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2024.11.27
第5戦 鈴鹿:サーキットガイド

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第5戦 鈴鹿サーキット:サーキットガイド

 

観戦メモ:鈴鹿サーキット

 第5戦鈴鹿は8月31日、9月1日に開催予定だったが、台風10号による影響により、12月7、8日に開催が延期されたため、この一戦が2024シーズンの最終戦となった。
 2024年の最終戦となった鈴鹿サーキットは、1962年9月に日本初の常設舗装サーキットとして開業して以来、F1世界選手権やSUPER GTをはじめとする国内ビッグレースを開催している海外知名度も高いコースである。そのレイアウトは全長、約5,8km(4輪レース時)と日本で最長で、立体交差がある8字を描く形状である。これは世界的にも珍しいものだ。また中高速から低速まで多彩なコーナーが存在し、国内外のトップドライバーから挑戦し甲斐のあるサーキットと好評である。
 来場のファンからも人気があるコーナーとしては、まず1コーナーからテクニカルなS字・逆バンクコーナーにかけてのテクニカル部分。大きな常設スタンドもあり定番の観戦エリアだ。1コーナーはGT500マシンならメインストレートからノーブレーキで進入する大迫力が魅力。さらに、そこから急減速して2コーナー、そしてアクセルワークの技術を駆使して駆け抜けるASURA S字コーナー・逆バンクコーナーまで、ダイナミックなマシンの挙動とバトルが見渡せる。また、バトルシーンなら日立Astemoシケインと最終コーナーもお勧めだ。ここはコース1周最後の勝負どころであり、スピードも落ちるのでコーナーへの進入でサイド・バイ・サイド(横並び)になりやすい。SUPER GTらしい迫力あるバトルを見たい方はぜひ訪れてほしい。
 鈴鹿サーキットへのアクセスは、自動車なら東名阪自動車道・鈴鹿ICまたは亀山ICで降りて20〜30分。公共交通機関なら近鉄の白子駅か平田町駅からバスやタクシー、伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅なら徒歩20分少々と手段も豊富だ。
 なお、レースは基本、屋外での観戦となるので、12月開催ゆえに十分な防寒対策をして最終戦を存分に楽しんでほしい。

 

鈴鹿サーキットの観戦ポイント| About SUPER GT

 

 

 

 

サーキット・データ:鈴鹿サーキット

コースデータ
コース全長 5,807m
コース幅 10〜16m
高低差 52m
コースレコード
GT500
1'44.112 国本雄資/No.19 WedsSport ADVAN GR Supra 2022年 第3戦予選Q2(5月28日)
GT300
1'55.531 中山雄一/No.96 K-tunes RC F GT3 2018年 第3戦予選Q2(5月19日)
2023年第5戦 優勝(450kmレース)
GT500 No.16 ARTA MUGEN NSX-GT 福住仁嶺/大津弘樹
GT300 No.18 UPGARAGE NSX GT3 小林崇志/小出峻
2024年第3戦 優勝(3時間レース)
GT500 No.37 Deloitte TOM'S GR Supra 笹原右京/ジュリアーノ・アレジ
GT300 No.777 D'station Vantage GT3 藤井誠暢/チャーリー・ファグ
2023年第5戦 ポールポジション
GT500 福住仁嶺/No.16 ARTA MUGEN NSX-GT 1'46.385
GT300 山内英輝/No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 1'57.608
2024年第3戦 ポールポジション(タイムは2選手の合算)
GT500 笹原右京/ジュリアーノ・アレジ/No.37 Deloitte TOM'S GR Supra 3'31.873
GT300 藤井誠暢/チャーリー・ファグ/No.777 D'station Vantage GT3 3'56.190

 

 

鈴鹿大会公式戦全38戦のデータ

優勝回数
最多勝ドライバー
(今季参戦ドライバーのみ)
GT500:松田次生(5勝)
GT300:新田守男(4勝)
GT500 メーカー別 日産:15勝(フェアレディZ:4勝、GT-R:11勝)
トヨタ/レクサス:12勝(スープラ:3勝、LC500:1勝、RC F:3勝、SC430:5勝)
ホンダ:10勝(NSX:7勝、HSV-010GT:3勝)
海外メーカー:1勝(マクラーレン:1勝)
GT300 最多勝車種 ニッサン フェアレディZ(3勝)
※現在のGT300規定車両(No.11)は未勝利。現行車種以外:トヨタ セリカ(3勝)
ポールポジション回数
最多回数ドライバー
(今季参戦ドライバーのみ)
GT500:ロニー・クインタレッリ(4回)

GT300:新田守男、山内英輝(3回)

GT500 メーカー別 ホンダ:15回(NSX:13回、HSV-010GT:2回)
日 産:11回(フェアレディZ:3回、GT-R:8回)
トヨタ/レクサス:11回(スープラ:8回、LC500:1回、RC F:1回、SC430:1回)
海外メーカー:1回(マクラーレン:1回)
GT300 最多ポールポジション車種 スバル BRZ(4回)

 

 

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