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2024.08.04
The Voice_04:決勝上位コメント/GT300

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【The Voice_04】
決勝上位コメント/GT300

 

 

 

 

2位
No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

 

谷口信輝
JPを押さえることしか、考えていなかった

「もう、最後は完全に56号車の動きを読んで走っていました。JP(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)を押さえることしか考えていなかったです。JPを押さえるのは厳しかったですね。特に残り7周あたりからはかなり苦しくて、もう背後にピッタリな感じでした。
 今日は勝つつもりでスタートしたのに、65号車が速すぎて、運も含めて全部もっていったから……こんなラクなレースはなかったろうね(苦笑)。これはもう勝てないなと思ってからは、ひたすら2位狙い。でも、87号車も速かったから、いいとこ3位かなとも思っていたんです。実は、87号車が消えた(順位を下げた)ことを知らなくて。ずっと3位争いをしてるんだって思って走っていたんですが、そうしたら2位争いだって……チームの誰もが教えてくれないんだもん(笑)。まぁでも久しぶりの表彰台だったので良かったです」

 

 

片岡龍也
動きは少なかったけど、すごくレベルの高いレースだった

「(予選終了後に『ロングに自信がある』と言っていましたが?)みんなも同じように自信があったんですね(笑)。みんな速かったです。実際、自分もスタートからほぼ1秒以内のタイムをずーっと刻み続けていたんですけど、みんなも同じだから、まるでフォーミュラのスプリントレースをしているみたいな感じでした。GT500が絡むくらいで何も起きないというね(笑)。でも、動きは少なかったですけど、レベルはすごく高いレースだったと思います。そんな状態でしたから、『ミスした人が負け』というなかで谷口選手にバトンをつないで、JP(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)という強敵を見事抑え切ってくれました。
 優勝した65号車には(ピットイン直後にFCYになるという)運もありましたけど、実力もあったので多分何もなくても勝ったでしょうし、自分たちとしては今日は獲れる最高の順位を獲れたと思うので満足しています。
 今回いいタイヤも見つかりましたし、実際にレースでもそれが確認ができたので、暑い時期のレースは楽しみです。僕たち自身が楽しみなので、次の鈴鹿でも応援していただければと思います」

 

 

 

 

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3位
No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R

 

佐々木大樹
チームと一緒にもぎ獲った3位

「今日のレースは(ブッチ切りで速かった)65号車は抜きとして、2位争いはファーストスティントもセカンドスティントもほぼ速さが同じで、そのなかでピット作業だったりアウトラップ/インラップでうまく前に出られたので、チームと一緒にもぎ獲った3位かなと思います。
 僕のスティント(前半)も3番手以降ずっと“数珠繋ぎ”でみんながスリップに入っている状況が続いていたのでなかなか抜くことができなかったんですけど、差が少ないままピット作業までもっていけたので、それで1~2台抜けましたし、その後JP選手が1台抜いてくれて3位になりました。本当は4号車も抜きたかったんですけど、速くて届きませんでしたね。
 前回の鈴鹿(第3戦)はまったくレースにならなかったんですけど、しっかり見直して、次の鈴鹿ではいいレースができるようにしたいなと思います」

 

 

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
アウトラップのために出来る限り攻めの走りに徹した

「僕のスティントではとにかくアウトラップが重要になると考えていました。結果としてアウトラップではいい走りができたし、その走りをするために出来る限り攻めの走りに徹しました。
 その結果、87号車を押さえられたし、次の周にはピットアウトしてきた777号車を100Rの先のヘアピン(アドバンコーナー)でかわし、そのあとは88号車も抜くことができたんです。とにかくペースが良かったですね。
 ただ、4号車は強かった……。最終セクターでかなりプッシュして谷口(信輝)選手に近づいたんですが、もうタイヤがすでに消耗していました。そういう状況だったので逆転するほどの速さはなかったんですが、一度は逆転のチャンスがあったんです。ダンロップコーナーでアウト側から攻めたんですけど……まぁこれもレースですね」

 

 

 

 

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