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2024.10.20
The Voice_02:決勝上位コメント/GT300

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【The Voice_02】
決勝上位コメント/GT300

 

 

 

 

2位
No.2 muta Racing GR86 GT

 

堤 優威
シリーズ争いを考えれば良い結果だったと受け止めている

「まず、スタートドライバーの平良選手が最初の8周くらいで様子を見て、もしタイムが落ちてくるようだったら周回を引っ張るのは難しいだろうから、(レース時間の)3分の1くらいまで引っ張ろうという感じでした。ですが、最初に平良選手が前のクルマにぶつかりそうになって1コーナーで飛び出してしまったんです。ただ、そこからのペースがすごく良くて速かったので、(9周終わりで)ピットインして給油だけしてダブルスティントで走ってもらいました。そこでセーフティカー(SC)を狙っていたらうまくいった、そんな感じです。
 僕らはダメなところ(後方グリッド)から一気にポジションアップすることができたし、さらに戦略的にも平良選手が装着したタイヤが良くて、僕のスティントでも同じコンパウンドのタイヤを着けました。実際、とてもラップタイムも良かったですね。終盤は路面状況も厳しかったですが、まさか(SC手順違反による)ドライブスルーを受けるとは(苦笑)。すごく波乱万丈なレースになりましたが、でもそのなかでチームスタッフは“しっかりやらなきゃ!”と頑張ってくれました。まぁ、”タラレバ”で言えば勝てたレースだと思いますが、ペナルティを受けても2番手で戻ってこれたので、シリーズ争いを考えれば良い結果だったと受け止めています。苦しいゴタゴタした展開ながら表彰台に乗れたのはすごく良かったです。
 シリーズポイントも65号車との差が縮まったので、しっかりとチャンピオンが獲れるようにしないと。平良選手もルールをちゃんと見直して頑張りますから! 今日は僕らに速さがあったからこその作戦だったし、そこは良かったと思います」

 

 

平良 響
今日は“自分でレースを壊してしまった”という思いがある

「セーフティカー(SC)後のリスタートに向けて、早く加速したかったこともあって、前にいたGT500クラスの隊列と間を離して走っていたんですが、結果としてその間を離し過ぎたことがペナルティの原因になりました。ドライバー交代後、ピットで(モニターに表示された”検証中”の表記を)見て、多分そのことだろうとは思っていました。
 今回はまず序盤に1コーナーで飛び出して前との差が開いてしまったので、“なんとか立て直さないと”と思いながら走っていました。でもその後にドライブスルーペナルティを受けてしまって⋯⋯。結果として、そのふたつがなければイージーなレースで勝てていたと思うので、今日は“自分でレースを壊してしまった”という思いがあります。残り2戦はしっかりいい戦いをしたいと思います」

 

 

 

 

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3位
No.96 K-tunes RC F GT3

 

新田守男
今回は僕らが目標としていたところにいけた

「高木選手が最初のスティントで築いたマージンがセーフティカーが入ってなくなってしまったのがもったいなかったですし、あとはピットの度に戦略的な部分でうまくいかなかったことは反省点かなと。あとは“運”が大きかったですね。いろいろな場面でいいところで走れました。今回は僕らが目標としていたところ(表彰台)にいけたから本当に良かったと思っています。
 ただ、実はクルマの状態が完璧ではなくて、僕としては“重症”だと思っているんですが、スターターが回らなくなったり、電源がいきなり落ちたりするので、そういうところを直していかないと。次のもてぎ戦に向けてチームと一緒に頑張っていきたいと思います」

 

 

高木真一
今日は完璧なレースができました!

「すごく調子良くて、スタートでトップまでいって、自分でもビックリしました(笑)。
 その後、ピットで多少遅れて9番手くらいまで落ちてしまったんですけど、新田選手が追い上げてくれましたし、クルマの状態は良かったので、あとは最後のスティントで僕がどれだけ追い上げられるかなと思っていました。いずれにしろタイヤの開発も含めて、いろいろなことがうまくいきましたね。今日は完璧なレースができました。
 でも、次のもてぎはちょっと厳しいですね(苦笑)。クルマにトラブルが出たりしていて……そこを直していかないとレースにならないかなと思っています」

 

 

 

 

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