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2024.05.04
【GTA定例会見:Rd.2 富士】GTAが第2戦でもシリーズ・パートナーとスポンサーを発表する

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2024 AUTOBACS SUPER GT第2戦「FUJI GT 3Hours RACE」の決勝日となる5月4日、午前10時30分からGTアソシエイション(GTA)による定例記者会見が行なわれた。これに先立ち、今シーズンから新しくシリーズパートナー、シリーズスポンサーが紹介された。

 坂東正明GTA代表と一緒に壇上に姿を見せたのは、東レ株式会社 コンポジット事業部門長 兼 東レ・カーボンマジック株式会社の柴田恭平代表取締役会長、東レ・カーボンマジック株式会社の奥 明栄代表取締役社長、そして株式会社アライヘルメットの高橋忠宏執行役員専務のお三方。

 

 

 

 

 

 まず、シリーズパートナーとなった東レ株式会社の柴田氏が、「東レとして、炭素繊維複合材料という新しい最先端の技術を使い、日本のモータースポーツに貢献したいという強い思いがあり、ご協力させていただいた」と語ると、現在、GT500クラスにおけるカーボンモノコックを提供する東レ・カーボンマジック株式会社の奥氏は「昔から、モータースポーツ“走る実験室、さらには生きる研究課題”と言われている。(現在使用中の)モノコックは10年使い、十分その進化を発揮していると思うが、次世代に向けていろんな手を打っていかないといけないという時期に来ている」とし、今後はシリーズパートナーという立場から、次世代モータースポーツ界におけるSUPER GTの活動に関わっていくことを明らかにした。
 

 

 

 

 

 

 

 一方、1977年からレース活動をはじめ、国内外で活躍するドライバーたちの“頭の安全”をサポートしている株式会社アライヘルメットの高橋氏は、「頭を守るために、やらないよりやった方がいいという小さな積み上げを積み重ねてきたヘルメットメーカーです」と前置きし、「スポンサーシップ契約を結んだことにより、さらにドライバーの頭を守る性能の向上を目指したい」とコメントした。

 

 

 

 

 コース上で戦うドライバーたちにとって、“心強い”新たなシリーズパートナーとスポンサーが加わったことを受け、「次世代(のモータースポーツ)に対する考え方や新しいクルマの作り方というものも一緒に共有し、よりいいモノづくりを行なうことで、安心して(レースが)できる状況を作り上げたい」と話した坂東代表。ヘルメットのサポート提供に関しては、2024年からFIAがドライバーの安全性向上を目的にカーボンヘルメット着用を義務付けたことを踏まえた上で、「今後のモータースポーツをどう作り上げていくか…安全であったり、いいものを作るための努力を皆でしていきましょう、という事で合意に至った」と経緯を説明。新たな“仲間”を歓迎するとともに、改めて各社の賛同に対して感謝を言葉にした。

 

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