型に連続する2つの左カーブへアプローチする!

 
パイパーコーナー [Piper Corner]
 

 

 
ホッブスコーナー [Hobbs Corner]
 

短い上りの直線を抜けると、左~右と続く通称ダブルヘアピン、レッドマンとホッブスという連続コーナー。
ホッブスコーナーの最後では、コースの外側にいるお客さんとタッチできそうなほど近い距離感でGTマシンがフェンス際を駆け抜けて行く!
みんな、マシンの迫力、感じてるかぁ~!!

 
マイクナイトコーナー [Mike Knight Corner]
 

さあ、そしてGT500の走りが最もエキサイティングに見える場所、最終コーナー手前の「マイクナイトコーナー」へ平川が突入した!
うわっ、そのスピードで入るのか!? 平川とLC500は全開だー!! 今年の新型GT500マシンはすごい! 飛ぶようなスピードで右高速カーブを鋭く攻める!

 
 

そして最終コーナーをまわってストレートへ戻ってきたぞ! メインスタンドのみんなは右に注目!!
さあ、1周3.703kmのタイムはどうだ? どうだ!? キタッー!! これは驚異のコースレコード~~!!!

 

 

 

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……みたいになるでしょうか?(笑) 失礼いたしました~~。

 

 

 

 

サーキットアクセス

○所在地

〒701-2612 岡山県美作市滝宮1210
TEL.0868-74-3311

 

○高速道

・山陽自動車道
備前I.Cより約25km(車で約30分)
和気I.Cより約25km (車で約30分)

 

・中国自動車道

美作I.Cより約25km(車で約30分)
作東ICより約10km(車で約20分)

 

○空港

岡山空港より車で約60分

 

○電車・バス

・山陽新幹線

JR岡山駅下車 > 宇野バス[湯郷温泉、林野駅行き] > 福本下車(約60分) > タクシー(約20分)

・山陽本線

JR吉永駅下車、車で約20分

 

詳しくは岡山国際サーキットの 公式ウェブサイト をご覧ください。

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