2024.08.03

The Voice_02：予選上位コメント／GT300

 

 

【The Voice_02】
予選上位コメント／GT300
※予選Q1→Q2走行の順に掲載しています。

 

 

2位／No.87 METALIVE S Lamborghini GT3

 

 

 

 

 

松浦孝亮（Q1担当）
シェイクダウンしたクルマで予選２位はものすごく嬉しい

 

「順番を見てるとそれほど悪くないし、自分が思っている以上に周りのクルマもこの暑さに苦しんでいたと思います。そのなかで初めて乗ったクルマ、しかも朝にシェイクダウンしたクルマで予選２位というのはものすごく嬉しいです。メカニックはここ２日間ほぼ徹夜に近い状態で準備をしてくれて、車体も（カラーリングしていない）真っ黒な状態で富士に来たんです。それからステッカーを貼ったり、昨日の夜にはエンジンも載せ替えました。オイル漏れがあったんです。そのなかでも彼らがめちゃくちゃ頑張ってくれたので、みんなに対して『本当にありがとう』という思いが詰まった２位かなと思います。
　今回、Q2担当の坂口（夏月）選手がよく頑張ってくれました。急に路面温度が下がったりいろいろ周りもタイムを上げてきていましたが、クルマのポテンシャルがそこまであるんだと思わせるほどのアタックだったと思います。素晴らしかったですね。明日は何が起こるか分かりませんし、タイヤにもキツい戦いになると思います。とにかくゴールまでまずクルマを運びたいですね。頑張ります！」

 

 

坂口夏月（Q2担当）
新車を間に合わせてくれたチームとメカニックへの恩返しができた

 

「僕も雨×スリックはイヤです（笑）。
　まずは今週末にクルマを間に合わせてくれたチームに感謝したいですし、昨日の夜遅くまで作業してくれたメカニックたちにタイムで恩返ししたいと思っていたので、まず目標としていたことを達成できたかなと思います。でも、予選終了のチェッカーを受けてから順位とタイムを聞いて、すごく悔しかったですね。１回目のアタックで４脱（走路外走行）したかなという感触はありましたが、２アタックすると決めていたので、あまり考えすぎずに集中していきました。
　周りのクルマも速いと思いますが、88号車とデータを共有できているので決勝においても問題ないかなとは思っています。自分のミスでアクシデントを起こさないように、気を抜かずにしっかり走れれば結果はついてくると思っています」

 

 

 

 

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3位／No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

 

 

 

 

谷口信輝（Q1担当）
アタックを決めきれなくて……もう少しタイムを詰められたかな

 

「最後の最後にね、（Q2担当の）片岡（龍也）がバーンと（タイムを）上げてくれて……。えっ!? 僕のアタックですか？ そうねぇ、周り（の状況）が見えてないので分からなかったんですけど、最後にちょっとタイムが上がったんですかね。今日、朝の公式練習で僕が乗ったバランスとは違うバランスで予選に行ったこともあって、（アタックを）ちょっと決めきれなくて、僕としてはもう少しタイムを詰められたなというところはあるんですけど……。
　そう考えると、（コースコンディションの影響を受けて）予選方式が急に変わったこともあり、僕のQ1は上位８台に入るだけで良かったので、むしろ良かったと思います。予選後、『ここをこうアジャストしたら、 いいタイムを出そうな雰囲気だから』って 片岡にフィーリングを伝えたんです。そうしたらさすがですよね、いい走りをしてくれて３位でした。トップには届きませんでしたが、練習走行のロングでもいいペースだったし、明日のレースに向けてはいい位置からスタートできるので、ちょっと楽しみです。なので、『お願いだから、天気とかイタズラしないでね』って感じです（笑）」

 

 

片岡龍也（Q2担当）
谷口選手のQ1で方向性が決まって、Q2は気持ち良く走れた

 

「公式練習でのロングランは良かったんですけど、一発に関しては不安があって、FCY訓練とサファリの時間帯を使ってセットアップしました。なんとなくいいところが見えたんですけど、もうひとつ確認したいことがあって、“ダメかもしれないし、イイかもしれない”という状態で谷口選手にQ1いってもらって、やっぱり少しイマイチだということが確認できたので、そこで方向が決まってQ2は気持ち良く走ることができました。ただ、２周アタックしてしまったので、１周に全部を集約できていれば“もしかしたら!?”というのがあったんですけどね。実際はセカンドロウに入っているので、比較的満足しています。
　ロングはすごく調子がいいんですが、明日の天気が曇り予報なので路面温度がどうなるのかなと。今日ぐらい高い路面温度に対しては自信がありますし、低くても悪くはなかったので、結構期待はしています。
　ブリヂストンタイヤを履いたポールポジションの65号車とMercedes AMG GT3同士の戦いになるのかなとは思いますけど、777号車（Aston Martin Vantage GT3 EVO）も勢いがいいですし、エボを手に入れたランボルギーニ（LAMBORGHINI HURACAN GT3 EVO2）２台も手強そうなので簡単ではないと思っています。僕たちとしては作戦をミスらないようにしっかりやれることをやって、勝てたらいいなと思っています」

 

 

 

 

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