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2024.10.19
Catch Up_01:リル・ワドゥー(No.45 PONOS FERRARI 296)

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【Catch Up_01】
少壮気鋭の女性ドライバー

 

今シーズン、SUPER GTにデビューを果たしたリル・ワドゥー選手。前回の第6戦SUGOではチーム初となる2位獲得し、SUPER GTで初めて表彰台に上がった女性ドライバーにもなりました。現在、23歳のワドゥー選手は、レーシングカートから2017年には4輪へとステップアップ。2022年にWEC(世界耐久選手権)へデビューすると、翌年にはLMGTEアマクラスで優勝を果たすという実力派でもあります。

SUGOでは、暫定トップから激しい攻防戦を展開。たくさんの見せ場を披露する力走にSUPER GTファンも魅了されたのではないでしょうか。そんなワドゥー選手に、シーズン終盤に向けての意気込みを伺いました。

 

 

No.45 PONOS FERRARI 296
リル・ワドゥー

 

また表彰台を狙って戦います!

 

 

 

 

── SUGOで初の表彰台に立ったことで、多くの反響があったと思います。

「前回、SUGOでSUPER GTで初めての表彰台に上がることができたのは、うれしかったですね。これまでのレースではトップ10でのレースをすることがなかなか難しかっただけに、チームにとってもいい結果になったし、とても良かったと思っています。レースはあいにく天気に恵まれなかったものの、装着するミシュランタイヤのおかげで強い戦いをすることができました。その結果、SUPER GTで女性として初めての表彰台に上がるというすばらしいリザルトを残すことができたのは本当にうれしかったですね。引き続き、同じような活躍ができるようにがんばっていきたいと思います。  表彰台を獲得したことで、SNSにもメッセージをもらいました。こうやって日本のレースでがんばっていることをもっとたくさんの人たちに知ってもらいたいと思っていますし、女性ドライバーであっても同じ”土俵”で戦えることを示せたことは良かったと思います。これからも、できる限りベストなパフォーマンスをお見せしたいと思っています。SUPER GTではもちろんのこと、どのレースにおいてもいつも力を出し切って戦っています。それこそが私の仕事であると自負していますから!」

 

 

 

 

── オートポリスは今回が初めてですね。準備はいかがですか?

「今回、初めてのオートポリスでのレースを迎えることになりましたが、もちろんシミュレーターは使いました。そこでよいフィーリングを得てるとはいえ、やはり実際のコースとの差はあるのでやっぱり走ってみないとわからないと思っています。チャレンジングな感じであることは確かですが、それでもやっぱり走ってみないと⋯⋯というのがホンネですね」


── 早いもので、今回のレースを含めて残り3戦となりました。今後の目標を教えてください。

「シーズン終盤そして来年に向け、さらに良い走りができたらと思います。私だけでなく、クルマもチームもしっかりと準備を進め、一歩一歩確実に力をつけていると思っていますし、そのなかで戦える状況が整っていきていると思っています。もちろん表彰台も意識して戦っていきます。チームとしても、また表彰台に立てるチャンスが巡ってくると信じて戦いたいですね」


── ところで。日本では今の季節、”食欲の秋”という言葉をよく用いるのですが、ワドゥー選手が一番好きな日本食は何ですか?

「うーん⋯⋯実はよくわかりません。お肉は好きなんですけど(苦笑)。とくに焼肉が好きです。東京でパスタを試してみたけれど、ちょっとソースが思ったものと違ってて。今のところ、あれこれ試したくないなって思っているんですよね(笑)」

 

 

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