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2024.08.04
【GTA定例会見:Rd.4 富士】2025シーズンカレンダー発表で坂東代表がマレーシア戦の復活等を説明

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 第4戦決勝レースを控えた8月4日午前にGTアソシエイション(GTA)は各大会恒例の定例記者会見を実施。このなかで坂東正明GTA代表が、来シーズンのレースカレンダーや2027年導入予定の新型車両等について説明した。

 先日発表した2025年シーズンの開催カレンダーには、マレーシア大会が組み込まれた。これについて坂東代表は、「SUPER GTの付加価値、認知度向上、グローバル化などを頭に入れながら行なってきたが、2013年にマレーシア戦が終わり、その後タイ・ブリラム開催にたどり着いた。2019年の時点では2020年のマレーシア戦の復活が決まっていた」と前置きした上で、コロナ禍を経て今年1月にはセパン・インターナショナル・サーキットを訪問したことに言及。マレーシア政府や観光省の全面的な協力のもと、次戦の鈴鹿では観光省の副大臣を招いての調印式を執り行ないたいと意欲をみせた。マレーシアでのレース復活開催に向け、アジア圏での認知度向上はもとより、幅広いマーティングを意識したプロモーションを展開する予定だ。

> 2025年のSUPER GTカレンダー(予定)を発表。海外1大会を含む全8大会の開催を予定


 続いて、GTAが打ち出している“SUPER GT Green Project 2030”の環境対応ロードマップのひとつ「2027年以降におけるGT500新型車両導入」についての質問がなされたが、その進捗について「結論的なものはまだ出ていない。ただ、環境に留意したもののハイブリッドやHEV、モーターなどが、“やらなければいけない”部分。これを大前提として論議をしている」と回答した。 加えて、2030年に向けて「グリーンプロジェクトとしてはタイヤ問題に着手しており、その他にもエンジンでの燃費に取り組んでいる。さらにはより進化したe-fuel、この3つくらいが、今後の2030年のプロジェクトの方針、方向性として確立させることになる」という見解を述べた。

 

 

 

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