No.36 au TOM'S GR Supra
坪井翔
「こんなに上出来でいいのかと思うぐらいの結果を残せた」
今の気持ちとしては、こんなに上出来でいいのかと思うぐらいの結果を残せたのかなと思います。前半のスティントに関しては、3番手からのスタートだったので、チャンスがあればやっぱりトップを狙いたいなとは思っていました。(燃料流量リストリクター径の調整が)“1リスダウン”のもてぎをドライコンディションで普通に走ったら、なかなか厳しい戦いなんじゃないかと予想はしていたんですが、FCY(フルコースイエロー)のタイミングだったりとかをうまく利用して、タイヤのウォームアップ性のいいところもうまく使いながら、(前の)2台を抜くことができました。自分のスティントとしてはトップに立ったこともそうですし、10秒近くリードを広げた状態で山下(健太)選手に(バトンを)渡すことができたので、前半スティントでやれることはきっちりできたかなと思います。
(最終戦鈴鹿は)ポイントリーダーで臨めますし、(獲得ポイントで)大量リードを築いた状態で臨めるので、チャンピオンシップに関しては、しっかり僕たちらしいレースができれば十分にチャンスはあるのかなと思うんですけど、油断した瞬間に(ライバルに)やられてしまうと思うので、ノーウェイト(ハンデ)レースでしっかりと勝ち切ることをとにかく意識して…。もちろん、チャンピオン(獲得)は意識しますけど、目先のレースでしっかり勝てるようにしたいなと思っています。
山下健太
「本当に余裕をもって走ることができて、タイヤもかなり労りながら走った」
自分も、こんなにうまくいって大丈夫なのかなという思いが強いです。今日のレースは坪井(翔)選手がスタートでトップに立ってくれて、そこから10秒のギャップを築いてくれた状態で渡してくれたので、後半スティントはちょっと長かったですが、自分としては本当に余裕をもって走ることができて、タイヤもかなり労りながら走っていました。最終的に20秒差ぐらいまで広げることができたし、クルマも良かったし、ピット(作業)も速かったし、坪井選手が(マージンを)10秒足してくれたし…。みんなに感謝です。
(ランキング2位のNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTに対して)18ポイント差? ぐらいですか。そんなに大量のリードをもって最終戦(を迎える)っていうのはなかなかないことだと思うので、逆にちょっと何かが起きるんじゃないかという怖さもありますが、(最終戦鈴鹿は)シーズン3勝目というのをやっぱり目指しています。普通に優勝を目指して…、最後を勝って終わるのがベストなので、チャンピオンはそんなに意識せず、優勝を狙いたいと思います。
No.88 VENTENY Lamborghini GT3
小暮卓史
「予選の順位を考えると優勝できるとは思っていなかった」
今季3勝目ということですごく嬉しいです。予選の順位を考えると、まさか優勝できるとは思っていなかったので。
前半(担当)の元嶋(佑弥)選手ががんばってクルマを速く走らせてくれていたので、すごく期待がもてました。後半は65号車をパスすることができて(自分の)仕事の大部分が終わったなというか、ホッとしました。その後は自分のペースを守って走り、シリーズ争いを最終戦につなげられたのでいい週末だったと思います。
則竹(功雄)監督含めチームもヨコハマタイヤさんもすごくがんばってくれているので、みんなが報われてほしいなと。最終戦ではチャンピオンを獲って、いい思いをしてほしいなというのがすごくあります。レースは“なるようにしかならない”と言うと無責任なんですけど……、ベストを尽くすだけですね。もちろんチャンピオンを意識していきますが、いいレースができる予感はしているのですごく期待していますし、がんばりたいなと思っています。
元嶋佑弥
「65号車の前でゴールできたことが一番良かった」
優勝できると思っていなかったんですけど、チャンピオンシップ(争い)に残るために65号車の前でゴールしなければいけなかったので、優勝できたことはもちろん、まずは(タイトルを争う)65号車の前でゴールできたことが一番良かったなと思います。
自分のスティントを振り返ると、前回のオートポリスもそうだったんですけど、僕はレースで波風立てずに走りたいタイプなんですね。でも予選順位が沈んで65号車がすごく遠くに見えたので、そこまでは死にものぐるいで追いつかなきゃいけないと思って走りました。その結果たくさんオーバーテイクできて、小暮(卓史)選手にある程度上位で(バトンを)わたすことができました。65号車がタイヤで苦しんでいることは前半のうちに見えていたんですが、もし(65号車がタイヤ)無交換できた場合でも(自分たちの)タイヤがすごく良かったので4輪交換してもこっちに分があるんじゃないかなと思っていました(88号車は後輪2本、65号車は無交換の作戦を採った)。
最終戦にはもちろんチャンピオンを意識して挑みます。ランボルギーニでチャンピオンシップを争いながら最終戦を迎えるのは初めてだと思うんですが、JLOCの則竹(功雄)代表が長年このチームを運営してきているので、まずはやっぱり則竹代表に最高の思い出をプレゼントしたいというのが一番ですね。また、この数年ヨコハマタイヤとも関係性を深めてきて、常に『チャンピオンを獲れるように』と言いながら良い関係を築けていると思うので、みんなで最後に最高の思い出が残るようなレースができたらいいなと思います。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI | |
12/07-08 | Round5 SUZUKA |