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2024.11.02
The Voice_01:予選上位コメント/GT500

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【The Voice_01】
予選上位コメント/GT500

※予選Q1→Q2走行の順に掲載しています。

 

2位/No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8

 

 

 

 

野尻智紀(Q1担当)
チームにはすごくいいクルマを用意してもらった

 

「僕はレイン(コンディション)でここ最近走っていなかったので、 そういった意味では久々の(雨の)予選で楽しみだなっていうところも、緊張するなっていうのもありました。幸い、非常に今回持ち込んだクルマが決まっていたので、 久しぶりでもすごく自信をもってドライブできたので、その辺はこれまでいろいろもてぎに向けてやってきたことが、ある程度形になったのかなと思いました。チームにはすごくいいクルマを用意してもらってありがたいなと思っています。

アタックは、一応2周連続で行きました。ただ、手前の周の3コーナーで軽くコースオフして”四脱(四輪脱輪)”だったので、そのあともプッシュはしていたものの次の周はコースオフしないようにと、ちょっと”置きながら”まとめた感じになりました。かなり神経を使って、でもプッシュしていかないと⋯⋯という感じですが、なんとかうまく乗り越えられたのかなと思いますね。

(Q2担当の松下信治には)Q1を走って、午前中のフィーリングとどのあたりが違うかとか、フィーリングがいい方に変わったということや、(コース上の)こういうところはちょっと注意してね、とかそういうことを伝えました。

どのレースでも”優勝”という座はひとつしかないんですが、もてぎには勝つつもりで入ってきたし、なんとしてでも明日は優勝をもぎ取って、最終戦を楽しみたいなと思っています」

 

 

松下信治(Q2担当)
落ち着いてアタックはできた

 

「何周も連続で(アタックに)行くとタイヤが垂れるかなと思ってて、2周でいこうと思ったんですけど、その1周目で1コーナーで行き過ぎてしまって。ただ、タイヤもちょっと来てなかった(グリップしていなかった)んですよね。でも幸いにも時間が残ってたんで、次の周に自分のペースを探して、落ち着いてアタックはできたなと思います。まぁ、あんまり攻められなかったんですけどね。1周目でもうちょっと成功していれば、2周目のタイムも上がったんだろうなとは思うんですが、そこは”タラレバ”ですよね。予選中は、午前中からのコンディション的にもマイナス方向に行かず、クルマとしての部分もかなり前進できたと思います。先にアタックした野尻選手からも『すごく乗りやすいよ』みたいな話は聞いていました。

前回のオートポリスでは⋯⋯いや、前回だけでなく前々回もというか。優勝してからあとずっとダメで。でも、過ぎたことは変えられないので、明日しっかりとがんばります! ドライコンディションの決勝になるので、それは未知になりますよね。雨では速かったけど、ドライでも速くなきゃいけないので、ウォームアップでなんとか上手く合わせたいですね。気負うことなく全力を尽くして戦います」

 

 

 

 

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3位/No.36 au TOM’S GR Supra

 

 

 

坪井翔(Q1担当)
ウエットの方がチャンスがあるかなと思っていた

 

「どのサーキットでもウエット(コンディションでの走り)にはかなり自信を持ってるので、今回はウエットで予選をやってほしいという思いがやっぱり強かったですね。でも一方で、ここ数戦は予選が(通常の方法で)行われないというパターンが多かったので、ちょっと今日も(予選実施が)難しいかなと思ったんですけど、意外と雨が止む瞬間もあったので、『なんとか予選やってくれ』っていう気持ちがありました。ドライで普通に予選をやると僕たちは多分10番手もいけないだろうから、そういう意味ではウエットの方がチャンスがあるかなと思っていました。

朝のフリーも調子が良かったですし、(好位置につける)チャンスがあるなと思っていました。クルマの調子がいいと思ってQ1を行ったんですが、僕自身がちゃんとアタックしきれなかった部分もあって。ミスもあったり、10分間の中でやっぱりタイヤが温まらなかったりして⋯⋯。それと、今回、Supra勢はピット位置が1番うしろなので、ちょっとそのツラさみたいなことがやっぱりあって、思ったように満足のいくアタックができなかったんですけど、クルマ的にちょっと朝(の公式練習)と雰囲気が違う部分があったんです。内容は言えないんですけど(笑)、『多分これじゃないか』っていう明確な答がQ2までにしっかりと見つけたんです。それを施したらQ2でバッチリと決まって、山下(健太)選手もめちゃくちゃいい走りをしてくれました。

(山下選手も)アタックするタイミングが難しかったみたいで、最後の周しかアタックできなかったんですけど、そのなかでしっかり1周で決めてくるっていう、素晴らしい走りだったと思います。3位になって1点が獲れたというのが(シリーズ争いを考えても)めちゃくちゃデカいじゃないですか。 貴重な1点を獲れたので、山下選手とチームに感謝ですね。

もてぎ(のコース)は抜くのが大変なので、この3位からスタートできるのは大きい。まずは順位をしっかりキープしつつ、もちろん狙えるなら前も狙いますが、周りはサクセスウェイトが軽いので、慌てずに僕らの走りをして、抜かれたとしても焦らずにしっかりと僕ららしい走りをしたいですね。どちらかというと決勝は得意だし、僕らの走りができれば表彰台は十分チャンスはあると思います。気を緩めずに明日のレースに臨みたいですね。しっかり仕事をすれば自ずと結果はついてくると思っています。がんばります」

 

 

山下健太(Q2担当)
今年の予選のなかでも結構上手くまとまった1周だった

 

「朝(の公式練習)からそんなにクルマもタイヤも悪くなくて、ポジションもいいところにずっといたので、流れとしてはすごく良かったとは思います。Q1で坪井(翔)選手が走ったあと、朝とQ1とでまたフィーリングが変わったのかな、っていうことがありました。でもQ2に向けて調整できて良かったです。それと、ピットの位置が他のチームよりも後方だったので、クリアラップを取るためにいろいろと考えて、一応最後からコースインするっていう形になったんですが、それでもやっぱり前のクルマに詰まる形になってしまいました。4周しかできないないってのはわかっていたんですが、もう3周連続で(前のクルマに引っかり)タイムが出せてなくて。でも、最後の1周で決めなきゃいけないことは分かっていたので、それが結構上手くいって⋯⋯個人的には今年の予選のなかでも結構上手くまとまった1周だったんです。それが結果になって現れて良かったです。とはいえ、乗ってる本人でもヒヤヒヤしてましたけどね(笑)。

(燃料流量リストリクター径の)"1リスダウン"でのもてぎってかなりキツいと思っていたのですが、今日は雨にも味方してもらってまさか決勝を3位でスタートできるとは思っていませんでした。でも、明日晴れたら、その”1リス”がデカく効いてくると思うので、決勝はそんな簡単にいくとは思っていません。ただ、36号車がレースペースで速いってことは周りのみんなも知ってることだし、優勝を目指して欲を出して変なことをするんじゃなく、まずは3位をキープしてゴールしたいですね。それができれば最終戦の鈴鹿に向けていい感じでいけると思います」

 

 

 

 

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